2008-08-29

たね


昨日は、お茶の教室で、濃茶のお点前を教わり、初めて、濃茶を練った。T先生もMさんと私の練った濃茶を飲んでくださり、「初めてなのに、二人ともよく練れていて、おいしかったですよ。」と、二人とも褒められた。いくつになっても、褒められるって嬉しいものだ。

その後、髪を切りに、いつもの美容室まで出掛けた。

外苑前駅から歩いて5分ほどの場所で、2年ほど住んでいた場所なので、懐かしく思いながら、歩いた。南青山3丁目の交差点のところにある、ベルコモの脇の道端に、ちょっと都会の道端では見慣れない植物が植わっていた。

一瞬通り過ぎたが、なんだっ?と思い、振り返って見ると、バジルだった。誰がベルコモの隣にバジルなんか植えたんだろうと不思議に思いながら、でも、都会の片隅にバジルが植わっていることに、ホッとしながら美容室に到着した。

髪をやってもらっている間、前に置かれた雑誌の表紙の「アートのある・・・・」というタイトルに目がいったので、それを読み始めた。金沢や、直島、札幌など色々な街にある、アートスポットを紹介する記事だった。私の好きなジェームス・タレルの作品も、色々な所にインスタレーションされているが、わかった。

そして、東京の中で、外苑前にあるワタリウム美術館の展示で、4月26日~8月31日までやっている、「ファブリス・イベール たねを育てる展」という記事が、目に留まった。東京の中にたくさんの色々な種を植えるということも、企画としてやっているということで、なんとなくあのバジルと結びついた。定かではないが、きっと彼の植えた種が育っているに違いない。

彼は、「たねとはアート作品がつくられるための思想や行動のメタファーです。」と言っている。

たねは良い地にまかれると、100倍、60倍、30倍の実を結ぶと、聖書に出てくる。でも、道ばた、岩地、イバラの生えてる地にまかれると、すぐ鳥に食べられてしまったり、日照りで乾いてしまったり、ふさがれたりしてしまうと。

自分は、良い地でありたい・・・・

今日はこれから、4月にNYでお会いした、日本人女性ピアニストのコンサートが横浜ユニオン・チャーチで行われるので、友達と聴きに行こうと思う。午後から雨が降る予報だったが、今のとこはまずまずの天気。天気予報士さん達にとって、予測の立たない天気になっているのだろう。今早朝の雷鳴もすごかったなぁ。彼女のメールに、天候が守られるように祈ってくださいとあった。守られている・・・・神様ありがとう!


2008-08-27

今日は陶芸


今日は、太陽が出て、ちょっと夏がぶり返し、わたし的には嬉しかった一日。
そして、久々の陶芸教室の日。前回、いつ行ったか思いだせないほど、ずいぶん前のような気がした。

今日は、前回ろくろで作った、そば猪口の削りの作業。削りは、地味な作業で、けっこう技量がいるので、ちょっと苦手な作業といつも思ってしまう。今日も1個目は、思い出しながらの作業で、一時間以上掛かってしまった。

高台の部分を作っても、まだ底が重たく、削り直しを何回かしていったら、結構底が薄くなってしまって心配した。K先生は、「このくらい薄くても大丈夫ですよ。むしろいい感じです。」とおっしゃってくださった。

今日の高台は、本の見本を見て気に入ったもので、真ん中をもう一段掘り下げたやつ。なので、本当に気をつけないと、穴があき、植木鉢になりかねない。まあ、そうなったら、ミニ植木鉢で使えばいいやと、思いつつ削っていた。幸いに、そば猪口として完成した。

2個目は、一個目でだいぶ勘を取り戻し、かなり速いペースで削る事ができたが、最後の仕上げは来週。だんだん、苦手と思っていた削りが、楽しくなってきた。来週はできれば、残りの4個削れたら最高だな!楽しみ!


これは、友達のプレゼントのためリクエストを聞いて、「愛情いっぱいで作ってね」と言われた、「りんごを入れられる器」。彼女の家には、大きなイルカが碧い海の中で泳いでいる絵が飾ってあるので、それをイメージして、水色で縁を着色してみた。


気に入って使ってもらえるといいな~

2008-08-26

雨でもBBQ!


