2014-07-09

バースデーライブ


昨日の晩、小坂忠さんのバースデーライブがあり、お茶のお稽古の後、下北沢に向かった。アコギ2本とキーボードの編成で、娘さんのAsiahさんの歌も加わり、忠さんの深みのある歌声とギターの音色・・・あっという間の2時間半を過ごした。懐かしい歌を聞きながら、色々な思い出が甦った。

バースデーライブということで、お祝いのスペシャルゲストとして、亀渕友香さんと金子マリさんが一曲づつ忠さんと歌ってくれた。 金子マリさんの歌にも、ぐっときた。

途中10分間の休憩の間、ちょうど隣に座った、ずーっと前から顔見知りではあるが、いつどこで知り合ったかお互い思い出せない女性が、実は26年ほど前に、私がある会で宣教師さんの通訳をしていた時に、その宣教師さんの話しを聞いて、クリスチャンになろうと決断して、その後人生に息吹が与えられた事を、忠さんの歌を聞きながら、思い出した事を話してくれた。そういえば、そんなことをしていたことが、私の中にも思い出された。感動した。来年半世紀目の誕生日を迎えるが、最近自分の中で何か垣根の向こう側が見えてきた気がする一方、自分は生きてきた中で何か残せるような事をしてきたのだろうかと考える事がたまにある。そんな中で、自分が関わった出来事で、一人の人の生き方が変わり、充実した人生を送っているのを見れて、あの時一生懸命通訳してよかったなぁと思えた。

ライブも終わり、横浜までの道のりもあるので、忠さんの「NOBODY KNOWS」という去年12月に出たCDアルバムを、主人のお土産として購入し、忠さんにご挨拶してライブハウスを後にした。

歩きながら主人にこれから電車に乗って帰ることを電話で伝えた直後に、なんと前から兄が歩いて来るのが見えてびっくり!兄もびっくり!実は、兄家族はライブハウスの近くに住んでいて、ライブにも誘ったが平日なので、ちょっと無理だということだった。でもライブの話しをメールで聞かせて欲しいと頼まれていたので、少し立ち話ししながら伝えた。せっかく会ったので、主人のお土産ではあったが、きっと賛同してくれるだろうと思い、なかなか会えない兄にCDをあげた。どこか心の片隅で兄にばったり会うのではと思っていたのが、現実となってしまった。

なんかサプライズな晩となり、アドレナリンが出すぎて、各駅停車で帰ってきたにもかかわらず、あっという間に家に着いた。寝床には主人が夕方メールで予告してくれた、お土産が置いてあった。中身は、主人の職場の新宿三井ビル1階でやっている、世田谷の社会福祉法人の「藍工房展」で見つけてくれた、てびねりのマグカップ。藍色の釉薬、そして作意がないけど持ちやすい、味わいのある作品だった。旦那さん、お土産ありがとう!旦那さんのお土産なくなっちゃって、ごめんね。

昨晩は午前様だったが、アドレナリンでなかなか眠れなかった。もしかすると、お茶のお稽古で飲んだお抹茶も影響していたのかも。

とりあえず、今日も一日私ができる事をがんばろうっと…