2013-07-20

今日は

今日は、「ミクタム35周年セレブレーション」でお茶の水クリスチャンセンターに来てる。私もワーシップチームで賛美する。

ミクタムはエイプリルフールなどで活躍されたミュージシャンの小坂忠さんと、ユーミンやガロを手掛けたプロデューサーの高叡華さんのご夫妻が、クリスチャンになられて、日本の賛美に変革をもたらすために始められたレーベル。

娘さんのエイジアもあとを継がれるそう。

今リハーサル中。2時から始まります。Uストーリームでも生中継されるそうです!

2013-07-06

はまづと


この前のお茶のお稽古の時に、「はまづと(浜土産)」というお菓子を持って行った。

お茶のお稽古の中で、炭点前というのがあり、その時使う道具の中に「香合」という、香木や練香を入れる小さな入れ物がある。色々なお香合の形がある中、「蛤の香合」というものがあって、先生が以前食事をした時に出てきた蛤を取っておいて使っていると説明してくださった。よく話しを聞くと、「はまづと」という物だという。

珍しい物は、一度は試してみたい性分で、一人で食べるよりお稽古で皆さんと食べる方が、楽しいかなと思い、調べて「京菓子司 川村屋賀峯総本店」さんから取り寄せてみた。




送られて来たも物は、丸い篭の中にヒバの葉が敷かれ、蛤が入っている、見た目も涼しげで、何とも風流だ。蛤はおしりの方から開け、開けると中には寒天で出来た琥珀羹の中に少ししょっぱい風味の浜納豆が一粒入っている。




それを開いた片方の貝ですくっていただき、何とも愉しい感性に触れる感じがよかった。日本に生まれてよかったと思える瞬間だった。








この日のお茶のお稽古はいつもより和やかになった。

先生の計らいで、十分余ったはまづとを「ご主人とご一緒に。」と二つ持たせて下さって、主人とも分かち合う事が出来てよかった。

空いた篭の中に、蛤の貝とAちゃんが石にかぶせてかたどって作った、小さな器の作品を入れて、玄関に飾ってみた。何とも涼しげ・・・・

2013-07-02

ゆたかな島 淡路


関東人の私にとって、淡路島は馴染みのない場所だったので、今回淡路島に行けたのは、恵みだった。神戸や大阪の人にとっては、観光地であり、明石大橋が阪神淡路大震災後に開通してからは、もっと行きやすくなったそうだ。

また橋が開通するまでは、人がどんどん島の外に出てしまったそうだが、最近は島に戻って来る人達や、廃虚を新利用しようとするアーティストが入ってきて、元気な島になっている感じがする。カフェも島の中に増えている。

私が感じたのは、淡路島は「ゆたかな」島であるということ。別に「リッチ」という豊かさではなく、肥沃な土壌で育つ作物、それを収穫し周りの人と分かち合い、喜びあう人達がいる。また自然のゆたかさがある感じがした。帰りには、友達から淡路名産である玉ねぎや枇杷や野菜を沢山いただいたり、お昼に食べたうどん屋さんでは、無料で揚げ玉を頂いた。

豊かに与えられると、自分も豊かに与えたくなる。

今回一緒に作業をしたアーティストAちゃんが、「竹の家」を自分で作られた、おじさんの所へ連れて行ってくれた。山道を車で登り、山の奥深くに棚田で囲まれた地域に「竹の家」があった。


自分の畑に高い竹やぶがあったので、それを切り取り、その沢山の竹で、屋根から壁まで、小さな家を作られ、色々な人達がお茶を飲みにやって場所となった。また、竹やぶが無くなって、明るくなったと周りの人達にも喜ばれ、その竹やぶの後には、南瓜が育っていた。

とにかく、竹ぼうきや棕櫚のはけなど何でもあるもので作られてしまう。Aちゃんいわく、りっぱな作品で、アーティストが同じ事をしたら、作品と評価されるものを作っていると。そこでも、棕櫚のはけをいただいてしまった。

2泊3日の短い滞在だったのに、すっかり淡路島に魅了されてしまった。淡路島は思った以上の場所だった。主人にお土産話をしたら、夏休みは淡路島に行きたいと言い始めている。退職後は淡路島に住もうとも・・・・