先週の土曜日、以前から誘われていた、ガーナ人の牧師さん主催恒例のBBQに行って来た。

週間予報を見ると、土曜日がだんだん晴れマークがなくなり、最後には午後は雨という予報になってしまった。

でも、BBQは決行ということで、主人と、主人の勤務先の先輩のフィリピン人夫妻のWさんとLさんも誘って一緒に向かった。

実に、国際色豊かなBBQで、ガーナ人、フィリピン人、パキスタン人、韓国人、メキシコ人、フィンランド人、アメリカ人そして日本人が40名程集まっていた。色々な言葉がいきかっていた。とても横浜らしい。

この恒例のBBQでは、いつもパキスタン人の方が、牛肉と鶏肉の味付けを、ターメリックやたくさんの香辛料を使って、味付けし、あんばいよく笑顔で何時間も焼いてくれる。この方は、横浜の小学校のPTAの会長さん達の中の会長さんだということ。横浜らしい。

フィリピンの方々は、実に穏やかで朗らかで、場を和ましてくださる。そして、初めて参加のWさんとLさんも、他のフィリピン人の人達とすぐに打ち解けて、帰りは私達より先に、一緒に仲良くなった人達と帰って行った。

私達も、行く前は8時ぐらいにはおいとましようと、話していたが、寒くなってきたのもあって、ちょっと早めにおいとまし、しめのパキスタン風の焼きそばには、今回ありつけなかったのが、心残り。

雨空が続き、気温もぐーんと落ちて、おまけにオリンピックも終わってしまったので、夏は終わってしまったかのように思える。っが、まだもうちょっと8月が残っている。このまま、夏が終わってしまうのは淋しい。またもうちょっと暑くなって~

2008-08-22

雲見の旅(完)



2日目の夕食前も、もの凄いボリューム!主人は、やっぱりおやつ抜きで、午後頑張っていた。量だけでなく、美味しいし、器も凝ったりして、いたれりつくせりの民宿三五郎! 

宿も、掃除がいきわたっていて、清潔感があり、ちょこっと草花が活けてあったり、センスのある小物がおいてあったりと、なんとも和む。 



それに、朝食も品数があって、美味しい。(オクラもでた!)前夜の夕食でお腹はそんなに空いてないが、でも、やっぱり美味しいので、完食! 

 


最終日が一番天気が良くなった。

 

次の日から主人の仕事が始まるので、あまり遅くなって帰れない。
 
 

主人は、他の人達がシュノーケリングをしているのを見て、この岸壁から今にも飛び込みそうな感じだったが、とりあえず、「また来よう!」っと言うことで、バスに乗り、横浜への帰路についた。

実は、今回、しばらく北アルプスの白馬岳に登ろうと話しが進んでいたのだが、1週間前に日程の変更があったり予算を考えて、この西伊豆の旅になった。最後の日の朝食を大広間で食べていたとき、ついていたテレビから、白馬岳での土砂崩れのニュースが流れ、2人の方(後に計3名)が亡くなったということを聞いた。 

もし、白馬岳に登っていたら、丁度同じ時に、土砂崩れが起こったところを、登っている予定のはずだった。亡くなられた方々の、ご家族やご友人、同僚の方々が慰められるように、神様に祈ります。 

人の命はいつ、この地上から取り去られるかわからないと、思わされた出来事だった。肉体は死んでも、魂と霊は永遠に生きるという希望を持っていられるのは、なんという希望と慰めだろう。 

この西伊豆での旅は、2人で楽しめる事が、新しく2つもできることを発見する旅となった。シュノーケリングと釣り! 

主人は、帰ってきてから、「これからは近くの海釣り公園で、まず練習してから大物ねらいに行こう!」とはりきっている。これは、竿をもう一本買わないといけないな・・・・ 

私の大好きな西伊豆を主人も大好きになってくれた!幸せだぁ!

