2008-04-29

本日の作品

本日の作品は「おうち」

作者は・・・・

主人の親友Kさんの息子のYくん、2歳6ヶ月。

今日は、お父さんと二人で、電車に乗って湘南・鎌倉方面へ遊びに来るということで、朝急遽電話があり、我が家にも寄ってくれることになった。

出先に主人から電話があり、二人が来くるので夕飯を一緒に食べようということで、昼食を友達と食べてから、帰りの電車の中、夕飯のメニューをあれこれ考えてみた。

今まで、大人のお客さんばかりだったので、小さな子供が食べられそうなものというカテゴリーが私のメニューにはなかった。

とりあえず、子供が好きそうな、サラダうどん・のり巻き・餃子(Yくんの好物)にしてみた。

結果は、一番はじめに手が出たのは、たまごの入ったのり巻き、次に、サラダうどんの麺のみ、そして餃子を一口ほど。

そして、食べることには普段からあまり関心ないらしく、今晩もひたすら我が家にあるすべてのクッションを使って、「おうち」の制作をしていた。

子供に物を食べさせるのって、大変だ・・・・・

一つ効果があったのが、クマのぬいぐるみを使って、「ごはんおいしいよ!たべようよ。」と誘ってみることだった。主人が実に上手にやってくれた。

他人様の子供は可愛いが、育てている親御さんには、大変なことも多いだろうな。

食後、主人とKさんがおしゃべりしている間、Yくんの「おうち」と「ケーキ」作りに、私も参加した。

今朝は

今朝は、家を7:30amに出て、5月25日に赤坂区民ホールで行われる、「ワトト・チルドレンズ・クワイヤ 希望のコンサート」のボランティア・ミーティングに参加した。

赤坂区民ホールは青山一丁目の駅から歩いて10分ほどなので、久々の休日の朝の、ちょっと静けさのある、青一を味わった。都内のオフィス街の休日は、平日とは違い、すがすがしい空気が流れ、ペースがゆっくりになって、ちょっとホッとするものがある。

少し早めに着いたので、以前よくデートで来た、サンマルクカフェに入り、ちょっと一息ついた。この辺はやっぱり落ち着く。

「ワトト」のコンサートについては、後日詳しく。

www.watoto.jp

2008-04-28

コミュニティー

午前中、Aちゃんとスカイプを使って、読書会をした。一つの本をそれぞれ読み、スカイプでもう一度、一緒に音読して、考えたこと、思ったことを述べ合う。

久々に話したので、最初の1時間はおしゃべりになってしまったが、おしゃべりの間と読書会の間、自分の中で「コミュニティー」という、キーワードが出てきた。コミュニティーについて、もっと考えたいと思った。

午後、横浜駅まで行こうと、いつもの急な坂を下りていくと、季節ごとにいろいろな花を咲かせて、坂を登る人達を和ませてくださっている、家の前に、植物の苗のおすそ分けが置いてあった。

「・・・・自由におもち下さい。何個でもいいです。」

心が温まる。ここにコミュニティーがある。その地域のために何かをしようとする心。

まだまだ、私のコミュニティー模索は続く・・・・

2008-04-26

いつもの場所へ

今日は久々に、定番となってきた、伊勢崎町サンモールでのデート。回転寿司屋の「元気寿司」 ― 本当の名前は「元祖寿司」 ― で夕食を食べ、その後、サン・マルク・カフェで前夜に起こったでき事についての反省会を主人とした。

婚約中、青山一丁目にある、サンマルクカフェに行くと、なぜか色々話しをしながら、私はよく泣いてしまっていた。でも、今回は前向きな話しになった。コーヒーとシュークリームのセットが¥350で、これまたお徳だった。

通りのデコレーションが、こいのぼりに変わっていた。思いつきそうで、思いつかない、なかなかユニークなデコレーション。

2008-04-25

めがね



そういえば、先週の金曜日に、主人がTSUTAYAで「めがね」を借りてきてくれた。「かもめ食堂」を見てから、ずっと気になっていた作品。

この作品も、ゆる~い感じで流れていく。アメリカで刺激をもらって帰ってきた脳には、ちょうど良かった。

この作品にも、食事のシーンが結構出てくる。主人が映画の途中で、休憩タイムを入れた。食事のシーンを見ていたら、お腹が空いてきたそう。とりあえず、チェリオを食べていた。

