2007-10-31

ターキッシュ・やわらかリンゴクッキー

水曜日は、陶芸教室の日だが、第1~3週なので、先週と今週はお休み。

でも、なんか作りたくなって、ネットで見つけたレシピを作ってみた。

軽めのクッキー生地に、リンゴをレモンとシナモンで煮たものをくるんで焼いたもの。

食べてみると、一口アップルパイのよう。

2人でこれ全部を食べたら大変なことになりそう!おすそ分けしないと!

主婦してます

さっき、急な坂を下りて、トップスーパーマーケットに行った。水、金曜は火曜日にもらえる割引用の「スマイルシール」を貼ると、2点だけ10%引きで物が変える。

なので、お米を買いに行った。以前は主人の休みの日に一緒に買って、担いで来てもらっていたが、2ヶ月前から自分で担いで上ることに挑戦した。主人は、良い訓練だと言って喜んでいる。

今日は、おまけに主人が毎晩晩酌のようにして飲む、タカナシの低脂肪牛乳が¥100ということで、これも2本買った。ほんとは3本いきたかったが、断念して2本にした。

お惣菜コーナーを通ったら、お昼前ということで、いろいろなお惣菜が並んでいた。「チーズはんぺん」が並んでいて、誘惑に負けて買ってしまった。なぜか小さい頃から、チーズはんぺんの響きに魅了されている。

お米4kgと牛乳2リットル+アルファーを担いで、急な坂を登った。頂上についた時はある種の達成感があるが、ちょっと背中が痛いような(^^;

でも、いつからお米は5kgではなくて、4kgになったんだろう?運ぶのにはちょっと楽だが、主婦としては困ったものだ。

いつの間にか、いっちょまえの主婦になりつつある。

2007-10-30

さてどうなるか?

10月になって、近くの素敵な家が2軒壊されてしまった。横浜に引っ越してきて、一つ好きなのは、家の窓からの風景。

谷の中にあるので、下から見上げると数件、素敵な家が見え、喜んでいた。

でも、突然工事が始まり、あっという間に好きだった家が2軒なくなってしまった。そして、3軒目の素敵な家の周りにも、仕切りがなされ始め、ちょっと怪しげな雰囲気になってきた。

日本はなんで、こう簡単に趣のある家や素敵な家を壊してしまうのだろう。以前、旧正田邸が取り壊される時、地元の住民が反対したが、むなしくも取り壊されてしまった。

アメリカやヨーロッパに行くと、古い家やアパートにちゃんと人が住んでいる。NYCに行くといつも泊まらせてもらう、友達のアパートも1900年代の初期に造られた物で、最初の住人は、近くにあった工場に勤めていた人だったという話しを聞き、色々と想像が膨れ上がった。どんな暮らしをしてたんだろう?ここで何を考え過ごしていたんだろう・・・・素敵な気分になれた。

さあ、あの家はどうなるのだろう?せめて外観だけでも残して、中を変えるだけにしてくれればいいんだけどなぁ。

2軒なくなった家の後には、マンションが建つらしい。

2007-10-29

台風休日 キャベツカレー

土曜日は、こんな時期なのに台風がやってきた。

金曜の夕方に、次の日はきっとお買い物ができないだろうと、予想をつけて色々なものを買っておいた。

土曜日は、横浜市民ギャラリーで行われていた、マコトフジムラさんの絵を見に行って、プールにも行こうかと話していたが、台風のため予定中止。家でゆっくりすることになった。

午後は撮っておいた「HERO」のテレビドラマを一緒にゴロゴロしながら見た。

「夕飯はカレーでいい?」

と、聞くと、

「じゃあ、キャベツカレー作ってあげるよ。」

と、主人。材料を聞くと、

「ほとんど、あるよ。」

なので一緒に作った。

このカレーには、キャベツ、なす、にんにくの芽、豚肉が入ったもの。まず、にんにくの芽とキャベツから煮始め、よく煮えたらなすと豚肉をいれる。最後にカレーのルーを入れて出来上がり。水の分量は、野菜からでる水分を考慮して、少し少な目が良いようだ。ほんとはにんにくも入れるそうだが、冷蔵庫になかったので断念。結構あっさりしていて、キャベツの旨みが出て、野菜がたくさん食べれるカレー。美味!

