2009-10-28

謎?



今日は横浜駅に繰り出した。横浜に住んで3年目。だいぶ何がどこにあるのかわかってきて、今日は目的地に着くまで、人混みを通らずに行くルートを新たに発見できた。

行きつけの店も多くなってきた。その一つに、ほとんどの商品が¥105で売っている、かわいいチェーン店の雑貨屋さんがある。主人がQBハウスで散髪している間に、時間つぶしをしていた時に見つけた雑貨屋さん。百均とは違って、本当にこれが¥105っと思える商品があり、また自分で工夫して色々作るイマジネーションがわくお店。横浜に一人で行く時は、ちょくちょく寄っていた。

でも、9月の終わりに行った時、10月の後半には閉店してしまうという貼紙があり、とっても残念に思った。今日、次は何のお店になっているだろうと見に行ってみたら、まだやっていた。今月末まで閉店セールをやってるのかと思ったら、そんなこともなさそうだ。新着商品と題して、クリスマスの小物が並んでいた。そして、以前見た「閉店します」の貼紙がなかった。よかった~。でもなんで存続することになったんだろう?めずらしいことだし、嬉しい事だが、謎・・・



この秋から、クリスピークリームの箱を持っている人を横浜駅でも多く見かけるようになって、きっと店舗ができたのだろうと思っていた。そして、今日やっと場所がわかった。この箱とロゴが私は好き。韓国で食べた時、フワフワとろけるようなドーナッツだったので、今日も食べてみようと購入した。家に帰って、さっそくその「オリジナル・グレーズド」を食べてみたが、韓国で食べたときのような、フワフワとろける感がなかった。このドーナツになぜ皆、1時間とか行列して買っていたのだろう?ちょっと謎。

主人が戻ってきたら、「チーズケーキ」と「オールベリーズ」を食べてみようと思うが、行列の謎が解けるかな?



これは、最近家の近くの駅のホームの販売機で売り始めた、永谷園から出ている「生姜チャイ」。ジンジャラーには嬉しい一缶。そんなに甘くなく、生姜の味がしっかり楽しめて、体がホカホカした。この冬お世話になると思う。

2009-10-26

工房 昨今



今日は、陶芸とお茶でご一緒のMさんと、3月まで陶芸教室の先生だったY先生の勤める、経堂にある工房とショップ「工房 昨今」(http://www.furyuseikatsu.com/)に遊びに行った。

小田急線経堂駅北口から道一本入った所にあるとっても素敵なショップ。



素敵な陶器や磁器、小物が置いてあった。

お店の奥には工房があり、作られた作品が、




お店からも見える所にある、電気窯で焼かれている。




今日は、台風のせいもあって、お客さんもいなくて、ちょうど窯で焼いている時だったので先生も忙しくなく、3人で四方山話に花を咲かせた。

この工房・ショップは、多摩美を出られたアーティストの方が始められたもので、ショップの家具などとっても素敵なものが多かった。この店の壁は土壁になっていて、トイレも土壁になっていて、とっても落ち着く。



お昼に入った、イタリアンのお店のトイレの壁も土壁になっていて、経堂では土壁が良く使われるのかと、思わず思ってしまった。まあ、ただの偶然だろうが。



最後に、素敵な器と出遭ったので購入して、Y先生のいる工房を出た。帰り道がてら、近くの「すずらん通り」を通り、「甘ぼう」という名の知れた和菓子屋さんで鯛焼きを作っていたので2匹買った。ちょうどよい甘さの餡子で、家に着いて夕食準備前のおやつとしていただいた。

夕食には、さっそく購入した器に納豆を入れて食べた。特売で買ったおかめ納豆が、より美味しく感じられた。良い器は食べ物も美味しくする。

Y先生、Mさん楽しい時をありがとう!