私は、食事のシーンで使っていた、食器類が気になった。

この映画は、自分で登場人物のバックグランドを考えたり、想像する余地を与えてくれる作品だと思った。絵画や写真を見るのと似た感覚だったのかも。

風景も穏やか。

今回のNYへはサンフランシスコ経由で行ったのだが、その成田-サンフランシスコ間で、隣の席になった、小さな息子さんのAくんを連れ、お里帰りしていたKさんと話しが弾み、楽しい旅の出だしになった。

国際線にお子さんを連れて乗る人を私は尊敬している。小さな子供にとって、狭い飛行機は大変だろうが、皆さん色々工夫され、8,9時間の旅をなんとかしてらっしゃる。すごいと思う。

そんなKさんとの話しの中に、彼女が鹿児島県の与論島出身だという事が出てきた。そしてしばらく横浜にも住んでいらしたそう。なんか親しみを感じ、メールアドレスの交換をし、このブログのアドレスも教えて、別れた。

アメリカから戻り、お礼のメールを出し、そのお返事に私のブログを見てくださり、「めがね」のことが書いてあったのを見てくださったそう。そして、この映画が与論島で撮影されたことを教えてくださった。なので余計早く見たくなっていたら、ちょうどその晩、主人には何も言わなかったのに、「めがね」を借りてきてくれ、なんともデジャブな体験をした。

Kさん、与論島、素敵なところのようですね!一度行ってみたい場所の候補に入りました!

2008-04-23

お花見!春満喫

今年は、桜の満開時に、アメリカに行っていたので、お花見はできないと諦めていた。

でも、そういえば八重桜があった。今日は天気が良いので、近くの公園に八重桜を見に行った。

まさに満開!そして、風に乗って、花びらがひらひらと舞っていた。

八重桜の下を通ると、ぷ~んと桜餅の匂いがした。

帰りにちょっと遠回りをし、

やっぱり買ってしまった。道明寺と桜饅頭。

そして、八百屋さんの前を通ると、筍が売っていた。買おうかどうか迷っていたら、八百屋のおばさんが茹で方を教えてくださったので、買ってみることにした。

早速、家に帰ってから、大きな鍋に水を張り、八百屋さんでいただいた、ぬかを入れて、コトコト茹でてみた。

八百屋さんのおばさんが、「茹でると、楽しいわよ~。いい匂いがしてくるから~。」と、教えてくれた通り、しばらくすると、筍のいい香りが漂ってきた。

そういえば、公園の梅園には、梅の実がもうこんなに大きくなっていた。

昨日は、前の晩の自分の言動にへこみ、反省する一日だったが、自然を見るとまた頑張ろうと思わされた・・・・

先生達の個展

19日の土曜日、元町公園近くの「エリスマン邸」で、陶芸教室のY先生とK先生の個展があった。なので、主人と出掛けてみた。

素敵な洋館の地下だったが、斜面に建っているので、大きな窓があり、青々した緑が望める、素敵な空間だった。

そこに、ワインの木箱や、木の長いすなどを使いながら、先生方の素敵な作品が並べられていた。

いつの間に、こんなに作られたんだろうと思うくらい、たくさんの作品があった。

同じ作業場で、同じ音楽を聴きながら制作し、同じ窯で焼いたので、それぞれ違う作風だが、しっくり来るとK先生が話しておられた。

よく、夫婦も似てくるというが、同じく空間で、同じ音楽を聴き、同じ釜の飯を食べるからなのかも・・・・・

今回は、お花の方が、作った花器に花を生けてくれたそう。陶器は、使った時にまた味が出てくる。素敵なコラボレーションになっていた。

先生、また素敵な作品見せてくださいネ!

2008-04-21

NYC/シアトルの旅 お土産編

ちょっと、今回の我が家用のお土産の一部をご紹介。

*ベーキングソーダ ― 454g入って、たった99セント(¥99)。 アメリカではベーキング用だけではなく、冷蔵庫の脱臭効果や、クレンザーのように使うらしい。

*Crest歯磨き粉 ― 日本では手に入らない歯磨き粉。昔から好きで、よく買ってくる。

*ブルーチーズ・ドレッシング ― 安いので、つい。

*STUBB’s ジンジャー&ローズマリー・シーズニング ― 肉、魚、野菜のための調味料。なかなか好評!

*ラムフォードのベーキング・パウダー ― 札幌で以前買ったものが、残り少なかったので、大き目のサイズをゲット。アルミニウム・フリーのすぐれもの。

*ハニー・ナッツ・チェリオ ― 主人の好物!