福神漬けを買い忘れたので、キャベツとなすを炒め、砂糖と酢で味付けたものを作った。これもカレーによくあった。

台風のおかげで、一日ゆっくり家で、やりたい事ができた。一緒に一日家に入れて嬉しかった!そうそう、旦那の助け無しではできない、お風呂の排水溝の掃除もできた!ありがたや。

2007-10-27

いふり湯

ここが、いつも行っている黒湯の温泉付き銭湯、

「いふり湯」

ほんとは、「いなり湯」なのだが、主人と私は古いひらがなの読み方ができず、いふり湯」と呼んでいる。なんかこっちのほうが素敵な呼び方。

リンクにある、主人のブログ「Living with Joy」は、今回「いふり湯」について。お読み下さい。

2007-10-26

近頃のニュース

近頃のニュースでは、相撲やボクシングの話題でもちきりだが、見ててちょっと心苦しくなる時がある。

なんでこんな事をニュース番組で、ここまでしなければいけないのだろうと・・・・

今日の亀田興毅選手の謝罪記者会見を見ても、記者達がまるでいじめているような口調で、質問を投げかけていた。真実を追究するのは悪いことだと思わないが、追求するほうは節度を守ったほうが良いと思った。色々なことで、マスコミのいき過ぎ取材が問われているが、もっと問われるべき時にきているのではないだろうか。

メディアは真実を伝えて欲しい。特にジャーナリスト達が立ち上がって、もっと恐れずに真実を追及して報道して欲しい。

以前、ボランティアでアフガニスタンに短期で行った事があるが、ニュースで知っていた国の様子と、実際中で暮らしている人達の様子がだいぶ違っていた。表面的なことしか、伝えられていないのを体感した。アフガンは痛めつけられてすっかり暗い国になってしまったような印象を受けて入ったが、滞在した街は、まるで日本の戦後の復興時も、こんな風にみんな目的を持って、生き生きして働いていたのだろうと思わせるような活気があった。もちろん、弱いところも見えたが。

亀田一家に30~40分も費やすようなニュースを伝えるより、もっと色々なニュースをカバーする、ニュース番組ができないかな。ニュース番組は、エンターテイメントになって欲しくない。

2007-10-25

三年番茶 旨!

今日は、来週の土曜日に結婚する友達カップルと、二次会の司会の打ち合わせに、祐天寺にいった。

旦那様になるSさんが、いつも気になっていたというカフェ「5hongi Cafe HANADA ROSSO」という有機野菜の菜食カフェで、ランチしながら、打ち合わせをした。

¥1050で、4品+玄米+スープ+ドリンクで、ロハスなランチとなった。見た目も素敵で、とっても美味しかった。ドリンクで選んだのは、女性の体に優しいと薦められた、「三年番茶」。これは旨かった!お茶系が好きで、色々飲んでいるが、これはまろやかでやさしい味がして、体もポカポカしてきた。有機栽培で作られた番茶を3年寝かせたものだそうだ。

結婚間近だと、いろいろと出費が重なるし、私達も結婚前に、大勢の方々によくしていただいたので、同じように新カップルにもしてあげたいと、今日は私がランチをご馳走しようと心に決めていた。でも律儀な二人は、わざわざ来てくれたのに申し訳ないと、せめてお土産を買わせてくれと、レジ前で終止がつきそうもなかったので、「じゃあ、三年番茶を。」と、買ってもらった。こういうところ、私は日本人になりきれず、結構あっさりと受け入れてしまう。

さっそく、家でも飲んでみた。旨!

二人と話しをしながら、結婚1週間前の自分を思い出してみた。そういえば、「もう結婚やめる!」と、主人に訴え、最後のマリッジブルーを体験していた。主人は、”やめてもいいよ。でも、僕はやめないからね。”っというような事を言ってくれたと思う。確信を持って話してくれたのが、私の不安を拭い去った。

あー、やめずに結婚してよかった。もうすぐ、結婚してから10ヶ月、まだまだ新婚中!

2007-10-24

アップルパイ2号

できました!

今回のパイ生地は、(^^)v

決め手はバター。でも、カロリー高そう・・・・

エスケープ!

