2009-03-28

朗読劇


今晩は、神田にある「デシジョンカフェ」で、女優の須貝真己子さんの朗読劇「アブラハム〜歴史的人物から続いている愛〜」を一人で観に行った。

真己子さんの演技は、映画や舞台などで観てきたが、今回は、脚本も手掛け、ギターの神山みささんとフルートの多久のりえさんがBGMでサポートした、一人芝居だった。彼女のあんな迫力のある演技を見たのは、始めてだった。可愛らしい真己子さんが、特に男性の役をする時に力強さを感じた。

観劇後、青山に住んでいた頃に真己子さんと催していた「Soul Cafe」に来て下さった゛お客さん゛達何人かに、久々に会った。主人には、明日は教会と午後には大お茶会でのお点前が待っているので、終わったらすぐ帰ると言って出たのに、やっぱり話しの花を咲かせてしまった。

真己子ちゃん、お疲れ様!私の大お茶会デビュー終わったら、打ち上げやろうネ!

さあ、明日がいよいよ私の本番!電車の行き帰りは、頭の中でお茶を点てた…頑張って美味しいお茶を点てたい…

須貝真己子さんのHP: http://sugaimaiko.fc2web.com/

2009-03-24

ヤッター!



ヤッター!日本が勝った!

両方頑張れといっておきながら、やっぱり日本を叱咤激励しながら応援した。

最後は、会社にいる主人に携帯メールで中継しながらの応援。でも、3対5で日本が逆転した時に、主人のほうからメールが入った。

今回は、ただ見ていると、力が入りすぎるので、着物の着付けの練習とお茶のお点前の練習もしながらの応援になった。ちょうどよかった。

おめでとう、侍ジャパン!

いい試合だった、ありがとう、韓国!



主人のひと押し



昨晩、主人に今日の試合見るのどうしよう、と話したら、

「Joyが応援したから金曜勝ったんでしょう。また応援しきゃ!」

との一声が掛かり、今日は見ることにした。まあ、私が応援したかしないかは、勝敗には関係ないと思うが、主人の一押しがあったので、応援することにしよう。

人からの一押しって、なんでこんな心強いのだろう?

もう、どっちが勝ってもいい!がんばれ両チーム!

2009-03-23

さあどうしよう?WBC



どんなスポーツ観戦でも、ついつい白熱してしまう。

金曜日のWBCの野球の試合で、対韓国戦を生放送で見ながら、最初は冷静に応援していたが、どんどん熱くなり、しまいにはコーチにでもなったように、選手に激を飛ばしたり、一緒に喜んだり。終わった時は、まだ昼間なのに疲れきっていた。

今日の対アメリカ戦は、午後に仕事のミーティングで都内に行かなければいけないこともあり、見るのはやめておこうと思ったが、やはり途中から見てしまった。最後は9-4で日本の勝利になったが、最初から見ていたら、今頃はもう力尽きていただろう試合内容だった。

明日は、もう一度対韓国戦で、決勝戦がある。

明日は最初から見るべきか、それとも結果だけ見るべきか?明日の用事は幸いにも夜のみ・・・・・さあ、どうしよう?

バースデーウィークエンド


我が家の休日は、思いつきで行動する事が多い。土曜日は、1週間程前から、「海を見に行きたいね」と話していたので、午後めずらしく早い時間に、鎌倉の海に行くことに決定した。

鎌倉の小町通りは、何回か友達と行った事があるが、昔よく鎌倉あたりに出没していた主人が一緒だったので、別の通りに連れて行ってくれた。鎌倉には、洒落たお店が多い。

しばらく街を歩いたあと、材木座の海岸へ行った。



暖かい日だったが、風が強く、その風をうまく使ってとんびが上空で止まり、観光客がおやつを手にすると、見逃さずにさっと舞い降り、奪おうとする光景を何度か見た。鳥の目は相当良いらしい。



しばらく、海岸線を歩き、



貝殻のたくさんあるところで



貝や、ビーチグラスを拾った。海に行くたびに、小さな貝殻が我が家に増えていく。



浜では、「カサカサカサ」という音が聞こえていて、風で洗濯ばさみの大群が揺れる音が聞こえた。これはワカメを干すのに使っているらしい。


浜に別れを告げ、骨董屋さんや衣類屋さんを見ながら、内陸に入った。道を歩きながら大きなお煎餅をかじっている人達がいたので、私達もつい食べたくなってしまい、すこし歩き回って探してみた。