雲見の旅 (1)



(2日目)今回は、抹茶茶碗も含めて、抹茶セットを持ってきた。ちょうど、可愛いチェリーの柄のふきんをいただいたので、茶碗を保護するために包んで持ってきた。日本のふきんてなかなか優れもの!朝食の後で、抹茶で一服した。旅でお茶を点てるのは、本当にほっとする。ちょっとかさばるが、持ってきたかいがあった。



主人は、私の父を真似て、午前中は昼寝がしたいと言ったが、「お父さんの昼寝は1時間ぐらいだったよ。」と教えてあげたら、「じゃあ、そうしよう。」ということで、1時間ぐらい昼寝をしてから、今日のメインイベント「貫人門(かんじんもん)」でのシュノーケリング。小さな山を越えなければならず、貫人門には売店もないので、民宿の女将さんのアドバイスで、飲み物とお昼を持参して、山道を登った。

15分ぐらい登ると、頂上に着き、そこから・・・・



こんな風景が、目の前に広がった。思わず主人も私も「わーっ!」と声が出てしまった。あいにく曇りだったので、海の色がいまいちだが、青空の日はもっと碧いに違いない。



西伊豆の海は、澄んでいる。写真の左端に、ちょうどトンボが写りこんだ。山道を歩いている時は、トカゲを何匹も見た。 自然がいっぱい。



10年前に雲見に来たときも、皆で貫人門にやって来た。変わっていない。大きな岩や大木を見るとき、自分が悩んだ悩みがたいしたことのないようにいつも感じる。自分が嬉しかった時も、悩んでいたときも、この岩は、変わらずここに、波に打たれながらずっと立っていたと思うと・・・・

この場所で、しばらくシュノーケリングをした。新婚旅行でグアムに行ったときも、シュノーケリング・セットを持っていったが、主人は興味がなかったらしく、やらなかった。今回も、「僕はいいよ。Joyがやってるの見てるよ。」と言っていたが、私が、「小さい青い魚がたくさんいるよ!たくさん魚いる!」というと、「じゃあ、やってみようかな」と、初トライ!

海から出てくると、「いやー、こんなに楽しいとは思わなかった。別世界だね!」と。シュノーケリングの楽しさをやっと分かってくれた!シュノーケリングは、水面に浮きながら、下に見えるきれいな魚や、岩地が、外から見ていては絶対わからない世界を楽しむ事ができる。釣りをするものにとっては、どんなところに魚がどんな感じでいるのか見れるのは、大いに参考になる。そして、シュノーケリングをつけていると、長い時間泳いでいられるし、もの凄い深い所に行っても、怖くない。



お昼を食べてから、スポットを変えて、また主人がトライ!「ここは、ダメ!魚いないわっ!」っと、もうすっかりベテランさんのよう。

その後、また雲見海岸に戻り、岩場でシュノーケリングをしたら、ここでも青い魚や、大きなシマダイのようなさかな、釣りで初めて釣った魚のカワハギ、うになどが見えた。今回はシュノーケリング・セットは1セットしかなかったので、今度来る時は、もう1セット買ってこようという結論にいたった。

夕方、もう一度釣りに行こうかとも思ったが、2人ともかなり疲れたので、温泉に入り、食事の時間までお昼寝タイムになった。

続く・・・

2008-08-20

帰宅中

二泊三日の雲見への旅は、あっという間だった。

後ろ髪を引かれながら、雲見を後にし、明日の主人の出勤に備えて、ちょっと早めに帰宅中。

電車は今回は空いていて、一応乗る直前に指定席を受けたが、指定席はいっぱいのようで、席がバラバラのになってしまい、結局自由席のほうが、全然余裕があり、そちらに三両ほど移動した。

今回持っていった、三浦綾子さんの「命ある限り」を車中で読み終えたので、座席前に入っているJRの「トレイン・ショップ」をパラパラと見てみた。これは、良くアメリカの旅客機のポケットに入ってる、不思議な商品が沢山載っている商品カタログと似ている。

「叫びの壷」なる商品が、「イライラ、モヤモヤは壷の中へ。ストレスを吐き出せる不思議な壷。特殊な内部設計により、大きな叫びもささやきに!」と、謳い文句が。

都会に戻って行く…

旅の記録はのちほど!