この2週間ほど、家の近くで、2軒の家の取り壊し作業で、8am~5pmまで作業車の音と、震度1ぐらいの地震のような揺れが、絶え間なく続いている。私にとってちょっと試練の時だ。

気を紛らわそうと思っても、結構ストレスとなったらしい。

今朝は8amに「ガーー」っという音と同時に、私の目から涙が出てきた。

「もうダメだ。」

今日は、主人の出勤も遅く、ちょうどその音と振動を一緒に体験し、昼間どこかへ行ったほうがいいと提案してくれた。前々から聞いていた横浜市中央図書館に行くことにした。主人が、そこはビデオも見れて、「寅さん」もあるはずと言っていた。

以前から、図書館とはあまり縁がなかったが、行ってみると地上5F地下1階の建ての物の中に、色々な本があることにビックリした。でも、まず地下一階のビデオコーナーに行ってみた。主人の言っていた寅さんのような娯楽物はなく、TSUTAYAなどでは見ない、ものばかり。

その中で、「キューレター:ヤン・フート」という、以前知人から見たらいいよと言われていた人物のビデオがあったので、見る事にした。現代アートの批評家のドキュメンタリーで、どの様にアートを見たらいいかという実に興味深い内容だった。

見終わってから、他に何かないかなと思ったら、子供の頃見て、非常にインパクトの強かった「オズの魔法使い」や、大好きな「大草原の小さな家」のレーザーディスクがあった。次回はそれを見ようと思う。

その後、5Fの美術のコーナーに行き、色彩学の本と陶芸の本を6~7冊、空いていた机があったので、読んだ。とってもためになった。

つかの間のエスケープ。良いアイデアだった。帰ってきてもまだ工事の音がしていたが、さほど気にならなくなっていた。

それにアートの世界にふれたら、何か作りたくなって、アップルパイの2作目を作ることにした。ちょっとパイ生地のレシピを変えてみた。どうなるか・・・・

そうそう、昨晩、主人がスーパーアイスのりんご味をまた買ってきてくれた。ハートの形はなかった。あれは無作為にできたものだと、判明した。

芸術の秋、食欲の秋が深まっていく・・・・・

2007-10-23

スイッチの切り替え

前回から、やっと写真がピンボケせずに写せるようになった。

大雑把な私は、こんなもんだろうとずっと思っていたのだが、一昨日ふとしたことから、あるスイッチを変えることによって、ピンボケ写真から解消された。実に簡単なことだった。

「スイッチが入る」「スイッチを切り替える」「スイッチが切れた」と、人の感情を表すのにも「スイッチ」を使う。

「スイッチを切り替える」のは、簡単そうで難しい。特に、頭にきた時、落ち込んだ時、イライラした時など。でも、スイッチを切り替える事ができると、心が楽になってくる。

聖書のローマ書12章に、

「・・・・むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、・・・・・」

とある。自分でしなければいけないこともあるが、変えてもらえるところもある。結構こう考えると、「スイッチを切り替える」ということは、奥深い行動だ。

でも、難しい時は、難しい。でも、簡単なことでもあるのかもしれない・・・・・

2007-10-22

不思議ィ~ その2 雲

昨日の午後は、雲ひとつない晴天だった。今日は雲が出ている。

十何年か前、アメリカの国内線に乗ったときに、隣の窓際の席に座っていた、ダンガリーシャツのちょっと渋めの男性が、窓の外を見ながら、

「曇って不思議だよなー。いつみても、不思議だ・・・・」

と、英語でつぶやき、ずっと窓の外を眺めていた。

その時から私も、雲の不思議に魅了された。

雲は、常に形を変えながら存在している。風に流され、雨を降らせ、雪を降らせ、時には雹を降らせる。雷ももたらす。また、日陰を作る。色々な形があり、朝焼けや夕焼け時には、雲がゴージャースな風景を作り出す。飛行機が雲の中に入っていくと、ただの濃い霧のようでしかない。また、突然なくなり、晴天になってしまうことも。その反対もある。

地球が存在し、人が存在するのにはなくてはならないものだ。

聖書の中の旧約聖書に、イスラエルの民衆をエジプトの苦役の場から連れ出すために、神様(主)がどの様に守り導かれたかが、この様に書かれている:

「主は、昼は、途上の彼らを導くため、雲の柱の中に、夜は、彼らを照らすため、火の柱の中にいて、彼らの前を進まれた。彼らが昼も夜も進んでいくためであった。昼はこの雲の柱、夜はこの火の柱が民の前から離れなかった。」