2009-10-23

一期一会



昨日は午前中教会の祈り会に出席し、午後はお茶の教室に行った。床の間のお花は「残花」という飾り方で、10月は名残の月で花をたくさん入れるのだそう。宗全籠(そうぜんかご)に生けられている。来月は炉が開き、新茶を点てる。



そして、初めて行う長板点前のお稽古。いつもは水差しは右側にくるが、この点前は風炉(釜の置いてあるもの)が中央にあり、水差しが左側に来る。最後の柄杓と蓋起きの飾り方も、風炉の左側になる。

道具が全部置かれているのは、何ともいえない景色になり、とっても素敵だった。

この日は、しばらく陶芸教室とお茶のお稽古のアシスタントをしていたMさんが、結婚のために他県へ移られるため、最後のお茶のお稽古になった。最後にMさんが濃茶を点てて、お別れとなった。茶事の時、茶杓の名前を主客が尋ねる事があるが、お稽古の時には、色々な名前を考えてつけるということがある。この日Mさんが選んだ茶杓の名前は「一期一会」だった。

お茶のお稽古の後、「声なき者たちの声」のイベントに、墨田に向かった。横浜からは1時間半ほどかかり、少し遅れての出席になりそうだったが、急いで家に戻って着替えてから電車に飛び乗り墨田に向かった。

出る前に、ちょっとつまみ食いをしたが、電車に揺られるとやはりお腹が空いてきた。イベントが終わってから何か食べようと思ったが、でもやっぱりお腹が空いてきた。北千住で電車の乗り換えでホームに降りたら、ちょうど目の前に立ち食いそば屋があった。これはいいチャンスと思い、久々に立ち食いそばを食べることにした。立ち食いそばは本当に美味しいところは美味しくて、安くて、すぐ食べられるので急いでいる時は、本当に便利だ。でも、立って食べるところしかない所ではやはり男性が多いので、女性一人で入るのは躊躇することもある。でも、今回はそうも思い迷っている暇もなく、入れたのでよかった。そして美味しい立ち食いそばだった。


(とりあえず撮った写真。緊張気味で素早く撮ったので、ちょっと手振れが)

食べながら、その日の朝、主人とお祈りしているとき、「Joyが今日何か美味しいものを食べられますように。」と祈ってくれたのを思い出した。その時は、何を食べれるかな?っと思ったら。本当に美味しいそばが食べられた。それも自分の憧れの立ち食いそばで!

そして20分ほど遅れて、イベントに到着した。朗読と歌の途中から聞く事ができた。その後に、メインスピーカーのスージーさんが、ご自身が出会った、虐げられている女性や子供達の現状を話してくれた。その中の一つに、AIDS孤児が1800万人いると聞いて、自分には何ができるか考えようと思っても、膨大な人数にひるんだ。でも何かしていく必要はあるが、でも何ができるのか・・・・・と、その晩は頭の中で堂々巡りとなった。

とりあえず、自分はどこかの国の子供のチャイルドスポンサーなどにはなれるかなと思った。これは主人とこれから要相談。一人が一人に関われれば、きっと何かが変わっていくはず。と信じたい。いや信じよう。

2009-10-21

今日のチャレンジ



今日は、他の人のブログで見かけて、絶対食べてみようと思った、フレッシュネスバーガーの「マッシュルーム・バーガー」にチャレンジ!

ハンバーガーの肉の部分が、大きなキノコをソテーしたものに照り焼きソースのようなものが掛かっているものになっている。程よいキノコの味がして食感も良く、美味しく満足感があった!ただ、生のオニオンの味がちょっと強すぎたので、次回頼む時はちょっとソテーしてもらいたいかな。ダイエットにはもってこいのバーガー。

そして、今日は一ヶ月ぶりの陶芸。急須の削りの続きをした。今日は、厚さを薄くし、均等にしたり、蓋を置くところをきれいに整えた。耳かきのような小さな道具を使っての、細かい作業。口数がだんだんと少なくなった。前では、Mさんがお茶の時に使うお菓子入れの食籠(じきろう)の大作に挑んでいた。


最後で私の大雑把な性格が出てしまい、蓋を乗せるところにひびを作ってしまった。先生に修復してもらおうとしたら、穴が空いてしまい、先生に穴の修復を頼むことになった。急須の製作はまだまだ続く。