2008-08-18

第一日目終了

(真ん中に写っているのが、キタマクラ)

民宿に着いてから、さっそく海でひと泳ぎ。

竿を持っていったので、そのまま堤防へ向かい、久々の釣りをした。

糸の通し方とか、結びかたとか、主人のほうが良く覚えていた。小学生の頃、お父さんとよく釣りをしたそうだ。

先に釣りをしていた人達が、「今はキタマクラ(フグの一種)がいて、三秒で餌たべられちゃうよ!」と教えてくれた。やってみたら、本当にそうだった。

主人に竿を一度渡したら、キタマクラを一匹釣りあげた。さすが!でも、すぐにリリースした。主人も釣りにはまってくれたらいいな。

その後、民宿での楽しみにしていた夕食。期待を裏切らない、美味しさで、量もいっぱい!部屋食でもあったので二人とも大満足。

その後腹ごなしに、海まで散歩し、足湯につかりながら、花火に興じている人達を眺めた。そして、夜釣りをしている人達を見に行ったりと歩き回ったが、それでもまだ、お腹は満腹状態。

宿に戻り、ナトリウム泉の温泉にゆっくりつかり、リラックスした。

こうして、第一日目が終わった…

伊豆半島山越え

途中から主人も隣りに座れ、海岸線を眺めながら、伊豆急下田駅に無事到着した。

下田の駅のプラットホームは懐かしかった。駅の周りはだいぶ変わったようだが、山は変わっていなかった。

東海バスに乗り、伊豆半島を東から西へ50分ほど山越えし、松崎で雲見行きのバスに乗換える。

山越えは、小さい頃はえらく長く感じ、バス酔いまでしていて、海にたどり着くまでの最大の難関だった。でも今回はあっという間に着いてしまった。

あともうちょっとで、雲見!

今日はこれから

今日はこれから、夏休みスペシャル第三段!西伊豆の雲見に行く。

今年の夏休みは、山に行くか海に行くか、二転三転したが、日程や予算を考えて海になった。

雲見は10年程前に友達10名程でオートキャンプに行き、海がきれいだったことが、印象に残っていた。

今回、西伊豆の旅行の準備をしながら、埋もれていた、家族旅行の思い出がよみがえってきた。

旅行の前に母が手作りのワンピースを作り、それを着ていったこと。父が、午前中は海に行かずに民宿で昼寝をしていたこと。楽しい海に来ているのに、なぜ昼寝なんかするのか、子供心では理解できなかったが、今では分かるようになった。

また、家族の旅と留守の準備をして、出掛けた母は、大変だったろう。旅費も4人家族となると、なかなかの出費になったことだっただろう…楽しい夏の思い出を何回も作ってくれた両親に、今は感謝の思いでいっぱいだ。親に感謝の思いを表す事が出来るのは、親の生きているうちでしかできない。

今回は、大好きな西伊豆に主人と行けることに感謝。本当は青春18切符の旅にしたかったが、伊豆急とバスに乗らなければならず、断念。

まだまだ、電車は混んでいる。なんとか二人とも席に座れたことは、恵みだ。

っと思っていたら、主人が席を譲ってしまった…

2008-08-15

すいかジュース


今年の夏はまっている、もう一つのものがあった。

すいかジュース!

去年、通訳の仕事で、幸運にも京都の嵐山の吉兆で行われた会食会に連れて行ってもらえ、素敵な庭の見えるお座敷で、美味しいお料理を通訳しながら堪能させていただいた。

その時、最後にいただいたのがすいかジュースだった。とても美味しかったので、おかわりまでいただいた。そのすいかジュースには、すいかしか使われていなかった。

その味が忘れられずに、まねしてみた。種を取り除いたすいかの果肉と2~3粒の氷を入れて、ジューサーにかけるだけ。あの二度と行けないであろう吉兆の味と同じになった!

ちょっと面倒くさいと思われるが、でも驚くぐらい美味しくなる!夏のお勧めドリンク。

夏休みスペシャル!