他に、フラワートルティア、ハチミツ、シーツ、マニュキアなど日本より安価で買える物をゲット。アメリカのスーパーは楽しい。

今回、ドルのレートが$1=¥100だったので、お買い物も楽だった。$1=¥80の時は、お得な気分で買い物できたなぁ~。

シアトルの旅 完

2泊3日はあっという間だった。

帰りは、朝大型スーパーのターゲットに寄り、お土産や必需品をゲットして、$2.50のバスでまた、シアトル空港へ向かった。

義母も見送りに来てくれた。家族との別れは、グッと来るものがあった。私にとっては、久々の感覚だった。最後にハグをしてゲートに向かった。







また来ま~す!

The End

シアトルの旅 その3



リビングから見えた、不思議な雲。

タコマは、曇りがちな天気が多い地域なので、部屋の飾りのアクセントに、明るい色を持って来るそうだ。

シアトルの旅 その2

2日目は、義母の行っている教会の礼拝に出席した。その教会には昔、日本へ宣教師としていらしていた、老婦人とその娘さんがいらした。娘さんは私の通っていた小学校の、隣にあるインターナショナル・スクールを卒業されたそう。ローカルな話しになった。




礼拝後、主人の叔母が会いに来てくれ、メキシカン・レストランでランチを取り、その後、以前義母や叔母が住んでいた地域や家を見にドライブに連れて行ってくれた。



ドライブしながら、主人の祖父母の話や、その当時の様子を聞いた。日本人である私が、アメリカ人の家族になったことを、不思議に思いながら、受け止めた。


(Little Church on the Prairieという、叔母が結婚式を挙げた教会。)

シアトルの旅 その1

主人とシアトル空港でようやく落ちあい、軽い昼食を食べながら、久しぶりの会話を楽しみ、バスで義母の家までバスで向かった。

一時間ぐらい、ハイウェイも走り、1回乗り換えもあるが、なんと$2.50で行ってしまう。

シアトル・タコマのバスのシステムには、トランスファーというシステムがあり、乗換えや時間内であれば、同一料金で乗れてしまう。ちなみに市内だったら、$1.50。

途中のバスのターミナルで、義母と再会。元気に私達を迎えてくれた。そして、義母の住む家へ向かった。キッチンに置いてあった、ハイチェアーのダイニングテーブルと、

義弟達の小さい頃のアート作品が、気に入った。子供の作品は正直で楽しい。

ちょっと一息ついてから、義母とショッピングに出掛け、夜は、その地域の名物、サーモン・バーガーと義母の18番のWest meets Eastスパゲティーをいただいた。このスパゲッティーのソースの隠し味は、ベーコンとウィースターソースと醤油だった。

義母と会ったのは、結婚式以来、2度目。メールや電話でのやり取りはあったが、行く前は、ちょっとドキドキした。NYCで結婚25年のベテラン奥さんの友達と話した時、彼女も今だに義理のお母様に会う時に、緊張すると聞いて、ちょっとホッとした。

でも会ってみて、そん心配はすっかり消えた。これからも良い関係を築いていきたい。

2008-04-18

NYCの旅 その9

ディロン・ギャラリーでのオープニングが終わった翌日に、シアトルへ向かった。

その朝は、日本に帰る人達をJFK空港に送り、その後、近くのラガーディア空港へバスで移動した。

JFK空港に朝7時に向かったので、事前にカーサービスを予約しておいた。5人なのでちょっと大き目の車で$90ドル掛かるがいいかと言われたので、OKと言った。そして、その日の朝に迎えに来たのが・・・・

長いリムジンだった!

私にとっても、初めての体験だった。一時間ほどの空港への旅を満喫した。

そして、JFK空港で、皆のチェックインの手続きのお手伝いをし、見送ってから、ラガーディア空港へ9:30amに到着した。

実は、私のワシントン経由のシアトル便は2:40pm初だったので、まあ、空港でゆっくり読書でもして待っていようということで、早く行った。

でも、その日は風が強く、かなりフライトが乱れていた。そして、私のワシントンD.C.への小さなシャトル便も、結局4時間遅れになってしまい、シアトルへの最終便への乗り継ぎができなかった。

シアトルに到着していた、主人の泊まっているホテルに電話し、その日はシアトルに行けない旨を伝えた。それまでは、まあしょうがないと思っていたが、主人の声を聞いた途端、急に切なくなり、ちょっと泣いてしまった。

でも、泣いていても仕方がないので、次の日の便への振り替え手続きをし、荷物の取り出し手続きをし、安いホテルを探した。(自然現象で遅れた場合、宿泊費は自分持ちになる。)

この時ほど、英語が話せてよかったと思ったことはなかった。

ホテルも一泊$69の、「Hampton Inn」を見つける事ができた。空港からのシャトルバス、朝食・ドリンクバー飲み放題もついていた。

期待以上に、お部屋も素敵で、ベッドも体の形に沈む、安眠ベッドが使われていて、一晩ぐっすり眠る事ができた。その晩は、運よく、大好きな「ロード・オブ・ザ・リング」もTVでやっていた!