帰りに、焼きあがっていたお皿のうちの、一つを引き取ってきた。そして、先生のお宅になっていた柿もいただいた。

帰りは見事な夕焼けが見れた。Mさんと、まるで外国で見るような雄大な夕焼けだねと。

そして、今日のチャレンジの2つ目は、ペプシの小豆味。これも、他の人のブログで見かけて、試すかどうかは迷っていた。でも、帰りがけにセブンイレブンに入ったら、このペプシがまるでチャレンジを促しているかのようにずらっと並んでいて、チャレンジを受けて立ってみたくなった。レジでおばさんが「私も今日の午後飲んでみたのよ。お汁粉の味に、あとで炭酸の味があるって感じ。」と説明してくれた。お汁粉と炭酸???っと思ったが、これはチャレンジしてみるしかない。


さっそく家に帰って飲んでみたが、最初は冷たかったせいか、小豆の味は私にはあんまり感じられなかった。何度も飲んでも、私の舌にはお汁粉が感じられない。アメリカで飲んだ何かのソーダー味にしか感じられなかった。しばらく常温でおいて飲んでみたら、「なるほど」っとやっと思えた。セブンイレブンのおばさんが言っていた意味がわかった、気がする・・・

韓国旅行 最終日


韓国最終日の起床は5:30am、モーニングコールで起こされた。10:15am仁川空港発だったが、格安ツアーなので空港に行く前に、キムチのお土産屋さんに寄っていかなければならなかった。初日に立ち寄ったお土産屋さんが強烈だっただけに、今回のお土産屋さんは、よくオーガナイズされていてさほど苦痛ではなかった。少しは買わないと、マージンもらっているガイドさんにも申し訳ないと思い、最後のショッピング。

空港に着くと、もの凄い人でビックリした。個人旅行だと、チェックインは自分でしなければいけないが、今回はガイドさんがしてくれ、ちょっと楽だった。まあ、次回来る時は格安ツアーにするかどうかは要検討。お土産屋さんに立ち寄る時間が、ちょっとおしい気がした。

空港で、台風が関東に来ていることをはじめて知った。韓国の3日間は天候に恵まれたが、最後の日は風が強くちょっと寒くなったのは、この台風のせいだったようだ。3日間日本のニュースを見ていなかったので、まさか台風が来ていたとはまったく考えもしなかった。

とりあえず、40分ほど出発は遅れたが、無事離陸してくれた。もし台風が3時間とか遅く上陸していたら、きっと飛行機は欠航になっていたはずだ。天災のため欠航になった場合は、航空会社はなんの保証もしてくれないので、本当に感謝だった。


機内食にも、やっぱりタクアンが付いていた。また、パックの豆腐が出てきてビックリ。いいアイデアだ。日本行きの機内食のメインは辛くなかった。

9.11後、しばらく機内食ではプラスチックのスプーンやフォークが使われていたが、今ではすっかりステンレスのものに戻った。なによりだ。プラスティックでは、やっぱり何か味気なかった。

関東に近づくにつれて、揺れが激しくなった。飛行機に乗る前に、着陸時は揺れる事を覚悟していたが、思った以上に揺れた。近くに座っていた若い子は、怖さのあまり過呼吸になってしまったほど。斜めに傾きながら滑走路にタッチダウンしたと思う。地上に着いて思わず拍手してしまった。家に戻ってから、ニュースを見て、大きな台風が上陸したことに本当にビックリした。

今回の旅のお土産の一つは、これ


ごま油。スーパーのおばさんが、このブランドが一番美味しいよと、おそらく言っていたもの。ごま油がどれなのか英語で聞きながらやっと見つけた。でも、今見るとちゃんと英語表記も入っていた。その時は余裕がなく、ハングル文字しか視野に入ってきていなかったようだ。さっぱりしていて、でも、こくがある。買ってよかった。他にも、スターラーメンという、主人が以前好きだったインスタントラーメンや、結構かさばるものを買ってきた。でも、こういう時登山ザックは便利。かなり入り、かなり重たくなったが、主人が担いでくれたので、私は買ったかばんに韓国海苔をつめて担ぐだけで、楽させてもらった。結婚してよかったと思える瞬間だ。