昨日から主人の夏休みが始まった。
夕方、主人が「夏休みスペシャル!で、『元気寿司』に食べに行こう!」ということで、いつもの伊勢崎町サンモールへ行った。

夕方の風が少し涼しくなって、秋の気配を少し感じた。

「元気寿司」(ほんとは元祖寿司だが、我が家ではこう呼んでいる)は、安いのに、ネタが新鮮で、お店のおじさんも明るく、いつも満足して店を出てこれる。

ちょっといつもより食べ過ぎたので、散歩でもしたいなと思ったら、主人が、今まで行ったことのない方へ行ってみようということで、ブラブラ歩いていった。

途中、古道具屋さんに立ち寄ったり、中国食品のお店に立ち寄ったりした。ふと横を見ると、私の大好きな商店街、しかもアーケード付きの大きな商店街が目に入った。

もうお店は閉まっているようだったが、とりあえず偵察に行ってみた。なかなかいい感じの商店街で、惣菜屋さん、八百屋さん、そしてキムチ屋さんも多く、ちょっとしたコリアンタウンのようだった。涼しくなったら、一度ゆっくり来てみようと思う。

そして、今日も、「夏休みスペシャル第2弾」で、横浜駅で用事を済ませたあと、釣具の上州屋に行き、釣りの仕掛けや折りたたみバケツを買い、その後、ブラブラ気のむくままに、寄り道しながら、元町プールへ向かった。


今年も、何回かここにお世話になっている。私達は夜間しか来た事がないが、きっと今日の午後など、子供達でにぎわっていたことだろう。今晩はいつもより人が多かった。

終戦記念日の今日は、空が晴れわたり、夜にはきれいな満月が出ていた。グルジアや他の国での戦争や、色々な事件のニュースを見るが、この場所に至っては、なんとも平和だった。両腕に刺青の入った、ちょっと強面のお父さんが、子供と一緒にニコニコしながらプールで遊んでいたのも、印象的だった。水のあるところは、心がなごむ。

そして、プールを出たら、向こうの空がピカッと光り、今日も花火大会があるのかと思ったら、稲妻が雲に反射して、ピカピカしていた。稲妻を見るのが好きな私は、しばらくベンチに座って眺めていた。

主人が、「夏休みスペシャル!第2弾は、中華街でラーメンを食べます!」ということで、元町を突っ切り、中華街へ向かった。プールから歩いて10分程で中華街につけるのは、なんと贅沢なことだろうか。

主人と仲良くなり始めた頃に、友達みんなと行った、「慶福楼」というお店に入った。小さいけど夜遅くまで、いつもお客さんでいっぱい。お値段はリーズナブルでとにかく美味!私達は具沢山の五目そばをいただいたが、たった650円。他では¥800ぐらいする。元町で育った中国系の友達が教えてくれたお店なので、間違いない。ホント美味しい!

帰りは、中国系の八百屋さんで、モロッコインゲンや小さなスイカ、茄子を安くゲットして帰宅した。

美味しいことで終わった、夏休みスペシャル!2弾だった。まだ、夏休みスペシャル!は続くと思われる・・・・

2008-08-13

夏のはまりもの



今年の夏は、オクラと冷抹茶にはまっている。

オクラと出合ったのは、小学校の時、堂ヶ島の民宿に泊まった時の朝ごはんに出てきた時が、最初だった。

その時は、オクラを細かくきざみ、粘りが出たところに鰹節削りと醤油をかき混ぜたものが、出てきた。それを温っかご飯にのせて食べたのが最初。とにかく美味しくて、食べた後、母と二人で、民宿のおばさんに、どんな野菜かを聞きに行き、その後我が家の食卓にも夏になるとよく並ぶようになった。

アメリカでも「オゥークラァー」と呼ばれ、食べられている。特に南部では「フライド・オクラ」というレシピがある。小麦粉をまぶしたオクラをたっぷりのバターで焼いて、塩・コショウするものだが、それがまた美味!私は、キャノーラ油で焼いているが・・・・

冷抹茶は、ちょっと濃い目に点てた抹茶をたっぷりの氷の上に注ぐだけ。出かける時にも、スタバのタンブラーに入れて持っていく。抹茶にはビタミンC(ほうれん草の約3倍)やカテキン、ミネラルが入っているので、体にもお肌にも良いらしい!

