2007-12-26

お茶

今日坂を下りて、用事を終えて、主人のセーターを取換えに横浜駅に行こうと思い、駅に向かって行ったら、陶芸教室のT先生をお見かけしたので、ご挨拶した。ちょうど3泊4日で志野焼きを焼き終えられたということで、自分の抹茶茶碗を見に教室を訪ねることにした。

教室に行くと、Y先生がいらして、いつも制作をしているテーブルの上に、たくさんの志野焼きの作品が並んでいた。

自分のを見つけ、なかなかよく仕上がっていて一安心。

他の方の作品を見ながら、Y先生と色々話しが弾んだ。そうこうしているうちに、用事を済ませたT先生も戻られ、いろいろ志野焼きの話しを伺った。伺っている間に、

「ピシーンッ」

という音を聞いた。焼き上げた後に、釉(ゆう)がけの下にひびが入り模様となる時の音―貫入(かんにゅう)だそうだ。いつもは焼きあがってから数日経って自分の作品にふれるので、貫入を聞くことはなかった。今回は貴重な体験をさせていただいた。

今回の絵付けは、山を描いてみた。茶碗の地肌は紫の色も出た。まるで夕焼けのようだ。茶碗に銘を着けても良いそうなので、ちょっと考えてみる。

この茶碗を使って、2月に教室の2階にあるお茶室でお茶会があるそう。今から楽しみだ。

Y先生が、お茶とお菓子を出してくださったので、すっかりくつろいで1時間程3人で楽しくおしゃべりをした。話しの内容はいつしか、美味しい食べ物に行きついてしまった。やはり陶芸をやる人は、美食家が多い。

主人のセーターを換えに行くはずが、すっかり寄り道してしまった。でも、楽しいひと時だった。

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