お店をみつけ、ほおばってみると、焼き立てにお醤油だれをつけ、海苔に挟んで渡してくれた煎餅が香ばしかった。小腹も空いていたので、写真を撮るまもなく、食べ終わってしまった。

また、ある裏道を散策がてら入って、ちょうど大通りにでた角に、以前テレビで見て探していた、色々な種類のコロッケで有名なお肉屋さん「宮代(みやだい)商店」にぶち当たった。これはラッキーと、さっそく色々なメニューの中から、主人はコーヒー味の「コロ・プレッソ」、私はさつまいものコロッケ「おかしなコロッケ」そして追加でカマンベールチーズの入った「カマン・ラブ・ベール」を揚げたてで頂いた。美味しい。揚げてるご主人ともお話しでき、とってもいい人だった。

その後、鎌倉駅に戻り、主人がなにかありげに、「これから一人旅にでます。一時間後に改札に集合」と、言って別行動になった。私も、気ままに小町通りを歩き楽しんだ。独身生活が長かったせいか、一人歩きをしてじっくりお店をみてみたくなる時もあるので、ちょうどよかった。

そして、次の朝にくれたのが、その時見つけた本2冊。「一人旅」で誕生日プレゼントを探してくれたらしく、結局本屋さんで、この2冊を見つけたそう。今、興味のあることなので、とっても嬉しいプレゼントになった。
夜は、駅前の昔ながらケーキ屋さんで、ケーキを買い、ロウソクを立ててくれ、ギターでジャズぽいアレンジのハッピーバースデーを歌ってくれて、お祝いしてくれた。

バースデーウィークエンドは、楽しく幸せに終わった。今週もがんばろう!

ちなみに



ちなみに、これは去年の夏の菊練りもどき。

進歩したなぁ~。

2009-03-18

修行の続き


今日の陶芸教室では、まず「コ山手」の釉掛けから始まった。でも、自分の中では早くまた土練りがしたくて、なるべく早く作業を終わらせて、土練りに向かった。


菊練りも、だいぶそれらしくなってきたが、でもまだひだが細くない。先生と話していくうちに、背が低いので、体重を充分に掛けられてないのではということになり、台木を持ってきてくださった。



そして、台木に乗りやってみたら、力が掛けやすくなり、ここまでひだが細くなってきた。


また、下も円錐形になってきた。



これが、今日のターニングポイントの台木!



先週、なんとなくできたまきあげは、今日はいまいちだったが、でもとりあえず、土をロクロの上に叩き乗せ、土を叩き、ここから水をつけながら水引きをした。

土殺しも、今日は思うようにいき、先週のようには土がちぎれずに済んだ。今日はあまり時間がなかったので、引けたのは2点のみ。
そして、どべも今日も前々回に比べたら、あまり多くなかった。

家に帰る途中思いだしたのが、今日は作品の写真を撮るのを忘れてしまった。土練のことで頭が一杯だったのか、昨晩遅くまで着物でいた疲れが出たのか・・・・来月は、とりあえず削りに入ろうと思う。水引きは奥が深い。

そして、今日は2年間お世話になった、Y先生の最後の日。教室でお会いできないのは淋しいが、このブログを見てくださっているので、陶芸の成長はここで見ていただけるだろう。

Y先生、色々ありがとうございました!またこれからも、色々よろしくお願いします!

これはY先生から生徒の私達へのプレゼント、手作りストラップ。笑顔がかわいい!

2009-03-17

着物で初稽古



今日は、お茶のお稽古があった。大お茶会に備えて、着物を着ての初のお稽古日になった。

先生のお友達の方が、着物や帯を貸してくださり、着付けも教えてくださった。いくつかの着物から、それぞれに似合う色と柄の着物を選び、それに合わせて、帯や、帯揚げ、帯締めを選んだ。なかなか、コーディネートが面白かった。

遠い昔に、4ヶ月程着付け教室に通って、お太鼓結びや、ふくらすずめ、浴衣の着方を学んだが、あまり着る機会もなく、どうやって着るかは、記憶の奥深いところに眠ってしまっていた。が、少しずつ着ていくと、そういえばこんな手の動きしたな~と思い出してきた。一時間ほど掛けて、助けをかりながら、何とか着物が着れた。