3泊4日の韓国旅行も無事終わった。お互い、旅でどういう時間が必要かということも発見できた。主人の昔の友達にも会えた。日本と韓国の歴史と関係について知ることもできた。それにしても、3泊では食べたいと思っていたものを全部制覇することは不可能だった。だから、また行かなくては!っと主人と話している。
The End

2009-10-16

韓国旅行 3日目


結局3日目は10時に目覚ましをセットしたが、二人とも自然に9:30am頃に目が覚めた。ゆっくりしながら支度をして、その日の予定を話し、ナムデムンシジャン(南出門市場)にお土産などを探しに行くことにした。


Tマネーという、韓国のスイカを昨晩買ったが、使い勝手がわからずうまく使えなかった。まず、この機械でチャージしてみたら難なく使う事ができた。昨晩は本当に二人とも疲れていて、気がまわらなかったようだ。


ナムデムンシジャンについて、まずは腹ごしらえ。気温も暖かだったので、冷麺をいただいた。ここでも、キムチとタクアンは食べ放題。



主人は、昔好きだったスンデという、腸詰もオーダーした。店先でせいろに蒸してあった長い腸詰を切って出してくれる。中にはチャプチェの麺のような物も、詰まっていた。それにレバーの蒸したものも出てきて、付いていた荒塩でいただく。そんなに量を食べられるものではなかった。


食べ終わってから、ナムデムンシジャンをぶらぶらした。


ソウルの街中は、ずいぶん英語の看板とか増えたり、素敵なcafeが増えたりしていたが、ナムデムンシジャンは昔と変わらない雰囲気がある。狭い通路を荷物を一杯載せたバイクを走らせるおじさんも、昔ながらにいた。



ナムデムンシジャンを早めに切り上げて、ホテルのある駅前のテクノマートで買い物をした。今回の旅で喧嘩したことにより、二人にとって、必要なことが見えた。二人で一緒にいる時間の他に、主人はゆっくり新聞を読む時間が必要で、私は一人でぶらぶらショッピングをする時間が必要だということ。そこで、「自由時間」と奏して、このテクノマートでそれぞれの時間を一時間ほどとった。


主人はダンキンドーナツでコーヒーを飲みながら新聞を、私は洋服や靴や雑貨のお店を見た。韓国のファッションのデザインは、きれいな物が多かった。最後にかばんを買ったのだが、最初は90000ウォンと言われたが、最後は60000ウォンに値下げしてもらった。でも、本当はもっと値切れたかもしれない。値切り方はうまくない。でも、韓国経済の助けにはなったと思えば、それでよし。

その後、また主人と落ち合い、地下にあるロッテマートという大きなスーパーマーケットに行って、韓国食材を手に入れた。

4時にはホテルに戻り、しばらく昼寝した。旅の疲れがあったので、この昼寝は二人にとって必要だった。主人もやっと体が休みモードに切り替わったと言った。

また、地下鉄を1時間半乗り継いで、主人の友達の家に遊びに行った。結婚式に来てくださった人達も来たので、「結婚式に来てくださってありがとうございました。」と主人から、韓国語で教わって伝えた。英語と韓国語が飛び交う一夜となった。韓国の家庭料理をいただいた。みんなしっかり噛んで食べるのが印象的だった。それも太らない秘訣なのかもしれない。

あっという間の、楽しい一時が過ぎ、また地下鉄に揺られ、ホテルに戻った。翌朝は6:30am出発で空港に行くので、荷物をパッキングしから床に着いた。

3日目、やっと韓国に慣れ楽しく過ごせた。

2009-10-15

特別イベント「声なき者たちの声」を聴く


友達主催の来週のイベントです。よろしかったらぜひご参加ください。この間遊びに行った、須貝まい子さんやシンガーソングライターの神山みささんも出演します。私も夜の部参加予定です。