神様のなさることは不思議だ~。

2007-10-19

音を楽しむ

今晩、主人と誘っていただき、横浜駅の近くにある、「サムズアップ」という、ライブハウスでの、小坂忠さんのライブに行って来た。

ライブハウスはアメリカンスタイルのお店で、雰囲気が良く、満席だった。20代後半ぐらいの層の人達と、40、50代の人達が入り混じった、ライブ会場だった。

ライブは、二部構成で、一部はアコースティックな感じ、二部はツインドラムで、ビートのある感じだった。

小坂忠さんは、60年代にプロデビューし、日本ロックの草分け的存在。娘さんのやけどの事故を通して、プロデューサーでもある奥様と共に、70年代にイエス様に出会い、その後、日本のキリスト教会の音楽に大きな変革をもたらしてくれた方。現在は牧師もしてらっしゃる。しばらく、教会音楽に専念していたため、ミュージシャン達からは、伝説のシンガーと言われていたそうだ。

2000年ぐらいから、昔のミュージシャン仲間である、細野晴巨さんらと、また音楽をする機会があり、その後徐々にコンサートやライブハウスで、ゲストして出演したり、自分のコンサートをしたりしている。

歌唱力がものすごくあるので、若いミュージシャンからは憧れの存在でもあり、そういう若い人達から声を掛けられて、ライブが実現することもたびたびあるようだ。

今晩は、BANBANBAZARという30代ぐらいのグループと、林立夫さんという熟年ドラマーを交えてのライブだった。出演者が楽しんでいる姿を見ながら、歌を聴くと、こちらまで楽しくなってくる。

以前、一流ミュージシャンの演奏している、ジャズライブを見に行った時、出演者がけんかしてるような感じが伝わってきて、素敵な音楽も半減してしまったのを思い出した。

音楽は、音を楽しむだけでなく、音を奏でる人が楽しんでいる時に、生きてくる気がする。

今晩、忠さんが歌ってくれた、「機関車」という歌を聴きながら、久々に心に響いてくるような歌声に、思わず涙が出た。あれほど歌を聴かすことのできる歌い手は、最近少ないような気がする。

「People」という忠さんのアルバムは、心が温かくなる一枚。

帰りは、主人はお水だけしか飲まなかったのに、ライブが楽しかったせいか、まるで酔っ払いのように、人混みの真ん中で歩きながらゴスペルや今晩聞いた歌を歌い始めた。私も、思わず一緒に歌ってしまった。

2007-10-18

アップルパイ

昨晩、久々にアップルパイを作った。主人が好きだということで、作ってみようとずっと思い、やっと実現した。

パイのクラスト作りが、思っていたほど難しくないのを思い出した。アメリカのレシピで作る時は、いつも砂糖を控えめにしながら作る。今回もちょうど良い甘さになった。作りながら、今度はパンプキンパイも作ってみようと思った。

今日の午後は、久々に英会話を教えた。いつも教える時は、その人にあった教え方をその人と話しながら、レッスンをするようにしている。レッスン後、今まで習った中で、一番やりやすかったと、言ってもらえた。教えるのは楽しい。

今朝、アップルパイを朝食に出した。あまり大きくならないように切って、出した。その後、主人が自分で切っておかわりをしてくれた。おかわりしてもらえるのは、作る者にとっての喜び。料理を作るのも楽しい。

2007-10-17

無作為の美

今日の陶芸教室も、楽しかった。今日は、志野焼きの抹茶茶碗を作った。

志野焼きは、先生が泊りがけで4日かけて焼くそうだ。その作り方も、おもしろい。

「無作為なゆがみ」が、必要なのだ。そう言われて、大雑把な性格の私は、

「楽勝!」

っと、思ったが、やっていくと実に難しい。作っていくなか、

「作為が見られないように。」

といわれると、余計力が入ってしまう。感性のみせどころであるが、逆に感性のなさに気づかされた。一緒のレッスンを取っている60代ぐらいのご婦人のお茶碗には、素敵なゆがみが出ていた。私はまだまだ人としての深みが足りないなと思った。

ゆがみ・わび・さびは日本の文化そのもの。無作為の美というのだろうか。でも、そこに秩序があるから、美しさが伝わる。これって思いやりに通じるのかなとふと思った。

帰りに、夕焼けがきれいに見えた。これこそ、神様の造られた無作為の美!