お昼は暑いと何も食べたくなってしまう。でも、そんなことを言っていると、夏バテになってしまうので、今日はとりあえず、オクラと目玉両面焼き、主人のお弁当の残りの茄子とアスパラの和え物、18穀米飯、そして冷抹茶にした。

いよいよ明日から、主人の夏休みが始まる。一人だとお昼は、残り物や簡単なものですませがちだが、主人がいる時は、もうちょっと手をかけたい。でも暑いのでどうなることやら・・・・・

やっと夏休みの計画も立ち、明日から楽しみ。主人と一緒に1週間ゆっくり時間を過ごせるのは、嬉しい。こういう感覚は、結婚してから何年ぐらい続くのだろうか。そんな心配はいらないか!

2008-08-12

68枚!


昨日は、こんなことや

こんなことを5時間ぐらいひたすらやっていた。


去年に引き続き、友達のアーティストの3人展が、八丁堀の「ギャラリーd.g.http://www.geocities.jp/artfrontiergallery/gallery.htm」で昨日から始まった。オープンは3pmだったので、午前中から搬入の手伝いをした。

私は主に、Aちゃんの作品の搬入の手伝いをした。彼女の今年の作品は、去年のラインプロジェクトに引き続き、NYの人達に、大切な人のことを思って描いた一筆の線を、紫外線に当てると、色が変わる液を使い、日本の人達の古いTシャツなどをもらい、そこにシルクスクリーンでプリントしたものを飾った作品。


(安藤文絵さんの作品)

実際、ブラックライトを用意し、来場者が思い思いに、Tシャツにブラックライトを当て、線を浮かびあがらせていた。その場で、自分の大切な人を思いながら特殊な液でTシャツに線を描く、一人ワークショップも用意されていた。

私の最初のお手伝いは、展示するTシャツにアイロン掛けすることだった。その数なんと、68枚!今までの人生で、いっぺんにアイロン掛けした枚数の新記録だ!

最初はAちゃんとおしゃべりしながら、楽しくアイロン掛けをしていたが、Aちゃんがコンピューターの作業で、他の部屋に行った時、クーラーがよく効いた寒いくらいの小さく仕切られた部屋で、一人で黙々とアイロン掛けをした時、なぜだかわからないが、アウシュビッツでもこんな作業をしていたのではという思いに駆られた。勿論、こんな好条件の場所ではなかっただろうが。

68枚完了した時は、達成感!そして、その後、Aちゃんの監修の元、Tシャツを飾っていった。どの様にしたら、ただの洗濯物ではなく、作品に見えるかと考えながら、干してみた。主婦業がこんなところで、役に立つとは。とっても楽しかった。

夜はオープニングパーティがあり、久々に会う人達もいて、楽しかった。

この一年で、三人三様作風やコンセプトが、前進している感じがして、とっても嬉しかった。

3人展のご案内は:

「境界を越えてBeyond Boundaries
 ―表層の下に beneath the surface ―」
 ジュディス・クルーガー
 安藤文絵
 美樹

8月11日~16日(土) 12:00~20:00(最終日は17:00まで)
場所ギャラリーd.g.
地図: http://www.geocities.jp/artfrontiergallery/access.htm





(美樹さんの作品)

(ジュディス・クルーガーさんの作品)

機会があれば、お出掛け下さい。Tシャツを持っていくと、自分の作品を作らせてもらえるかもしれません。

そして、私のアイロン掛けの成果もご覧下さい(^^)

家に帰ると、主人が嬉しそうに迎えてくれた。真相はリンク先にある、主人のブログ「Living with Joy」にて・・・・

2008-08-09

お返事


昨日、通勤途中の主人から短いメールが入った。

「返事出てたよ。見に行ってごらん。」

最初は、なんのことだろうと思ったが、もしかすると、花の日のお礼かなと思い、親友のMと息子のKくんを駅に送りながら、見に行ってみた。

急な坂の途中の、お花の咲いている後ろのフェンスのところに、短いお礼のお返事と、お花のカードとミニプレゼントが入っていた袋が掛かっていた。「・・・優しい心づかいをありがとうございました。・・・これからも、お花を育てていくので、どうぞご覧下さい」と。

うれしお返事だった。喜んでいただけたようで、よかった!いつか、チャンスがあったら、お話ししてみよう・・・・

Bさん、アイデアをありがとうございました!