「A VOICE FOR THE VOICELESS 」活動支援 特別イベント
     「声なき者たちの声」を聴く

声なき者とは? 性的な人権侵害にさらされている女性や子どもたちのことです。
今、日本でも、人身取引が増え続け、人ごとではなくなっています。
スージ・チルダーズさんは、世界中を周り、声なき女性たちに会い、話を聞き、
プロの写真家として彼らのポートレートを撮り続けています。
今回、チルダーズさんをハワイよりお迎えして、現場からの声を語っていただきます。
ミニ写真展、スライド上映のほか、夜の部では、歌と朗読のパフォーマンスも企画しています。
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■日 時:2009年10月22日(木) 昼の部 11:00開演 / 夜の部 19:00開演(各30分前開場)
■会 場:墨田聖書教会  最寄駅:東武伊勢崎線「鐘ケ淵」駅下車、徒歩7分
(地図)http://sumidabible.blog10.fc2.com/blog-category-7.html  
参加費:入場無料(自由献金があります)
■定 員:各会50名 *人数把握のため、10/20日(火)正午までにお申し込みください。
■申 込:電話かメールでお申し込みください。
      TEL : 03-3619-0195(墨田聖書教会内・担当:石川葉子)
      E-mail : goodnews_cafe@yahoo.co.jp
■主 催:pray&hopeプロジェクト(http://prayhope.exblog.jp/)  
■協 力:YOUTH WITH A MISSION、photogenX 、Rhonda Somers-Harris(YWAM)

■出演者紹介
□講演 Susi Childers スージ・チルダーズドイツ出身。フォトグラファー。
50か国以上でポートレートを撮り続け、『声なき者達のための声』のキャンペーンを始める。
実際に声なき女性や子どもたちに会い、30人の過酷な体験とポートレートを30日間の祈りのノートとしてまとめ、
クリスチャンに問題提起を行う。貧困の犠牲者や、人身売買など性暴力の被害者である女性たちの声を、
彼らの写真とともに伝えるべく世界中を回り、祈りとアクションを呼びかけている。
写真集に『sex and money』『THE EYES OF AFGHANISTAN』他。現在、YWAMの宣教師でもある。
ハワイ在住、二児の母。http://www.photogenx.net/
□ゲスト出演  朗読 / 須貝まい子(役者) http://sugaimaiko.fc2web.com/
        歌 / 神山みさ(シンガーソングライター) http://kamiyamamisa.com/
■内容
□昼の部 11:00~14:00 スージー・チルダーズさんを迎えて講演&ワークショップ
      15:00~16:00 カフェタイム(自由参加。お茶菓子付き。ランチはご持参下さい)
□夜の部 19:00~21:00 スージ・チルダーズさん講演&ゲストを迎えて歌と朗読(キャンドルナイト)
 
 *夜の部は、ふだん教会に行きなれていない方でも安心してご参加していただけます。

【内容詳細はここで】http://www.v4vl-concert.com/ja/2009-09-08-01-42-00.html 

韓国旅行 2日目

2日目の朝は、バケーションにしては少し早めの8時過ぎに起きて、行動開始。9時にホテルを出て、近くにあった「2900ウォン店」(何でも2900ウォン(約¥250)で食べられる)という、食べ物屋さんに入り朝食をとった。主人は、キムパップ(のり巻き)を私は表にポスターが出ていて美味しそうだった南瓜粥をいただいた。

南瓜粥を頼んだら、一瞬定員さんが「??」という顔をした。おそらく韓国の人達は、おやつ代わりに食べるので、朝食にオーダーするものではなかったのかもしれない。甘くて美味しかった。キムパップはその場でアジュマが作ってくれた。エゴマの葉も入っていて、巻きたてでこれも美味しかった。もちろん、キムチとタクアンはサービス。主人の後ろに座っていた女性は、一人でキムパップとラーメンを食べていた。なんであんなに食べて太らないのだろう?やはりキムチの中のカプサイシンのおかげだろうか。