次の朝、また7amに空港へ行き、スタンバイで持っていたチケットで、奇跡的に乗れた。13席しかなかった席に23番目のスタンバイになっていて、荷物を預けた時に、カウンターの人には、早い便に乗るのは不可能だと言われた。でも、主人と前夜電話で話しながら、神様に奇跡を祈ったら、最後の最後で名前が呼ばれ、なぜか乗れた!

シアトルでの主人との9日ぶりの再会に、ホッとした。

NYCの旅 その8

 

ブルンバーグ市長を地下鉄の改札で見てから行った、ミッドタウンにある、International Arts Movementのスペース38/39。色々な分野のアーティストが集まれる場所。



そのかたわらにマコト・フジムラさんのアトリエがある。

ちょっと前まで、トライベッカ地区にアトリエがあったが、911以降の復興により、土地の値段が上がり、移らなくてはいけなくなったそう。

このミッドタウンはガーメント地区といって、服飾関係のビルが集まっているところ。これも古い建物で、以前は人が住んでいたらしい。暖炉のあとも残っている。

アーティストのアトリエを訪ねられるのは、幸いなひと時となる。いつも見ている作品の過程を見る事ができるから。



完成した作品も美しいが、過程にも美しさを見れる。



そして、そのアーティストの一番いい作品は、大抵ご自分の家や、アトリエに掛けられていることが、多いと思う。

NYCの旅 その7



今回は、NYCでの滞在前半は、日本画アーティストのOファミリーの家族の一員のように行動を共にした。

ある朝、グッゲンハイムとメトロポリタン美術館に行こうということで、美術館の前で待ち合わせすることにした。

私は、マンハッタンの西側の上の方にいて、Oファミリーは、マンハッタンの下のほうの、トライベッカ地区にある、コスモポリタン・ホテルに泊まっていたので、美術館で待ち合わせすることになった。

私はセントラルパークを西から東へ横断すれば、一番早く行けるはずと意見がまとまった。実は、何年か前も、セントラルパークを横断しようとして、失敗した事があったので、今回は、前夜に地図で調べて、ここをこう通れば、メトロポリタンまで行けると下調べをしておいた。

でも、やっぱり・・・・

今回も失敗した。地下鉄から降りて、79ストリートを東に向かえば、15分ほどで着くはずだったが、なぜか、65ストリートまで下がってしまい、24ストリートほど、また上に上がらなければならなかった。



公園を横断(正確には下降)している時に、マラソン大会に遭遇した。この道を渡りたかったのだが、ものすごい数の人があとから、あとから走ってくるので、なかなか渡れずにいた。

それぞれの、息を吐く音が重なりあって、かなり大きく聞こえた。もし、東京マラソンを走る時は、こんな感じで走っていくのかなと、思った。

なんとか、人の間を縫って、道を渡り東側に出、そしてひたすら上に向かって上がり、30分以上遅れて到着した。

メトロポリタンは大きいので、とても一日では見る事ができない。一人で行くと、どうしても自分の好きなものだけ見て、終わってしまう。

なので、今回はO夫妻と回る事にした。19歳と17歳の息子さん達は、別行動で見てまわった。

ちょうどやっていた、特別展(一つはジェスパー・ジョーンズ、もう一つはど忘れ(^^;) )を見た後、やっぱり印象派を見に行った。日本だったら、大行列をなしてみるであろう、ゴッホ、モネ、セザンヌなどの有名な作品が普通に飾られ、みんな普通に見ていた。



私はやっぱりモネが好き。



その後、メソポタニア・アートのセクションでたくさんの陶器を見た。絵付けのヒントになるかなと思い、たくさん写真を撮った。

最後は、日本美術のセクションに行った。他とは違い、水の流れもあり、なんとも落ち着く場所だった。たまに、日本ではなかなか見れない作品が飾ってあるようで、メトロポリタンに行って、ちょっとホっとしたい時には、お薦めセクション。

