2008-02-28

横山大観展

Mさんに誘われ、国立新美術館で行われている、「横山大観展」に行ってきた。大観さんはほとんど知らなかったが、最近テレビでよく宣伝していたので、行ってみることにしてみた。

国立新美術館の建物はきれいで、おもしろかった。あちこちに座るスペースなどもあり、展示場所も広く良い美術館だ。設計者は黒川紀章さんということで、うなずけた。

横山大観展には、こんなに大勢美術ファンがいたのかというくらい、人が来ていて、中に入るのに25分待ちの表示が出ていた。さすがに、NYCのメトロポリタン美術館では見られないことだ。こういう時、友達と来ていると待ち時間が短く感じられる。

大観さんの絵は、線がきれいだった。そして、絵の中に小さく小動物が描かれていたりして、それがうまい。40mの絵巻物を目の前に見ていると、いったいこれを書きながら何を思っていたんだろう?こんなに長く絵を描く事が出来るのは、絵描きにとって楽しかっただろうな、などと思った。

印象的だったのは、ボストンに行った時に描いた絵が違っていたこと、そして、いちばん人だかりがすごかった、大観さんの遺品の展示物の前。

大観さんの展覧会を見終わってから、ちょっとお茶をしてから、同時に行われている美大の卒業展を見ることにした。ちょっとのお茶の時間が、2時間もおしゃべりしてしまった。

そして、卒業展を見に行ったが、・・・・・コメントできかねないくらい、・・・・・これから頑張ってくださいというだけにしておこう。



2008-02-26

爽快!

今日は洋光台に行った。たまにスーパー巡りをしに行きたくなる場所なのだ。

駅の改札を抜けるときに、ブックオフの看板が目に付き、ずっと探している本があるかどうか、見に行くことにした。

最近はまっている、小林聡美さんの本。彼女のエッセイは、電車の中で読んでいると、つい吹き出してしまうぐらい、自分のつぼにはまる事が多い。

単行本になっているものはほとんど買って読んでしまい、「凛々乙女」だけ、まだゲット出来ずにいた。伊勢崎町のブックオフではなかなか105円の棚には並ばず、300円でも買ってしまおうかと思ったが、待てば105円になると思うと、忍耐が働いた。

そして、洋光台のブックオフに入り、最初「こ」の作家さんで探したらなく、帰ろうと思い、ふともしかしたらと思い再度本棚を見てみたら、伊勢崎町のブックオフではなかった、「小林聡美」の仕切り板があり、あった!

105円コーナーの小林聡美さんの仕切りの場所に、ずーっと待ちわびていた、「凛々乙女」が一冊だけあった。思わず小さなガッツポーズが出てしまった。なんとも爽快な気分でレジまで持って行った。帰りの電車の中でさっそく読み始めた。

去年出た、エッセイもハードカバーのうち買おうか、文庫本になったら買おうか、はたまたブックオフに並んだら買おうか検討中。でもブックオフまで待ったら何年先になるやら。

2008-02-24

横浜国際女子駅伝

写真の中に写っている、小さな白い点は、ヘリコプター。

今日は、横浜国際女子駅伝があり、テレビで選手の様子を見ていたら、ヘリコプターの音がしたので、窓の外を見あげた。ヘリコプターがホバリングしながらゆっくり進んでいた。

あの辺りを今先頭選手が走っているんだなと思いながら、またテレビ画面に目を向けると、以前歩いたことのある通りが映っていた。

横浜の道もだいぶわかるようになってきている。

選手はもの凄い速さで走っているのが、風景の変容でうかがえた。

2008-02-23

お茶会

本日は、陶芸教室にある、本格的な茶室でお茶会があったので、主人と一緒に参加した。

色々と作法を教わりながら、自分の作った志野茶碗でお茶をたてていただき、それをいただいた。

お茶は、色々な音を聞き、楽しむためにもあると教えてくださった。

最後のお客さんが、にじり口から入った後に鍵を掛ける音

御釜でお湯がふつふつと沸く音

柄杓でお湯を注ぐ音、茶筅でお茶を立てる音

窓の外から聞こえてくる風で葉の揺れる音

畳の上をすり足で歩く音

最後の一口でお茶をすする音、etc....