2008-08-08

本日の作品



今日は、高校からの親友のMと小学生の息子のKくんが、はるばる三鷹から遊びに来てくれ、一緒にランチをしながら、おしゃべりに花を咲かせた。Mと前回会ったのは、私が遊びに行った2月。そんなに頻繁に会うことはないが、会うと年月を感じずに、話しがはずむ。

その間、Kくんはおとなしく、たまに大人の会話に入りながら、絵を書いたり、漫画を読んだりしていた。

とは高校生の頃、朝4時おきして、湘南の海へ行き、帰りは海に入ったにもかかわらず、シャワーも浴びず、潮のついたまま電車に乗って帰ってきた思い出がある。「よくやったよねー」っと、今では笑い話。その当時、横浜は二人にとって、憧れの街。その街に住んでいるのが不思議だ。

子育てのこと、しつけの話しでも盛り上がった。社会が多様化している昨今、家族のあり方、社会のあり方が変わってきた。「私達が子供の頃は、近所のおじさんやおばさんにしかられて、育ったよね~」っと。周りの大人達にいろいろな形で育てられてきた。

今のご時勢、ヘタにしかると、きれられたり、その子の親に逆に怒られる心配があって、つい無関心や見てみぬふりになってしまうのが悲しい。でも、「そんなことしちゃだめよ~。」ぐらい言えるおばさんになりたい。あいさつ運動も続けていこう。

Kくんは、大人の話しを耳に入れながら、読んでいた漫画「あたしンち」を題材に、いろんなイマジネーションを働かせていたようだ・・・・子供の絵って、やっぱり楽しくて好き。我が家においていってくれた!

今日からオリンピックが始まる・・・・

2008-08-07

花の日

今日は8月7日のなので、「花の日」だそうだ。「鼻の日」また、「バナナの日」でもあるそう。

以前、あるタレントの方のブログを読んでいたときに、クリスマスの時期、彼女の家の周りできれいにイルミネーションを飾っている家に、感謝の言葉とミニプレゼントするということ知った。とっても良いアイデアだと思ったので、何か私もできないかなと考えてみた。

あいにく、うちの周りではクリスマスのイルミネーションはあんまりなかった。でも、いつも利用している急な坂の途中にある家が、年中何かしらの花を咲かせ、楽しませ、坂を登る時の励ましとなっているので、この「花の日」に感謝をしようと、ずっとアイデアを温めておいた。

やっと今晩、小さな紅茶の詰め合わせに感謝の言葉を匿名で添えて、そっとポストに入れてきた。

見ず知らずの方へのプレゼントを選ぶ時、ちょっと苦心した。このご時勢、お菓子だと何か入っているんじゃないかと、怪しまれてしまうのではとか、こんな小物は不要かもしれないとか。そして、無難であろう紅茶が頭に浮かび、元町の紅茶専門店に行ったら、ちょうどきれいなお花の写真がついたパッケージの小さな紅茶の詰め合わせがあったので、これが丁度良いと思い、購入した。

喜んでいただけるといいな。

今日は午前中、3週連続のお茶のお稽古に行った。9月に結婚しオーストラリアに引っ越してしまうYちゃんも、行く前にお茶を体験してみたいということで、今日はいつも一緒に陶芸とお茶をやっている、Mさんと3人だった。今日のお稽古では、まだまだ所作を忘れがちなところはあるが、点が点線ぐらいになってきたかなと思えた。

午後は、Yちゃんと彼女が式を挙げる元町の近くの式場での、食事の試食会に誘われ美味しいフレンチをいただいた。その後夕方は、別の友達の元町にあるアパレル関係の事務所に立ち寄り、1時間ほどおしゃべりをし、ショッピングしてから帰宅した。

夜は、明日の準備で2時間ほどキッチンに立った。フル活動の一日だった。主人の仕事も今週は忙しく、帰りが12時近い。私のフル活動など足元にもおよばない。頭が下がる・・・・