今朝、出掛けに主人から、着物を着たら写真を撮って欲しいと言われていたので、皆でしばらく写真撮影になった。

やはり、着物を着て、帯を締めると背筋がシャンとする。歩き方も、そぞろ歩きになり、階段を登るのも最初躊躇した。

お茶のお点前をするのも、ちょっといつもと違う感覚なので、せっかく自主練したにもかかわらず、ついつい忘れてしまった。そして、しまい点前は、この2回やっていなかったので、今回ちゃんと覚えておかないとならなかった。最後に先生が、私達が今日はいつもより、上手にお点前ができたと言ってくださった。きっと着物を着ているだけで、上手に見えたからだろう。

無事、お稽古も終わり、せっかくなので着物を着て、家まで帰ることになった。別に悪いことをしているわけでもないのに、最初なんか気恥ずかしい感じがしたが、歩いているうちにだんだん慣れてきた。

そして、家に着いたら、鍵がないことに気づいた。教室に鍵の入ったジャケットを置いてきてしまったのだ。仕方なくもう一度、急な坂を下り、また別の坂を登って教室までもどった。おかげで、歩き方の練習になった。

主人にメールをして、早く帰ってこれれば、着物を来て待ってることを伝えたら、何とかがんばってみるという返事が返ってきた。着物のまま、最近お手伝いをしている仕事の残りがあったので、PCに向かった。また、せっかくなので、おさらいがてら、お点前の練習もしばらくした。

だいぶ経って、主人からやはり早く帰るのは難しいので、着物は脱いでいいよと連絡が入った。「OK」と言ったものの、一生懸命働いている主人のために、もうしばらく着て、帰ってきた時に、喜ばそうと思った。

あと、一時間ほどで帰ってくると連絡が入った。今は、着物を脱いだ時の開放感が楽しみだ!



2009-03-13

小さな旅


横浜駅の高島屋にお茶の自主練習に必要な、茶巾を買いに行った。エスカレーターに乗ると、「加賀・能登・金沢の名品展開催中」というポスターが目に入り、ちょっと見に行ってみようと思った。

漆器などの工芸品がたくさん並び、とてもきらびやかな中に温かさのある文化を感じた。そしてその奥に、物産のお店がたくさん出ていて、試食を楽しみながらぐるっと見て周った。

一つ行列ができていたのが、紫船小出の「ふくさ」というお菓子を作っていたお店の前。職人さんがリズムよく、生地を流し込んで作る、緑のパンケーキのような物に、目を奪われてしまい、値段も一つ¥137とお手頃だったので、私も並んでしまった。後ろに並んだおばさんも、あの緑の色に誘われてしまったと話してくれた。でもどんな味かはわからないが、きっとどら焼きのようなものだろうと憶測した。でもきっと美味しいだろうと信じて、15分ほど並んだ。

職人さんの手さばきは、見事だった。鉄板の上に、少しだけバターを塗り、生地を落とし、木でできた蓋をかぶせ蒸し焼きにしている間、前に焼き上がったものに餡子をこれまた、リズムよく包んでいく。



家に帰り、さっそくお茶を点て、「ふくさ」をいただいた。味はどら焼きに似ているが、もっとふっくらしていて、餡子の甘さもほどよい感じで、待って買ったかいがあった。美味しかった!3つ買ったので、あと2つは明日主人とおめざにいただくことにしたい。



他にも、主人の好きなしめ鯖の味に似た「銭福屋のにしんの麹漬け」、麺がしこしこの「鶴一屋の半生うどん」、お茶の稽古でいただいたと同じようなお菓子「浦田甘陽堂の花うらら」を購入した。ちょっとした旅気分。

下の階に画廊があるので、何をやっているだろうと見てみた。富山県で吹きガラスの工房を持っている方の作品展をやっていたので、覗いてみた。

ガラスの作品も昔から好きで、見るのが好きだ。この作家さんの作品は、美しさの中に、心の温もりを感じさせられ、その空間にいるだけで、心が嬉しくなった。ちょうど作家さんの鈴木玄太さん(www.gentaglass.jp) もいらして、経歴を見た時に、同志社大学で文化史を勉強した後、スイスのガラス工房に入ったと書いてあったので、なぜそうしたのか聞いてみると、お父様が京都の漆器の作家さんで、自分も物作りをしたかったからだと。ちょうど隣の部屋でお父様の漆器の作品展があるので、ぜひ見ていってくださいと、京都弁で話してくれた。