亭主や他のお客さんとのコミュニケーションの場でもあり、個人を見つめる場でもあった。

主人とすっかりお茶の世界に魅了され、日本の美に触れる午後となった。

また同時に、教会での礼拝要素や、聖書の教えが垣間見れたのが、興味深かった。

終わってから、いつもの「いふり湯」に行った。途中古本屋に入り、「茶の文化史」という本があったので、おもわず購入してしまった。

2008-02-22

ちょっとマイブーム―2

今日も、郵便局に行った足で、梅園に立ち寄った。

梅の香りを今日もかぎたくなってしまった。

花に顔を近づけてかいでみた。

家に帰っても、まだその匂いが残っている。

梅園では老若男女、みんなそれぞれに楽しんでいた。

あの匂いに魅かれ、まだまだ通い続けそう・・・・

ちょっとマイブーム

春巻き作りに、はまり始めた。

高校の親友のMのお母さんの春巻きが大好きだった。そして、この間Mの家に遊びに行った時に、彼女も春巻きを作ってくれた。

その時に、作り方を教えてもらい、私も作ってみた。主人のお弁当に入れたら好評で、また作って欲しいと。

今回は、具をちょっと変えてみた。まだまだ試行錯誤中。

2008-02-21

春の訪れ

昼間、暖かい日が続いている。急な坂の手前にある自然の花壇にも、スイセンが咲き始めた。これから色々な所で新芽が吹き出して来るのが待ち遠しい。

今日は、結婚するまで同僚だった友達が、遊びに来てくれた。楽しいおしゃべりの中で、彼女の春の訪れの話しも聞いて、嬉しかった。

送り道、夕日がきれいそうだったので、近くの公園に散歩がてら行ってみた。空に大きな筆で描いたような夕焼けだった。

ついでに、梅園があったので、行ってみることにした。遠くから梅の花の香りを感じた。梅園の中を梅の花の香りを堪能しながら散歩した。

もうすぐ、春が来る。

2008-02-20

手びねり―急須

これが、本当に最後の課題制作。粘土を細くのばし、積み重ねながら作っていく、手びねりの急須。最初はこんな形から始まり、

最終的にはこんな形に。ふた作りも含めて、今回も3時間掛かってしまった。

左からクラスメート、先生、私の作品。先生のはもう注ぎ口がついているが、私達は次回、削りの作業をした後で、注ぎ口をつける。

一応それぞれ、こんな感じに仕上げたいというイメージはあるが、最終的にどんな作品になっていくのかは未知数。お楽しみ・・・・

2008-02-16

「母べえ」の夜

今日は、2日遅れのバレンタインデートに主人が誘ってくれ、映画を見に行くことになった。

山田洋二監督の映画「母べえ」に決まり、レイトナイトショーをやっている劇場があるかと調べたが、やっていなく、一番遅くに始まる川崎のチネチッタに行くことにした。

もう一つのオプションは、伊勢崎町の映画館だったが、ちょっとおしゃれもしたかったので、今回は却下し、あまり行ったことのない川崎にした。

「母べえ」を見ながら、昭和初期の言論・思想が規制されていたのは、ものすごく大変な時代であっただろうと思わされた。もちろん、その時代ごとに大変なことは変化しているが。

父親は反戦思想で、投獄されてしまったが、その中でも、手紙のやり取りで妻や子供達への愛情を伝え、そして、その家を守っている母親の愛情のもと、子供が子供らしく描かれているのが、ホっとした。

映画を見終えて外に出ると、10時過ぎになっっていたが、川崎駅周辺をぶらぶらと歩きながら、映画を元に色々な会話が弾んだ。

川崎駅周辺はおもしろそうな街だったので、一度探索に来なくては・・・・

これで、今年のバレンタインの行事は全て終了!はりきったせいかちょっと疲れた(^^;

