2010-03-31

in NYC

無事ニューヨークに着き、岡村桂三郎さんの絵の搬入も順調に進み。明日はいよいよオープニング。そして次の朝早くもう日本へ帰る。

天気はあいにくの雨だが、今日明日は良い天気らしい。

滞在記は日本へ戻ってから。

旦那さん、元気でやってますよ!

2010-03-28

行ってきます

今日はこれから

今日は、教会での礼拝後、横顔駅のバスターミナルのYCATに向かい、成田を経て、ちょっとNYCまで。

今回は、前回ご一緒した、岡村桂三郎さんと奥様の通訳で5泊7日の旅。

岡村さんがチェルシーのDillon Galleryで個展をされるので、その搬入とオープニングのために通訳で行く。奥様とも時間を一緒に過ごせるのが楽しみ!

3年ぶりのNYCで、宿泊場所はネットで見つけた貸しアパートの新しい場所なので、ちょっと緊張感もあったのか、YCATに来るまでに、主人とプチ喧嘩をしてしまった。もちろん、すぐにお互いを赦し仲直りして、笑顔でバスに乗り込んだ。

主人には、一週間独身生活をさせてしまう。お互いがんばろう。

旅の共は、聖書と三谷幸喜さんの、この旅のために読まないで取っておいた本3冊。一気に読まないように心掛けている。4月には、三夜連続のドラマもあるらしい。楽しみ!

教会を出る時に、牧師さんが旅の安全と祝福を祈ってくださった。帰ってきた翌日はイエス・キリストの復活を祝うイースター!

さて、今回はNYでどんな生活になるかな?

2010-03-19

四年目のホワイトデー



よく男性は、記念日を忘れてしまうということを耳にする。主人は、覚えていてくれるほうだが、でも忘れられてしまうと、淋しくなってしまうのがいやで、記念日など近くになるとリマインドするようにしている。

今年のホワイトデーの前にも、「もうすぐ何の日かわかる~?」っと、リマインドしたが、主人曰く、ちゃんと覚えているからとのこと。よかった。

通年は、仕事から帰ったときに、ホワイトデーのプレゼントを渡してくれていた。今年は日曜日がホワイトデーだったため、朝もらえるのかなと、前日の夜思っていたが、朝教会の礼拝に行くために、バタバタ支度をしていたら、そんなことはすっかり忘れていた。

でも礼拝中に、「そういえば、もらってないな」と思い、もしや忘れたのかもと思った。

お昼をいただきながらホワイトデーの話題もでた後、教会を出ると、「じゃあ、これから旅にでます!」と。このセリフをいう時は、別々に分かれてプレゼントを買いに行く時。きっと、コンビニでホワイトデーのチョコレートでも買ってくるのだろうと、一人家路に着いた。

しばらくすると、主人が帰ってきた。「はいこれっ」と、渡してくれたのは、紙袋に入った、大き目のもの。紙袋には私の好きな「喜月堂」の文字が!




なんと、和菓子屋さんでスイーツを選んで買ってきてくれた。イチゴとあんこののったプリンと、純和風だと日持ちがしないだろうと、桜とブルーベリーのクーヘンも選んでくれた。


教会を出た後に、ふっと喜月堂に行って買おうと思いついたらしい。

果たして、お昼の話題になるまでホワイトデーを忘れていたのか、そういうプランだったのかは謎だが、でも、予想外のプレゼントに、奥さんは大満足なホワイトデーになった。

ナイス旦那さん!ありがとう!

2010-03-18

昨日の陶芸



昨日の陶芸では、備前の土で作った器の削り作業をした。

とりあえず、色々な形のかんなを使ってみた。



備前の土はやわらかく、優しいので、かなりざっくり削れ、同時にかんなの跡が残りやすい。やさしく削らなければならなかった。

また、色々な形のかんなを使ってみたが、一番相性がよかったのが、この一番丸みのあるかんな。優しい土には、丸いかんなが相性よかった。



「かんなの跡が残っちゃうなぁ」と思っていたところ、Y先生がやって来て、削ってから指で均してあげるといいと教えてくださった。やってみると、他の土とは違い、良い感じに形が整っていった。固くなりすぎないように、柔らかめで室に保管してくださっていたそうで、今までにない削りの楽しさがあった。自分の手の中で、形が変わり整えられていく。



そして、なんと2個削りが完成してしまった!

陶芸教室で、初めてさわった土が備前だった。その時は、タタラ作りで、板のように切ったものに、スタンプを押したり、ちょっと端を曲げてみたりとして、自分のイメージの中で、結構角ばった感じの土でしかなかったが、今回焼き締めの器を作ることにし、備前の土で初めて手びねりで作ってみて、イメージが変わった!

備前の土、面白いかも・・・・

2010-03-10

今日の陶芸は


昨晩降った雪が、残っていた。ずいぶんと降った形跡があるが、とりあえず今日は午後良い天気になってよかった。昨日は曇り空の上に青空が広がっているのを想像して過ごした。

今日の陶芸は、新しい作品を作った。土は備前。今まで、タタラ作りでしか使ったことのない土で、手びねりで作るのは初めて。



土は、粒子が細かいようで、粘土を触るとかなり手に残る。土がとても優しい感じがする。斜め前で同じ備前の土で削りをしていたKさんが、とても削りやすい粘土だと教えてくださった。


今回は、友達のプレゼントで、煮物が入れられる器を作った。縁を滑らかにするために、なめしを使った。なめしは、適度に水にぬらし親指と人差し指で、Y先生いわく「ふわっとつまむ」ようにつまみ、ロクロを手で高速度で回しながら、かけると良いと教わった。