NYCの旅 その6



NYCのほとんどのギャラリーや美術館は、写真撮影可能だ。

なので、いくつかご紹介。

上の写真は有名なギャラリーの一つメアリー・ブーンのギャラリーの中で飾られてた作品。高さ2メートルぐらいの作品で、スケールの大きなものだった。同時に、ギャラリーの大きさもおわかりいただけるだろう。

これを見ていると、スローモーションのように、「ガッシャーン」っという音が聞こえてきそうで、魅かれた。



これは、別のギャラリーでの、鏡を使った作品。

小さい頃に、遊園地で入った、鏡の部屋の迷路で遊んだことを思い出した。


これも、別のギャラリー。光が差し込んで、絵とコラボレーションになった。

とにかく、チェルシーでは、3ストリートぐらい、ギャラリーが連立していて、次から次へと、色々な作品を見れる。

やたらめったら入ってみていると、ちょっと、消化不良を起こしかねない。でも、これも日本では体験できないことかもしれない。

今回は、アーティストの方々や学芸員の方とまわったので、作品の見方を少し学ぶ事ができ、次回作品を見るときに、少し広がりができるかも。

2008-04-16

削り完成!

今日の陶芸教室では、先週のロット粘土で作った、お皿の削りをした。

ザラザラ感のある土で削りやすく、思ったような形に仕上がった。

以前に比べて、全体のバランスを見ながら削れるようになった。一点に集中せずに、作業できるように少しずつなってきた。

この3日間、緊急な翻訳の仕事をいただき、一日10時間ほどの作業をし、今日のお昼に納品できた。

今日、陶芸教室がある事が、励みになり、この3日間乗り越えられた。疲れた時に、ものを作ると癒される・・・・

2008-04-15

NYCの旅 その5

もう一人珍しい人に出会った。

今回、一緒にNYCを回っていた、Oファミリーと、ミッドタウンにある、アトリエに向かうため、地下鉄に乗ろうとChambers駅に向かった。この近くには、市庁庁舎があるところ。

地下鉄の改札の前で、報道陣達がいたので、何があるのか訪ねてみたら、NYC市長のブルンバーグ氏がここで会見をするとのこと。こんなことはめったにないことなので、約束の時間に遅れるが、待つことにした。

地下鉄の改札前で会見とは、NYC市長らしい。

10分程待つと、ヤンキースのジャンパーを着た、ブルンバーグ氏がやってきて、地下鉄の労働基準改革か何かの話しをし始めた。

ということで、一応私達は写真を取り、ミッドタウンへ向かった。

そういえば、NYCに着いた翌日、ヤンキースの松井選手の結婚発表がなされ、新聞の一面を飾っていた。

To be continued......

NYCの旅 その4


Debbyの家に泊まっている間、Debbyが婚約者のDanと故郷のミネソタへ帰った。それと入れ違いに、ロシアからオペラの歌の勉強と留学のための部屋探しにNYCに来た、Debbyの知り合いのKsenia(クサーニャ)が、泊まりに来た。

19歳の彼女は、 NYCの音楽大学のオペラのソプラノ科の受験を数ヶ月前にしたそうだ。そして、3000人受験した中の26名の合格者の中の一人に入った。たいしたものだ!

そして、今回は9月から始まる学校に備えて、アパート探しと、歌のレッスンのためにNYCに来たそうだ。

19歳のロシア人の娘と、数日間共同生活はどうなるだろうかと、いささか緊張したが、彼女はとっても大人で、自分のビジョンをはっきり持ち、国の情勢などもちゃんと把握していて、おしゃべりもはずみ、楽しかった。

また、彼女のお母さんと私の年齢の差が、あまりないことに二人で驚いた。


また、ロシアのチョコレートを食べてみてねとくれたり、ボルシチが好きだと言ったら、手紙と一緒に、ボルシチのレシピを書いて渡してくれたりした。私もお返しに、日本のチョコレートと日本食が好きだということで、インスタント味噌汁を渡した。

細やかな心遣いは、日本人と共通したものを感じた。

手紙の中に、「You are great neighbour & very interesting woman!(woman who looks like a girl) -とってもいいお隣さんで、おもしろい人でした!(少女に見える女性)」と書いてあり、嬉しいやら、ちょっと複雑な気持ちだった。

もともと、幼顔のつくりで、背も小さいので、日本にいても外国にいても、絶対年相応には見られず、たまに、なめられてしまうこともある。でも、Kseniaが言いたかったことは、少女のような純粋な心をもった女性と解釈しておこう。