朝食後、食べ物屋さんの道を挟んだ所にある、東バスターミナルからバスに乗り、チョナン(天安)に向かった。



主人は、車窓から見えるハングルの看板の文字を読み、ハングルの勉強しながら、約1時間半でチョナンに到着した。

この日の最終目的地に着く前に、日本ではいつも並んでいるので、まだ入ったことのないクリスピークリームのドーナツ屋さんがあったので、入ってみた。ずーっと前にアメリカで、作っている時に行くと無料でドーナツ一個食べさせてくれるよと連れて行ってもらったのが、クリスピークリーム。日本であんなに行列ができるほど、美味しかったかなと思ったが、今回韓国で食べて、とろけるような食感にやっと納得できた。

そして、別のローカルなバスに乗り換えて、この日の目的地「独立記念館」に着いた。去年韓国に来た時も、主人が行ったらいいと薦めてくれたが、時間が作れずに来れなかった場所。主人にとっては、大学時代に一度、その後母親と弟達と一度、今度で三度目の訪問。1980年におきた歴史教科書問題をきっかけに、民間の基金で設立されたもので、基本的には民族意識の高揚と教育を目的としたものだが、日本軍侵略の生々しい記録も残されている。

施設内はだだっ広く、独立した意気込みを感じる場所だと主人は言う。




高い塔までもかなり歩き、その後まだまだ歩き、



やっと着いた建物かと思いきや、門だった。映っている人と比較してもらえると、その大きさが伺える。

その門を通ると、ようやく展示施設があるのだが、なかなかうまく韓国の歴史をいくつもの建物に分けて、順序だって見せている。韓国のIT社会は日本より上を行っているのが、施設を見てもわかる。

歴史を振り返って見て、人間の愚かさが垣間見れると、なんとも言えない思いになるが、しっかりとその事実を見据えた上で、未来を見ていくことは、大切なことだと思う。

展示の中のあるコーナーで、「3・1運動」について一言書くコーナーがあった。韓国語で書かれている言葉には、日本はひどいという文も多々あると主人が教えてくれた。主人に頼み、日本語と韓国語で私達ができる謝罪を書いてきた。共に未来を築いていきましょうと。

展示の最後のほうで、ある韓国人の30代ぐらいの女性が、私達が日本人だとわかって、日本語で話しかけてきてくれた。「私は日本に住んでいた事があって、日本人の人達が大好きなんですけど、こんな展示を見て心を害されませんでしたか?私はちょっと心配です。」と。私は「こういうことはちゃんと理解しなければ、前に進んでいけないことなので、大切な事だと思います。」と答えた。彼女も安心したように、前を歩いていった。

4時間ほどゆっくりと展示を見ながら、韓国の人達がどれほど自分の国を誇りとしているのか、以前より理解する事ができた気がする。

また、チョナンの街に戻り、夕飯を食べることになった。前夜は豚だったので、牛カルビの焼肉を食べたいと店を探したが、牛肉を扱っている店が少なかった。半年ほど前に米国に対して牛肉非買運動をしていたことがまだ続いているのだろう。韓国は徹底している。

でも、なんとか牛肉の焼肉のある店を見つけることができ、日本で食べたら何倍もするようなお肉をいただいた。満足!

帰りは、主人が「ムグンファ(むくげの花ー=韓国の国花)号」という、列車に乗って帰ろうということで、そうすることにした。切符を買い、列車が到着するまでブラブラしたり待合室で待ったりした。出発時刻が近づいたので、プラットフォームに向かったが、改札というものがなかった。切符は列車の中で検札にくるのかと思いきや、ソウル駅に着くまで検札もなかった。そして、ソウル駅でも改札はなかった。無賃乗車しようと思えばできてしまう乗り方だった。以前、ドイツで電車に乗ったときも同じ体験をした。一生懸命知恵を絞りながら買った切符は、結局一度もだれにも何にもチェックされなかった。都会では考えられないことだ。