そして、今日は少し形もつけてみたいとおもい、こんな形というのが、また言葉で出てこず、手で示してしまった。以前もこんなことあったなぁ。


今日は、2つ作れた。だいぶ形成する時間が短くなってきたが、粘土が優しく扱いやすくて早く形成できたのか、だいぶ慣れてきたのか、果たしてどちらだろう。




帰り道、太陽がまぶしく、久々の晴れわたる空に、心も晴々した。

家に帰ってから、近くに住む一人暮らしの、同じ教会に通うおばあさんのHさんに届け物があったので、久々に訪問して、お茶をいただいた。昨日の朝、13年共に暮らした、うちにも一度遊びに来たプードルのドリちゃんが、老衰で死んだそうだ。ちょうど淋しく思っていたところに、訪問できたのはほんとうによかった。心に慰めがありますように・・・・・

2010-03-03

今日の陶芸



ミモザの花が、あちらこちらの家で咲きほこっている。沈丁花の香りも、いい感じで匂っている。



今日の陶芸は、大き目の器の削り作業。サラダやパスタや煮物を入れることができたらと思って、作ったもの。土は志野A。

最近削り作業に時間が掛かってしまっていたが、今日は、一番重たかった底の部分を大胆に削り、側面も何回か削っただけで済んだ。粘土のひもを積み重ね、形成する時に、側面をなるべく薄く作ったのが、良かったようだ。

また、確か3週間前に形成したのだが、先生が室に入れて、粘土のやわらかさを保ってくださっていて、とても削りやすい固さになっていたのも、良かったのだろう。



今回は、最近色々な物を見て、ちょっと刺激を受け、模様を入れてみることにした。最初は一本線を一周させ、その上下にドットを釉掛けの時、絵の具でのせようと思っていた。

大雑把な性格の私は、いつものようにあまり考えずに、細い竹べらを器にあてて、ロクロを回したら、最後やっぱり同じ高さにならなかった。どうしようかと思い、前で作業していたMさんに相談しながら、この模様に落ちついた。言わなければ、こういうデザインなんだと思われそうなものに、落ち着けた。

久々に焼き上がりが楽しみ!

2010-03-02

目に見えないもの



緊急避難も、先週の木曜日に終わった。結局、先週の月曜日になっても、まだ揮発性の石油のような臭いは、少し軽減したが、依然石油臭が消えず、私だけホテル泊を続け、主人は、24時間窓を開け放ったまま自宅に留まり、通勤することになった。

困ったのは、月曜日の時点で業者に立ち会ってもらった時、業者さんにとっては、臭いはもうないと言われてしまったこと。でも確かに、私達夫婦は臭いを感じた。業者さんは、こういう臭いはかぎ慣れているだろう。

また、消費者センターから伺った、神奈川県塗装協会によると、臭いが落ち着くまでには1週間は掛かると言うことだった。業者さんや塗料会社に聞くと、3日でおさまると言うことだった。

でも、何せ臭いは目に見えないので、それぞれの感じ方が違うし、月曜日からの残り3泊分の宿泊代は、業者さんではもう出せないということになってしまった。臭いが残っているかどうか、測定してもらわなければ、証明にならないと。でも、日本のこういう仕事は、手続きに時間が掛かる。そうこうしているうちに、もちろん臭いは消えていく。果たして、測定してもらってもフェアーな結果がでるのかどうか・・・・

業者さんも、私達から臭いが残っていると言われても、いつまでもずるずるといってしまうのではと、怖れもあったようだ。まあ、昨今は”クレーマー”が増え、業者さんとしても、色々と恐れを抱く世の中になっているのだろう。業者さんも自分達の会社の利益を守らなければならない。でも、私達からすれば、最低限の要求をしているわけだが、話し合っている最中、なんだかこちらのほうが悪い気がしてきてしまった。こっちはあくまで、被害を受けただけなのに・・・・

先々週の臭いが発生した夜、家で寝て、翌朝、月のものが少し早目に始まったので、何らかの影響が人体にあるのは、体で感じた。ここで、宿泊代が出ないからといって、無理して家に留まり、後々になって体調が悪くなって後悔するのも嫌だったので、塗装協会の言うとおり、発生から1週間目までは、ホテル泊にした。自分の体のことは、自分がよくわかる。

先週の木曜日に、家に戻ってみると、やはり臭いがほとんどなくなっていて、人体への危険も感じることがなくなった。塗装協会の意見は正しかった。とりあえず、我が家に戻ってから拭き掃除をして、気分的にもさっぱりした。

とにかく、今回の事を通して、目に見えないものとの戦いを感じた。臭い、この世の圧力、恐れなど・・・・・。

その中で、目に見えない神様に祈る時、神様の守りを感じた。

ホテル泊は、臭いがないので安心だったが、でもやっぱり、家にいるほうが落ち着く。主人と離れて暮らすのも、やはり淋しかった。



今回の騒動で一つよかったのは、ホテルの所在地が主人との”デートの定番”である伊勢佐木町から近かったこと。ある晩、ブックオフに行ったら、探していた三谷幸喜さんのありふれた生活の残りのシリーズが3巻あった!緊張していた心が、ホッとなごんだ瞬間だった。これで、ありふれた生活シリーズが、全巻そろった!神様からのちょっとした慰めのような気がした。

それにしても、やっぱり自分の家が一番!当たり前に吸っていた空気、小さいながらも安心して寝れる場所があることは、本当に感謝なことだ。避難生活をしてらっしゃる、ハイチやチリの方々、津波警報で避難された方々の心労をお察しします。早く安心して生活できるようになりますように・・・・