所で、スーパーカップのりんご味、もちろん買ってきた。少しゆがんだハートの形があった。これも無作為に作られたのだろうか?もう一個食べてみないと、まだわからない・・・・・(笑)

スーパカップ りんご味

昨晩、主人が帰りにアイスクリームを買ってきてくれた。

スーパーカップのりんご味。果汁が5%入っていて、甘酸っぱさがあり、美味!二人で一つを食べた。

ふたをあけたら、ハートの形に空洞があった。

果たしてこれは、意図的に作られたものなのか、それとも偶然なのか?

それを確かめるのを口実に、今日の陶芸教室の帰りにもう一個買って確かめてみよう。

今朝は、天気もよく、最近ちょっと食べ過ぎだったので、近くの公園にジョギングに行った。また、明日も走らねば・・・・

2007-10-16

チーキムフランス

今日は簡単レシピのおすそわけ。

「チーキムフランス」

料理上手な韓国主婦に以前習い、パーティーで大好評レシピです。

材料

 フランスパン

 マヨネーズ

 韓国キムチ

 チーズ

作り方

1)フランスパンを1cmぐらいの輪切りにし、オーブン皿に並べる。

2)そこに、マヨネーズをたっぷり塗り、軽く刻んだ

  韓国キムチをのせ、その上にチーズをたっぷりのせる。

3)200℃のオーブンで、約10~15分焼く。チーズが

  とろけ、ちょっと焦げ目がついたら、出来上がり!

簡単に大量に作れるので、パーティー料理に最適!

さめても美味しい一品!ぜひ、おためしあれ!

2007-10-15

女の心

昨日の午後、YCACという国際クラブでフェスティバルがあったので、主人と出かけた。世界の料理があると言うことで、出かけたのだが、もう終わり近かったので、食べ物ブースは売り切れが多かった。とりあえず、パエリアとビーフタコスをゲットした。

イベントがいくつかあり、マーチングバンドと和太鼓グループの演奏を見る事ができた。

主人は夕方の礼拝に間に合うように、和太鼓の演奏が始まる前に、出たかったようだが、私はどうしても聞きたくて、残ることになった。

この和太鼓のグループは横田基地から来ていて、3名のアメリカ人と3名の日本人で演奏していた。和太鼓はやはり日本の音。心にしみた。

演奏を見ていると、主人がどこかへ行ってしまい、缶ジュースが飲みたいと言っていたので、買いに行ったのかなと思った。でもかなりたっても戻ってこないので、どうしたのだろうと思った。

「はい、これ。」

と、主人が持ち帰ってきたのが、抹茶と和菓子のセットだった。抹茶茶碗に入った、本格的なものだった。それを見た瞬間に、意外なもので、私が好きなものだったので、とっても嬉しくなり、主人のポイントが一気に上がった。そして和太鼓を聴きながら、主人と抹茶をいただき、幸せだった。

主人は、なぜそんなにポイントが上がったのか、いまいちわからないようで、

「女心はわからない・・・・」

っと、でも嬉しそう。だから、楽しい。旦那さん、ありがとう!またポイントゲットよろしく!

2007-10-11

キンモクセイの想い出

窓を開けると、ふわ~んと、キンモクセイの香りが部屋の中に入ってくる。道を歩いていても、甘い香りが漂ってくる。

キンモクセイの香りがすると、小学校6年生の時を思い出す。その頃の愛読マンガ誌は「りぼん」。睦A子さんや、太刀掛秀子さんのマンガが特に好きだった。

そんな純愛マンガに影響を受けて、キンモクセイが咲いた時に、小さな小瓶にキンモクセイの小さなかわいい花を入れ、その中に「好きです」というメモを入れ、片思いの同級生にあげた。その時は、自分では、とってもセンチメンタルでロマンチックな気分になった。

大人になってから、あることに気が付いた!

「あの小瓶の中のキンモクセイの花は、すぐ腐ってしまったのではなかっただろうか・・・・」

おそらく、花はすぐ茶色に変わり、花に埋もれたメッセージは、汚くなったことだろう。

だから、その片思いは実らぬ恋で終わってしまった・・・・

キンモクセイの香りがすると、私の心の中には、まるで純愛もののマンガの主人公気分で、小瓶に入れたキンモクセイの可愛い花と香りを送った少女を思い出す。

この話し、旦那に話したっけかな?