ホテルに戻ってから、ホテルの目の前にあるサウナに行くことになった。韓国に以前住んでいた主人から、韓国の銭湯もいいもんだと聞いていたので、行ってみたい反面、勝手が違い言葉も通じないという怖さがあって、躊躇していたが、「旅の恥は掻き捨てだ!」と思い、ドキドキしながら入ってみた。な~んてことはなかった。日本と同じような感じだった。次回は、あかすりもしてもらおうと思いながら無事銭湯から出てきた。

ホテルに戻り、次の日の起床時間を決めるのに、主人と喧嘩になった。私はせっかくの旅行だから限られた時間をマックスに使いたいので8時に起きようと、主人は夜に友達の家に遊びに行くから10時まで寝ようという。まあ、二人とも軽いカルチャーショックや言葉のストレスで疲れていたせいもあったが、最後はお互い謝り、譲り合い、平和に眠りについた。

二日目も、なんとか無事終わった。

2009-10-14

韓国旅行 一日目


(機内食。メインはさっそく辛い味付け。)

今回の韓国旅行は、主人の提案。友達に会いに行きたいとのことで、実現した。一番格安だった、阪急交通社のフリープラン・ツアーでの3泊4日の旅。航空券を買うより、ホテルもついたものの方が、なぜか安い。このプランは、韓国の空港で現地の係りの人と落ち合い、お土産店と免税店に連れて行かれ、その後ホテルに連れて行ってもらうもの。帰りの日も、ホテルでピックアップしてもらい、キムチのお土産店によってから、空港の手続きをしてもらうもの。それ以外は、自由行動というもの。

初日の最初のお土産やさんは、かなり強烈で、韓国アジュマ(おばさん)のセールスパワーに圧倒された。次のロッテの免税店では、フラフラみながら、下の階に行ったら普通のデパートだったので、そこで時間を過ごし、韓国の普段着の雰囲気になじんでいった。

仁川空港に着陸してから、税関を通って、お土産屋さん巡りをして、約4時間半たって、やっとホテルに到着。


到着後は、さっそく韓国料理へ。ホテルの前にいい感じの食堂があり、そこでサムギョプサルという、豚肉の焼肉を様々なサンチュに包んで食べるものを頼んだ。お腹が空いていたせいか、カメラを持ってくるのを忘れてしまい、写真がないのが残念。

韓国の食堂の良いところは、メイン料理を頼むと、パンジャンという、お変わり自由のおかずが付いてくること。キムチ・チャンジャ・小さなチヂミ・細切ネギの唐辛子酢和え・サンチュ(エゴマの葉っぱも美味しかった)・ワカメの冷スープ・タクワン。そして、「サービス、サービス」といって、テンジャンチゲと茶碗蒸しのような卵の料理が出てきた。ほとんどたいらげてしまったが、考えてみると野菜中心なので、いい感じでお腹一杯になった。これで、8000ウォン(約¥750)。安くて、美味しい!


食後は、腹ごなしにホテルの周りを散歩。近くに地下鉄の駅や、バスターミナル、テクノマートというモールでその中に大きなスーパーマーケットも入っていた。駅のバス停の周りには、屋台が出ていて、トッポギやオデンといわれる物が売られていた。食べたかったが、お腹はパンパンで次の機会に。


今回のソウルの第一印象は、ゆったり流れると河に色々な形の橋が多いということと、窓ガラスが薄青いということ。夜景になると、高層マンションの窓明かりは、ガラスのせいで、きれいに薄青ぽく光っていた。青磁が多く取れるということで、ガラスにも入っているのだろうか。大韓航空のシンボルカラーもそのせいだろうか。


第一日目、無事終了。




2009-10-08

戻ってきたら…


成田に無事到着!