2008-02-15

愛されると

去年のバレンタインは結婚して間もない頃であり、その上、3日前ぐらいに喧嘩をして、前日ぐらいに仲直りをしたので、アイデアもさほど浮かばず、普通のバレンタインだった。

今年は、自分でも驚くほど、色々なアイデアが浮かび、朝はファーブルトンと焼き上がったコーヒーカップとソーサーで、昼は不二家のハートチョコレート・ピーナッツ入りで、夜は手作りチョコとe-カードで、主人を驚かせながら、喜んでもらうことができた。主人も「今年は違うねー」っと。

結婚して1年の中で、喧嘩もしてきたが、主人からの愛情もたくさんもらった。愛情をたくさん与えられ、それを受け入れる事ができると、女性は優しくなれ、クリエイティブさも増し加えられるようだ。

もちろん、この女性が愛されることというのは、既婚者だけでなく、独身者であっても、家族や友達や同僚などから受け取ることであると思う。女性にとっては大切な要素だと男女の違いについて書いてある本にもあった。

聖書の中に、夫婦への教えが書かれている。

「夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。」

結婚前にこの言葉を読んだとき、夫に「妻を愛しなさい」と言われているということは、逆に妻は「夫に愛されなさい、夫の愛を受け取りなさい」ということでもあると思った。

なので、結婚してから愛されることを、素直に受け取ろうと決心した。これは簡単なようでも、実際やってみると、変な遠慮やへりくつが出てしまう時がしばしばある。でも、自分の心の中では「受け取る」という思いをいつも持つように心がけてきた。

それで、この一年夫の愛を受け取ってきた結果が、バレンタインデーで大いに発揮する事ができたのだと思う。自分でも、労力はいったが、やってて楽しかった。

無論、バレンタインデーだけに、とどまることはしないが・・・

2008-02-14

昔も今も

先日、伊勢崎サンモールにある、「おかしのまちおか」に入ったら、不二家のハートチョコレート・ピーナツ入りを見つけた。

チョコレート売り場で、小・中学生の女の子達が、友達とちょっと恥ずかしそうに、でも真剣にああでもない、こうでもないと見ている姿は、昔も今も変わらないと思った。

小学生の頃のバレンタイン・デーの思いでは、友達何人かと、それぞれの好きな男の子の家に順番に行き、チョコレートを渡すことだった。この子が、この子を好きだったんだと初めて判明することもある。

私はその当時に出てきた、このハートチョコレートに手紙を添えて、好きな男の子の家に心臓をバクバクさせながら行った。本人に直接渡せた年もあれば、本人が外出中でお母さんに託した年もあった。可愛い思い出だ。

今日は、主人のお弁当にこのハートチョコレートを見つからないように忍ばせた。ちょっとドキドキした・・・・

2008-02-13

ろくろ―削り

今日の陶芸教室では、先週ろくろで作った背の高いカップの削りの作業。

「かんな」とよばれる道具で削っていく。先生が削る時は、見る見るうちに削れてしまうのだが、私達は2個削るのに3時間もかかってしまった。

ろくろを回しながら削るので、作品が動かないように粘土で三箇所ほど、土どめをするのだが、3時間近くの作業をしていくと、その土どめ自体が、乾燥して取れてしまい、遠心力で作品がすっ飛んでしまった。

傷のついた作品を、先生がまた修復してくださった。なんとか2個は削ることが出来た。

先生が、『土どめが固くなったら、新しいのあげるのでこれからは教えて下さいね』とおっしゃってくださった。先生の手をなるべくわずらわせないようにと思っていたが、物を作るときには協力したり、協力を受けることも大切だと思わされた。

削りの作業をしていると、集中しているせいか、静かになる。それでも前よりは余裕がでてきているのか、別の作業をしている人たちのおしゃべりに耳を傾け一緒に笑ってしまうこともあった。