彼女が将来、オペラ歌手として成功して、日本公演に来た時、また会おうねと言って、別れた。

2008-04-11

NYCの旅 その3

ディロン・ギャラリーでのスペシャルディナーは、本当にスペシャルだった。会場もギャラリーの中に作られ、美しい日本画と八重桜に囲まれながらの食事となった。

そして、この夜のために、世界的にも有名なシェフであり、オーナーの友達でもあるミゲル・サンチェス・ロメラさん(www.miguelsanchezromera.com)が、バルセロナから、二人のアシスタントを連れて来てくださった。

スペインの神経科医でもあられ、「レスグアルド」のシェフであられる。週に2回ご自身の診療所で診察をし、5日間は厨房に立たれているそう。

ミゲルさんご自身日本画のファンでもあり、今回出品された作品にインスピレーションを受けて、コース料理を作ってくださった。



これは、湾曲した屏風の作品からインスピレーションを受けて創られた帆立の料理。とにかく、どれも美しく美味しかった。(写真が暗くて上手にお見せできないのが残念。)



ミゲルさんは、シャイな人らしくあまり人前には出たがらないそうだが、今回は食事が終わった後に挨拶をしてくださった。今回美しい日本画とコラボレートできて光栄だと、素敵な笑顔で短く話してくださった。

次の夜のオープニングにも、いらしていて、私もお礼を言うことができた。こんなにすごい人なのに、にこやかで謙遜な人柄に感銘した。

謙遜な姿って美しい。

To be continued.....

NYCの旅 その2



今回の旅のメーンは、チェルシー地区の西25thストリートにあるディロン・ギャラリーでの日本画展「ma」のスペシャルディナーとオープニングに出席するためだった。

このギャラリーも、19世紀の倉庫を改築して作られたもの。他のチェルシーのギャラリーと違った美しさをもったギャラリーだ。



アメリカ人のギャラリーのオーナーが、なぜ日本画を扱っているかということを話してくれた。アメリカの食文化は、20年ほど前に寿司や醤油などがもたらされた結果、今ではスーパーでも寿司が売られ、子供達もお弁当に持っていくほど、アメリカの食文化が健康志向に変えられてきたそうだ。

同じことを、日本画でもしたい。アメリカの文化に日本の美しさが入ることによって、アメリカの文化が美しく変えられていったらという思いがあるらしい。

そういえば2、3年前から、日本の緑茶もアメリカで大ブームだ。

また、日本画アーティストのマコト・フジムラさんが、ディナーのスピーチでこんな事を話してくれた。

日本の桜の木とアメリカのハナミズキが交換されて、移植された。その結果、ワシントンDCの桜は、日本の桜の木より元気になり、現在は、ワシントンDCの桜の枝を日本に持って来て、接ぎ木をし、元気にしようと試みられているらしい。

今回の旅で思ったが、土壌の違いなのか、日本の草木よりアメリカの草木のほうがはるかに、勢いがあるのを私も感じた。

とにかく、それと同じように、日本ではぐくまれている日本画をアメリカに持っていくことによって、日本画アーティスト達が更に元気になり、また日本での制作が力強いものになっていくと思う、と。

今回の出品者の中には、若いアーティストもすでに活躍されているアーティストもいらっしゃった。お一人お一人にとって、NYで自分の作品が飾られ、評価され、絵が売れるというのは、大きなことで、それが励みになったことをアーティストの方と話しながら感じた。

私も日本の良い文化を意識し、生活の中に活用していきたい。

2008-04-10

NYCの旅 その1

これからしばらく、NYCとシアトルの旅の思い出。



NYCに来ると、いつも友達の家に泊めてもらう。マンハッタンのほとんどのホテルは一泊$200ぐらいしてしまうので、友達の家に泊まらせてもらえるのは、本当にありがたい。

いつもは、ブルックリンのJudithの家に泊まらせてもらうのだが、今回は昔のルームメートでもある、Debbyのアパート。マンハッタンの上のほう、190丁目あたりの、ワシントン・ハイツにあるアパート。

NYCの好きなところは、古い建物がそのまま使われていること。Debbyのアパートも1920年に建てられたものを、改築して使われている。

ントランスは昔の趣があり、そこを通るたびに、昔の人達はどんな暮らしをしていたのだろうと、想像を掻き立てられる。

こちらは、チェルシー地区の建物。映画の一場面に出てきそう。

To be continued....