2007-10-10

コントロール不可(笑)

今日も陶芸教室に行ってきた。先週形を作った、とっくりとぐい呑み2個の削りと絵付けの作業。なかなかいい形に削り出す事ができた。しばらくしたら、ゆうがけをして焼きあがる。

今日は以前作ったものが焼きあがり、展示も終わったので、持って帰ってきた。織部焼きの少し大きめの鉢、たたら作りのコップと花瓶。

たたらを焼く前に、藁を巻いて、焼き付けることによって模様をつけるのだが、窯の中の置き場所で、うまく模様が着くのもあれば、今回のように、ほとんど出ないものもあるそう。絵の具の具合も今回の藁のように、焼き上がらなければわからない。人にはコントロールできない部分もある。だからおもしろい。

友達に写メを送ったら、

「なかなか様になっておりますな(笑)また飲みに誘って下さい~!」

どうやら酒器に見えたらしい。

人の見方も、コントロールできない。だから楽しい!

2007-10-08

主婦の贅沢

今日は、3連休の最後の日。主人はどこかのプールに行きたかったようだが、私は先週の疲れが出たのか、体調ダウンで、結局家でゴロゴロしながら、飯島夏樹さんの小説「天国で君に逢えたら」を読んだ。とても末期のガン患者であった飯島さんが書いたとは思えない、ユーモアがあり、でも真実があり、おもしろく読めた。

読みながら、ガンの告知をされずに死んだ母のことを思った。この小説に出てくる、ガン患者さんのようなことを考えていたのかなと。

この小説を読んでいたら、ちょっと元気になり、少し早めにいつもの銭湯「いふり湯」に行くことになった。まだ明るいうちにお風呂につかれるのは、なんとも贅沢な気分!高い所にある窓からは、普段見えなかった銭湯の煙突や木の緑が見えた。そして、夕焼けも見えた。

夕飯は、土曜日に行ったFatty’sに触発され、主人がFatty’sに負けないくらいの母親秘伝スパゲッティーを作ってくれた。にんにくのすりおろしがたくさん入り、とっても美味しいスパゲッティーだった。

お皿も洗ってもらい、主婦としてはなんとも贅沢な一日になった。

昨日教会に行ったら最後、「がんばって」という言葉はいやだという話しから、ある人は「気楽にやってね!」と言っていたり、韓国では、「がんばって」という言葉はなく、「力を出してね」と言うということを知った。

今週も、気楽に力を出していこう!

2007-10-06

ぷらっと浜辺

この2週間、主人の仕事が忙しく、かなりストレスが溜まっていた。一緒に働いてはいないが、主人のペースに巻き込まれず、応援だけしていようと思っていたが、やはり夫婦は一つ、私にもストレスが溜まっていたようだ。

今日は、土曜日だったのでゆっくり寝て、遅めのパンケーキのランチを食べ、一緒に祈り、そして突如海に行こうということになった。

時計を見ると4時半過ぎで、うまくいけば夕暮れまでには間に合うだろうということで、長者ヶ崎までいった。

高校生の頃は、サーファーに憧れ、友達と朝4時に起きて、3時間ほどかけて湘南の海に気合をかけて行ったが、今は1時間ちょっとで浜辺に着いてしまう。なんとも贅沢!

長者ヶ崎は、私達がお互いを意識し始めた頃に、友達何人かとで行った浜辺。友達とちょっと離れて、2人で、海に石を投げた思い出の浜辺。ついた時は、日はもう落ちて、ちょうどサンセットの最後のほうだった。富士山も綺麗なシルエットを見せてくれていた。

防波堤に座り、夕暮れにひたり、富士山を見ながら、主人が肩をもんでくれた。

「こんな、豪華な肩もみはないでしょう!」

と、ちょっと自慢げ。そして、完全に日が落ちてからも、浜辺を歩いたり、寝転がって星を見たり。私はちょっと怖かったけど、この海で青年期を過ごした主人には、へっちゃらなことだった。

帰りは、「Fatty’s」という、主人の家族がよく食べていた、小さいけど素敵で美味しい、スパゲッティ屋さんで夕食を食べた。私のお気に入りの店になった。葉山には他にもちょっと素敵な隠れ家的なお店が多い。

波の音は、心を慰め、励まし、おおらかにしてくれる。秋の海はとってもいい。

2007-10-03

恥ずかしながら

今日は、陶芸の日。

月に1回の割合で、作品が焼きあがる。焼きあがると、一週間2Fの教室のテーブルの上に展示され、他の人達の作品も見る事ができる。

いくつかは、1Fのショーウィンドウの中にかざられる。今回は織部焼きの私の作品も、ショーウィンドウの中にかざられた!絵付けが、力が入らずにできた作品。

まだ佳作とは言いがたいが、ちょっと嬉しかった!