2008-02-11

白玉粉のポンデケージョ

昨日から疲れが出たせいか、家でまったりしている。

主人が本棚の整理を始め、私も一つの本棚を整理し終えたので、おやつを作ることにした。

作ってみたいと思っていた、白玉粉のポンデケージョ。

作り方はこれも、いたって簡単。というか私の選ぶレシピは簡単に作れるものを選んで、自分なりに工夫しているわけだが・・・・

☆白玉粉のチーズ入りポンデケージョ☆

【材料 約15個分】

白玉粉  150g

牛乳    150cc

粉チーズ(チーズ類なら良)  50g

塩      小さじ1/2

卵黄    一個分

【作りかた】

白玉粉をフードプロセッサーで粉状にする。(なくても大丈夫)

ここに、粉チーズ(チーズ類)、塩、卵黄を入れ混ぜ合わせる。

最後に牛乳を少しずつ入れながら、まとめていく。

まとめたものにラップを掛け、冷凍庫に10分入れる。

寝かし終えたら、ピンポン玉ぐらいの大きさに丸め、オーブン皿に並べ、180℃で30分焼く。

もちもちしてgood!中に色々工夫して入れると、バリエーションが楽しめそう。

うちは、フードプロセッサーの代わりに、「マジック・ブレット」を使っている。上の部分を取り外せて、お手入れ簡単。重宝している。

主人の本棚整理が終わった頃に、ちょうど焼きあがり、ちょっとおそめのおやつになった。

2008-02-09

かもめ食堂とファーブルトン

今日の午後、主人と小林聡美さん主演の「かもめ食堂」をDVDで見た。

見る直前に、ずっと作ってみたかった、「りんごのファーブルトン」を作り、オーブンに入れた。

映画は、淡々と流れていくが、とっても味わい深いストーリーだった。

最近主人が、カフェをやるなら古本屋カフェにしようと話していた矢先、「かもめ食堂」は理想の形だった。

映画の途中でファーブルトンが焼きあがり、一時停止を押して、新しく買ったオーブンで焼きあがったものを取りに行った。きれいに、こんがり焼けていて感動した。

今までのオーブンは、奥のほうに電気が丸出しになっているタイプだったので、焼いている途中、何度も角皿を動かして均等に焼き目がつくようにしなければ、一箇所だけに焼き目がついてしまうものだった。

今回はただ入れておくだけで、まんべんに焼き色がついた。やっぱり新しいオーブン・レンジを買ってよかった。これからさらにお菓子作りが楽しくなる。

ファーブルトンを食べながら、残りの「かもめ食堂」を見た。主人には大好評だった。

最終的に、私だけもう一回「かもめ食堂」を見てしまった。とにかく味わい深い映画だった。今度は同じ監督の作品「めがね」を見てみたい。

☆りんごのファーブルトンのレシピ☆

【材料】

りんご  1個

薄力粉 60g

グラニュー糖  30g

牛乳  225cc

卵 1個

塩 ひとつまみ

バター 20g

【作りかた】

りんごをいちょう切りにして、バターでソテーし、パイ皿に敷き詰める。

ふるった薄力粉、グラニュー糖、牛乳、卵、塩を泡だて器でまぜる。

混ぜたものを、パイ皿に流し込む。

180℃のオーブンで50分焼く。

とにかく、簡単に出来て、あつあつでも、さめても美味しいデザート!

2008-02-08

ピンク色の夕焼け

いふり湯からの帰り道、家に近くなってきた頃、夕焼けがきれいになってきた。

今日はピンク色の夕焼けで、とっても優しい夕焼けだった。

ご褒美

今晩は、主人は親友と夕食をしてくるということで、一日ゆっくり出来ることもあり、10日間の疲れと、自分へのご褒美として、午後いふり湯に行くことにした。

銀行や郵便局で用事を済ませ、ちょっと古本屋に立ち寄った後で、3:30pm頃、いふり湯に入った。

いつもと違い、中は明るかった。古い造りなので、浴場の天井が高く、窓も上のほうについている。湯けむりの中を陽射しがスーっと入り、とてもきれいだった。

ゆっくりと何度も黒湯につかり、優雅な時間になった。

番台のおばさんも、夜来る時より心なしかシャキシャキしている気がした。

お肌も体もリフレッシュした。

2008-02-07

ありがとう!