なので、隣も覗いて見た。京都らしい、しっとりした美しい作品だった。ガラスの作品の中にも京都の美を感じた。

今日は、横浜にいながら、ちょっと小さな旅をした気分になった。


2009-03-12

春の出張お茶会


今日の午後は、教会でご一緒のおばあさん、Sさんを近くの有料ホームに訪ねた。
先日礼拝の後、おしゃべりしていた時に、Sさんも若い頃お茶をやってらしたということをお聞きしたので、今度訪問する時は、お茶セットを持っていこうと思った。

そして、今日時間ができたので、近くの商店街の和菓子屋さんで、桜餅などを買い込み、お茶セットを持参して訪ねた。



点てたお茶とお菓子をいただきながら、おしゃべりに花を咲かせた。「なーんか、気持ちがおおらかになっちゃって、色々話しちゃったわ!」と、乙女のように笑っていた。喜んでいただけてよかった。



帰りに、近くの公園を通っていったら、こぶしの大きな木に花が咲き始めていた。春が来ている・・・・ 草取りの季節もすぐやってくる・・・・

2009-03-11

修行中!



今日の陶芸は、先週に引き続き、水引き(ロクロ制作)。もちろん土を練るところから始めた。YouTubeで、菊練りのやり方の講習ビデオを見つけたので、とりあえずそれで予習して今日は挑んだ。

先週教えて頂きながら、みっちり練習したのと、今回の予習で得たヒントを元に、菊練りをしてみたら、なかなかうまいこといった。もちろん、まだまだ先生達のようなきれいな形にはならないが、それでもT先生が「そのくらいでいいですよ。」っと、今日は早く菊練りが終わった。

そして、巻き上げも未知の世界だったが、今日は最終的には、ちゃんと目指す形になった!ちょっと、土練りがわかってきたような手ごたえを感じた。


そして、今日の難関は土殺し。最初の2回ほどは、土がよく上へ動いてくれて、細長く伸ばす事ができたが、その後は、指に力が入りすぎ、何度も何度もやった。隣で削り作業をしていたMさんいわく、1時間位、土殺しをしていたそうだ。はまった。


そして、いくつか作品を引いてみたが、こちらも悪戦苦闘。背の高いコップを造りたかったのだが、何度やってもうまくいかなかった。もしかして、土は別のものを作って欲しいと訴えているのかと思い、小さなボールのような物にしてみたら、なんとなくうまくいった。最後少なくなった粘土で、将来作ってみたいお皿の練習として、小皿を作ってみた。

また、先週はこんなにたっぷり出た、どべも↓



今日は、こんなに少なくなった。↓




ちょっと進歩したかなと思いつつ、出来上がったのは、たったの3つ。




なぜかというと、土殺しをしている時、2回土がちぎれてしまった。(左二つはちぎれた粘土。もう水引きはできません。)

なので、来週もまた水引きします!修行の道に入ります!



こちらは、コ梅ちゃんの全貌。おそれ多くも、ショーケースに入れて頂いていて、陶芸教室にいます。

2009-03-09

おもしろMAP!


先日、仕事の打ち合わせで、ある事務所に行った時に、見掛けたなつかしいもの。

70年代後半にやっていた、「出没!おもしろMAP」という番組の中に出てきた、「ムキムキマンのエンゼル体操」のソノシート。この中に、黄色のソノシートが入っていた。
今は音楽の配信は、ネットなどでされてしまう時代に入り、EP盤、LP盤、ソノシートなど死語になってきている。先日も、近所のおばさんが引越しのため、荷物の整理をしていた時に、「LP盤いらない?」と言われたが、欲しくてもそれを再生するステレオがない。

昔、新しいレコードを買ったとき、ターンテーブルにレコード盤を乗せ、針を落としたときに聞こえる、「パチパチパチ」という音の後、流れてくる音楽に何度もワクワクした事があった。