私の花の日はこんな感じだった。

2008-08-06

表札とアボガド

2週間ぶりの陶芸教室。といっても、この2週間、お茶のお稽古で毎週、お茶室のある陶芸教室へは行っていた。

今日は、素焼きの済んだ、表札3枚と、ロット土で手びねりで作った、通称「アボガド」の釉掛けをした。

表札は、名前の部分と葉っぱの部分と違う色でしようと思い、また、細かい作業だったので、色付けと釉掛けで2時間以上掛かった。色つけには、顔料を使った。K先生がガラスの上で顔料をつぶしてくださったものに、水を混ぜながら色付けした。

大雑把な性格であるので、いつも「まあ、いいか」と、時間をかけずになんでもこなしてしまう事が多い。でも今日は、表札は一つ友達にあげるので、とにかくていねいに色を着けてみた。時間は掛かったが、結構きれいに仕上がり、終わって満足感があった。

この「ていねい」という思いは、お茶の所作をしながら学んでいる気がしている。「ていねい」にすることで、集中心が自然に湧いてくる。そして、充実感が残る。

「アボガド」は、・・・・・・また、何の釉薬を掛けたか忘れた・・・・土の黄色の上に、薄い水色の釉薬を掛けると、良い感じの緑色になる。

今日釉薬を掛けた物は、9月には、焼きあがるだろう。焼いてみないと、表札もアボガドも、最終的にどう色が出るかはわからない。だから楽しみ。

2008-08-04

フリーダム・ライターズ


高校生の頃から、日記というか、思いついた時に、思っていることを書くノートをつけ始めた。

読み返してみると、辛い事があった時の心の内を書き留め、その時慰められた聖書からのことばや、励まされたことが書いてあったり、嬉しい事が起こった時に書き留めた事が多い。そして、結婚してからは、回数がめっきり減った。きっと、主人に話すことによって、心の中が見えてくるからだろうか。

ライターの友達のお勧めのDVD、「フリーダム・ライターズ」を主人と一緒に観た。文章を書くことによって、人生が変えられていった高校生達とそれを指導した教師の実話を元に作られた映画。

書くことは、自分の人生を振り返ったり、自分を見つめ直せたり、人生を書き残したり、社会に訴えていったりと、パワーがある。

ブログをはじめて、もうすぐ一年が経とうとしている。いろんなことを考え、感じるきっかけとなっている。そして、人生のなかで一番続いている日記かもしれない・・・・

「フリーダム・ライターズ」は、私もお勧めの映画!2回も観てしまった。主演は、「ミリオンダラー・ベイビー」のヒラリー・スワンク。TSUTAYAでは、ミニシアターのところに置いてあります。

2008-08-01

濃茶


昨日はお茶のお稽古があった。先週と今週、陶芸教室がなかったので、2回続けてやれば、なんとか忘れずに所作ができるだろうと、お稽古を受けてみた。

今まで薄茶(うすちゃ)と呼ばれる、喫茶店でも飲めるような薄い抹茶の所作を教わって、薄茶をいただいてきたのだが、昨日は初めて濃茶(こいちゃ)のお点前をいただいた。一般的に知られる、「結構なお点前で・・・」というのは、この濃茶の作法からきているとのこと。濃茶の作法は薄茶のとは違った。

字のごとく、濃茶は濃いお茶で、お茶を点てるといわず、お茶を練るというそう。薄茶より倍位の抹茶を使い、とろーんとした感じのものを同じ茶碗で皆でいただく。キリスト教の聖餐式に似ている。「千利休とその妻たち」にも書かれていたが、利休さんの後妻がキリシタンになり、キリシタンの集まりに行って、聖餐式を見た時、その所作を茶に取り入れたと。2月にお茶会に初めて行った時、聖餐式に参加しているみたいに感じたのは、まんざらではなかった。

濃茶をいただいた後、いつもやっている薄茶のお点前をしたが、先週やったにも関わらず、ほとんど覚えられていなかった・・・・ポイント、ポイントは覚えていても、まだうまいようにつながらない。でも、きっといつか点と点がつながり、線になってくるのだろう。

夜、自分で家にあるものを道具に見立てて、復習してみた。そして、YouTubeで所作のちゃんと写っている動画を見つけた。来週のお稽古まで、イメージトレーニング!あれっ?月に一回のお稽古だったはずなのに、来週は3週連続になる。お茶にもはまりつつあるのか、一時のブームなのだろうか・・・・・