ソウルを出る時、関東に台風が来ていることを初めて知った。出発も40分ほど遅れた。

着陸10分前から、機体が大きく揺れ、久々にスリルを味わった。大韓航空のパイロットはもと軍人さんが多いと聞いているので、ちょっと安心したが、それでも最後の着陸の時は、一瞬ヒヤッとした。

地上に着きビニールなどがたなびいてるのを見て、風の強さを改めて感じた。

横浜にJRで帰ろうと思ったら、駅員さんがJRは千葉までしか動いていないと教えてくれ、急遽京成線に乗ることにしたが、ダイヤがかなり乱れているらしい。

とにかく、京成線は無事成田を発車した。韓国での四日間は天気がよかったので、まるで浦島太郎状態。

台風の被害が少なかったことを祈ります。

2009-10-05

韓国旅行


それでは行ってきま〜す!

今日はこれから


今日はこれから、韓国旅行!主人はまだ休みになった実感はないらしい。

私の方は、いつもは3秒で眠りにつけるほど寝付きが良いのに、昨晩はワクワクしてたからなのか、なかなか寝付けず、朝になってしまった。小学生の頃の遠足や林間学校に行く前日と同じだ。

結婚してから旅行に行く時に変化がでた。独身の時はガラガラと荷物を引っ張って旅に出たが、主人と旅行する時は、主人の登山ザックに荷物を詰めてもらうようになった。

主人はガラガラ荷物を引っ張るのは性に合わないそうだ。まさか海外旅行も登山ザックとは言わないと思いきや、やっぱり今日も背負って行く。「山登りに行くみたいで嬉しいや!」っと。

まあその分私は小さな荷物を運べばよいので、楽をさせてもらっている。よく登山家の野口健さんに似ていると言われる主人には、登山ザックが似合っているかも。

2009-10-04

ご無沙汰でした



携帯の機種変更をして、画像のアップの仕方がいまいちわからず、という建前のもと、少しブログのアップを休憩していた。

独身の頃は、PCの事に関して知識が弱くても、何時間も何時間も掛けて何とか動作させるようにしていたが、夫ができるとついつい甘えてしまい、仕事から帰ってきたらやってもらおうということで、伸ばし伸ばしになってしまった。

先週は、色々な展覧会で絵を見たり、アーティストやクリエーターの方達と話す機会が多く、そうすると自分の「書く」という神経も刺激され、ブログを早くアップしなければという思いになった。

携帯のカメラも800万画素のものを選んだが、いまいちまだ使い切れていない。カメラの使い方はこれから徐々に覚えていかなければならない。そのためには、ちゃんとマニュアルを読む必要がある。マニュアルを後回しで撮るとやっぱりいまいちうまく撮れない。現代社会に生きていると、なんだか早く早くと急き立てられ、物事をじっくり見たり読んだりすることを忘れてしまう。でも、物事をじっくり見たり読んだりしなければ、結局やっつけ仕事で、美しいものは生まれてこない。物を作るのも、人間関係を作るのも同じ事が言えるかもしれない。

主人が、やっと遅めの”夏休み”に昨日から入った。昨日は私は銀座であったアートフォーラムに出かけ、主人は家でゆっくりしていたが、まだ、長い休みに入った実感が持てないらしい。仕事モードの頭を切り替えるのには少し時間が掛かりそうだ。仕事関係の方に10日間の休みに入るメールをしたところ、ある方から「リフレッシュしてくださいね。」という返事をいただいたそう。ありがたい言葉だ。

リフレッシュするためにも、今回の”夏休み”は日本の外へ出ることにした。明日から、2人で韓国旅行に出かける。去年は一人で韓国旅行だったが、今回は韓国語のできる主人と行くので心強い。美味しい地元の人が行く定食屋さんにも入れる!たまに、海外に出ると、日本での生活を客観的に見られるので、私達には必要。二人で行ける事に、今朝も神様に感謝した。

さて、今回はどんな事を見て、感じて、食べてくる旅になるのか。わくわくする!

写真は、以前絵手紙をいただいた、有料老人ホームにいらっしゃる、Sさんからいただいた切り絵の付いたお葉書。いつももらうたびに心が暖かになる。でも、ピントの合わせ方が、ど~も違う・・・・(^^;