嬉しかったのは、同じレッスンの時間に受けている人の作品も飾られたこと。

ちなみに、上はその彼女の、下が私の作品。

さて、誰にあげようかな?

今日の課題は、手びねり(手でひも状にした粘土を積み上げて作る方法)で、口がすぼまるようなもの。なので、とっくりとぐい飲み2個を作った。多分はこれは義父にあげるかな~

物を造るって、やっぱり楽しい!

2007-10-02

先週のLIFE

結局、先週の土曜日「LIFE 天国で君に逢えたら」を主人の一声で、観に行った。私達にとっては、2週連続で映画に行くのは珍しい。

飯島夏樹さんとご家族のガンと生きることを事実に基づいて描かれた映画。エンドロールに本当の飯島さん家族の写真が出てきて、彼らの笑顔に一番感動した。飯島さん達もジーザスを信じ、信仰を持っている。

それから、この2~3日、飯島さん一家にはまった。ブログを読んだり、YouTubeでドキュメンタリーを見たり、「ガンに生かされて」という闘病記も読んだ。そして主人と家族のこと死のことについて話した。

私の母もガンで亡くなり、その闘病生活の多くは暗い思い出だ。その当時、ガンの告知などご法度の時代で、ちゃんとサヨナラも言えずに、母が亡くなってしまったのは、とても辛かった。

母の余命があと1ヶ月と言われ、家族や親戚が交代で病院に泊り込んで、母を看病した。私の当番の夜、母は意識がなくICUの二人部屋に入っていた。その晩、隣のベッドのおばさんが、私が簡易ベッドで寝ていたすぐ横で、息を引き取った。数時間前に、喉が渇いたと言ったので、ご家族がついていなかったそのおばさんに、水を飲ませてあげたのに。その時、死をとっても身近に体験した。人は生死に対してなんの力もない。

でも、不思議な事が起こった。そのおばさんが亡くなった朝、別の病室に移された母の手を握り、祈りつつ、うとうとしていたら、母が手を握り返し目を覚まし、アイスクリームが食べたいと言った。その後母は、1年2ヶ月生かされ、その間、退院し最後に母との最後の旅行にも行け、きっと余命少ないことを知ってか、私に浴衣も縫ってくれた。担当医も、母がそこまで回復したのは奇跡だと言っていた。

余談だが、母が意識がなくなった時、母のベッドの横で、親戚が亡くなった時の段取りを話していた。意識が戻り一時元気になった母が、「私、危なかったの?いろいろ話してたの聞こえてたよ。」と、言われてみんな何とか言い訳をしていた。意識がなくなっても、人の話しはわかるとよく聞くが、ホントのようだ。意識のない人の周りで話すことはお気をつけあれ。

飯島さんは、天国にご自分が行かれることをはっきり分かっていた、死に希望があった。もちろん未知の世界に行くのでその不安はあったようだが、でも、天国に行くことは、新しいことに入っていくというようなことを言っていた。あまりにも若いうちに両親の死を体験した私は、死がリアルになりすぎる時がある。私も死んだら天国に行く確信はあるが、死ぬ瞬間が怖くなる事がある。でも飯島さんの「新しいことに入っていく」という考えは、気が休まる。

飯島さんは、最後はハワイで家族と生活しながら、天国に向かった。私の母は、再度入院し、父が看病の当番の晩に、父に看取られ息を引き取った。兄と私には、それがせめてもの慰めだった。

私は、これまで母の死に対する感情に触れないようにしてきたが、この映画を通してまた触れる事ができた。今までは、一人でしっかり生きていかなければという、無意識にがんばっていたところもあると思う。結婚して主人の前でホッとできることも大きいと思う。今まで感じることのできなかったものを感じる事ができる。嬉しいことだ。

飯島さんやご家族の言葉や姿に、多くの人が励まされたと思う。彼はこの地上で本を書くことによって天職をまっとうされたと思う。天国でお逢いできるのが私も楽しみだ。

映画は、延長上映されているようだ。飯島夏樹さんの書いた本もお薦め。