家に戻ると、我が家のくま達が勢ぞろいして迎えてくれた。もちろんこれは旦那さんのはからい。この光景を見てとっても嬉しかった。

この10日間頑張れたのも、主人の励ましと協力のサポートがあったからこそ。朝早くの仕事なのに理解して、喜んで送り出してくれた。

旦那さん、私のポテンシャルを引き上げてくれてありがとう!感謝してます・・・・

また明日から、主人と一緒に朝食が食べられる!

親友

通訳の仕事も無事終わった。講師のアメリカ人の先生は、終わったすぐ後に、成田空港に向かわれた。

私は、三鷹に住んでいる、高校の時からの親友の家に遊びに行った。彼女の作ったランチをいただきながら、話しに花が咲いた。

彼女と会うのは、去年の私達の結婚式以来だが、その時間を感じさせない、おしゃべりの時だった。彼女はずーっと前に結婚して、高校生の娘さんと小学生の息子くんがいる。私も結婚したので、今日は初めて主婦の会話をした。

彼女の家は、とっても味のある家で、素敵な空間だ。天窓もついていて、またジェームス・タレルの作品を思い出した。

M、楽しい時間と美味しいランチをありがとう!また会おうね!

最終日

今日で、教会史の通訳が終わる。

この10日間、早朝通勤をしながら、いつも同じ電車に乗る人達や子供達が何人かいた。話したことはないが、心の中でサヨナラを言って、東京駅に着いた。この風景も今日で終わり。

三鷹方面に来たら、雪景色になっていた。横浜は雨上がりだった。

2008-02-06

ろくろ―水引き

今日の陶芸教室は、初・中級クラス最後の課題作品で、ろくろで背の高いカップの作成。ろくろは手に水をつけて作ることから水引きとも言われる。

ろくろで作るとき、まず粘土の荒練りをし、粘土の固さを均一にしていく。そして、その後にするのが、上の写真の菊練り。これで粘土の空気を抜いていく。空気が入っていると、焼くときに割れてしまう事があるそうだ。これはなかなか難しく、これは先生のお手本。私がやると、こんなきれいな形にはならない。

菊練りが終わると、きれいにまとめとて、ろくろに乗せる。

そして、土殺しという、ろくろを回しながら土を中心に固めていく作業をする。これは、まだ私達にはできないので、先生がしてくださった。

その後、手と粘土にドベと言って粘土が水を吸ってべっとりしたものを塗りながら、形を作り出して行く。今日の目標は、上に高く伸ばすこと。最初は湯のみぐらの高さにしかならなかったが、先生からコツを教えていただきながら、だんだんと背が高くなってきた。

最終的に6個作る事が出来た。この中から4個だけ選んで、来週削りの作業をする。ろくろで背を高くするのは難しかった。でも、自分の手の中で、力の加減と手の形によって、形が変わってくるのがおもしろかった。終わってから椅子から立つと、背中がだいぶ痛かった。

一番右の最後の作品は、それを物語ってか、ちょっと傾きが・・・・

2008-02-05

お日様

今朝まだ残っていた急な坂の雪は、お昼にはすっかりなくなっていた。

この急な坂は、午前中は陽がちょうどあたる場所なので、雪が解けただけでなく、乾かしてしまった。お日様はすごい。

小さな頃読んだ、イソップ寓話の中で、「北風と太陽」がなぜか好きだった。

旅人の外套を風と太陽が、どっちが脱がせる事が出来るかを競った話し。

風が強く吹けば吹くほど、その旅人はぐっと外套を押さえて、いっこうに脱がす事が出来なかった。

でも、太陽の陽が射すと、旅人はすぐに外套を脱いでしまった。

この物語の教訓の一つに、「冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれる」とある。

人と関わる時、太陽のような人でいつもいれたらいいな。まだまだ北風小僧・・・・

2008-02-04

坂の手すり

今朝は、家の近くの急な坂がどうなっているのか心配だったので、いつもより早く起きて、家を出た。

感謝なことに、道の片側は雪が取り除かれて、歩きやすくなっていた。でも、凍っている場所もあり、滑りそうな箇所が何ヶ所かあった。

この急な坂には手すりが着いている。初め見た時はこの手すりは、年配の方々などが登る時に使うのかと思っていたが、そうでもなさそうだった。今朝やっとそのありがたみが分かった。

雪が降って、滑りそうな時に体を支えるためのものだった。なので、雪の除雪も手すり側にしてあった。私も今朝お世話になり、転倒から救われた。

陶芸教室の前の急な坂には手すりがないので、大雪の時は坂の上からロープが吊り下げられていたこともあったそうだ。

ニュースを見ていたら、雪道の歩き方を教えていた。

☆ゆっくりと

☆歩幅は小さく

☆足の裏全体をつけて

歩くと良いそうだ。

午後急な坂を登ったら、ほとんど雪は解けていたが、まだまだ滑りやすい路面になっている。明日の朝も手すりにお世話になるかも。

2008-02-03

Snow Snow

朝起きてびっくり、かなりの雪が積もっていた。前回と同じく主人が雪が降っている事を教えてくれて、布団から起き上がった。

午後近くの公園にダンボールを持って出かけた。もうすでにたくさんの雪だるまが作ってあり、そりやスノボー、そしてさすが横浜、サーフィンボードで丘を滑っている人たちもいた。主人と私も滑りは悪いが、ダンボールそりで何回か滑ってみた。我が家にも来年用にそりを買っておかねば。

そして、公園のベンチには・・・・

人魚が座っていた・・・・さすが港に近い横浜!

ウィークエンド

昨日の土曜日は、電車のスケージュールも土、日ダイヤになっていた。そんなことを考えもしていなかったので、駅に近くなった時に、電車が発車したのを見て驚いた。ウィークデーよりも2分早くの出発だった。

昨日は、あることをする目的を持っていたので、遅れてしまうのが残念だった。9分後の電車を待って乗った。でも、東京駅からの中央線も土、日ダイヤで走っていて、いくつかの駅を飛ばして走ってくれた。

電車の中のモニターに世界の風景の画面が流れていた。フランスのある場所(名前はど忘れ)で、昔フランスとドイツの間で、領地の争いがあり、5回も国籍が変わった場所を流していた。ちょうど前日の教会史の授業で出てきた場所だった。学ぶと世界が広がることを実感した。

結局いつもより、二分遅れで三鷹に着いた。どうして早く三鷹に着きたかったかというと・・・・・

マクドナルドの、「マックグリドル」を食べてみたかったから。ウィークデーに何度もマックにこれを買うために入ってみたが、通勤途中の人達の長い列が出来ていて、授業に間に合わないので、買えなかった。

きっと、土曜日の朝は人が少ないだろうとずっと考えていた。案の定、誰も並んでいなかったので、無事ゲット!アメリカンな味で美味しかった。

お持ち帰りの袋に何人か子供達が写っていた。その中の二人の子達が、知人の子供達のような気がするのだが・・・・・

2008-02-01

ウィンドウ・ディスプレイ

今朝は、2月に入ってお受験が始まったからだろうか、小学校高学年らしき子供とお母さんが一緒に電車に乗ってる姿が多かった。

今日は、クラスが終わって、髪の毛を切りに外苑前にあるいつもの美容院に行った。実は、今週になって髪の毛を切りに行ったのは、2回目。水曜日に行った時、ずっと担当してくださっている、Hさんとある話題で盛り上がり、髪の量を落としてもらうのを忘れてしまったのだ。

上の写真は、外苑前駅から美容室に行く間にある、「無印良品」のお店のウィンドウ・ディスプレイ。水曜に通りかかった時に目を魅かれた。

「愛は飾らない シンプルが美しい ふだんの生活を大切に」という文字が、ガラスに貼られていて、その影がディスプレイされているものに写り込んでいる。

11:30am頃に通りかかると、影がはっきり見えた。でも、髪を切り終え、またその前を通ると、陽の位置が変わり、影は出来なくなっていた。地球は動いている。

朝も大体同じ時間に家を出ているが、少しずつ空が白むのが早くなっていくのがわかる。春がやってくる・・・・