ソノシートは、付録とか絵本に一緒についていた、ペラペラした原色の素材で、よくあんなものから音が出ると思ったものだ。

「出没!おもしろMAP」も、小学生低学年の頃に始まった番組で、日曜日の4:30pm頃から始まって、兄と一緒によく見ていた気がする。情報バラエティ番組の先駆けだったような番組だった気がする。たまに同じ路線の狭山駅周辺にある、アメリカ村が出てきて、「すごーい!」と思った。近年になって、あの番組を作っていた人達がどんな人達だったかということを聞いて、納得できた。

あの当時にしては斬新でクリエーティブな番組だった気がする。


2009-03-06

Legacy




父と母が亡くなって、20年以上経ってしまった。この頃淋しく思うのは、2人の声が思い出せなくなってきている。というか、深いところでは2人の声は残っているのだが、それが表に出てこない。声の思い出が風化してきているのだろうか。

今は、亡くなった歌手の方や、役者の方をテレビでなどで簡単に見る事ができ、不思議な感じもする。両親の健在当時は、まだビデオカメラが今ほど普及していなかったり、テープで声をあえて残すことはしていなかったので、私の場合思い出に頼るしかない。

風化していく思い出もあるが、着実に残っているものはある。高校生になって、初めて近くの小さなスーパーへバイトに行き始めた頃、寡黙な父が言ってくれた、

「Joy,仕事に呑まれずに、呑んでいくぐらいじゃないといけないぞ。」

この言葉は、何十年たっても心に残っていて、今も仕事をする時に、いつも思い出す言葉。


また親戚に合うと、よく

「お母さんに、似てきたわね~。」

と、言われる。顔がそうなのか、仕草とかが似ているのか。兄の中にも父や母の面影を見る。確実に、引き継がれているものがある。

なぜ、声が思い出せなくなったのだろうと考えながら、主人とそのことを話していた時、主人が「もう、いいんだよ」っと、そう優しく言ってくれた。結婚して自分達の新しい家庭ができて、幸せを感じてきてから風化が始まったような気がする。

新しいものが生まれ、古いものが風化していく。でも引き継がれているものもある。それが人の営みというものだろう。

話していたら、夜中お腹が空いてしまった。主人が私の好きなサッポロラーメンの塩味を作ってくれて、食べさせてくれた。新しい家庭がここにある・・・・

2009-03-05

So




今日洋光台で見つけた、お花屋さん+雑貨屋さんの「So‐Simple&original Lifestyle shop」の赤ペンキの壁に、白文字で大きく書かれていた文字。シンプルだからインパクトがあり、「Soか~。」と思わず店員さんに許可を得て撮ってしまった。

お花屋さんと雑貨屋さんが一緒になっているなんて、私の壷にもはまったお店。お花もセンスよく、お値段もお手頃だったので、小さな花束を買った。

Soいえば、今日は父の命日だ。

Soいえば、この頃駅前のセブンイレブンで、お気に入りアイスの「爽」が売っていない。

Soは、なかなか使える!

同じ系列のお店が、横浜や東京に何ヶ所かあるSo~な。

2009-03-04

久々の水引き



今日の陶芸は、久々の水引き(ロクロ形成)をした。前回修行をした、荒もみ・菊練りをし、巻き戻しという、土をまとめることは、やはりまだできず、先生がしてくださった。

まとまった粘土を、思いっきりロクロの上にたたき乗せ、手のひらでたたきながら、粘土をロクロに密着させていく。

その後、土殺しと芯だしをした。かなり力のいる作業。この作業をすると、写真にある「どべ」と呼ばれるものが出てくる。かなりの量がでた。先生いわく、最初はたくさん出るけど、だんだん少なくなっていくとのこと。でも、この「どべ」はロクロを回す時に、よくすべるために、潤滑剤の役目をする大切なもの。



そして、今日は少し高めのカップを作りたかったが、久々だったせいもあり、うる覚えの記憶のなか、なかなか高さが出せなかった。先生に指導して頂きながら作成。一番右のものは、ほとんど先生がしてくださったから出た高さ。

来週も、また土を練るところからやる予定。ちょっとづつ、水引きの奥深さを垣間見た。疲労感もいっぱい!



そして、今日は焼き上がった作品がいくつかあった。友達に頼まれてつくった、萩焼のゴブレットとお皿。実は、これは礼拝で行われる、キリストが最後の晩餐で、「わたしを覚えているために」と言われて、パンとぶどう酒を食したことを記念し、今だに続いている聖餐式に使うための物になる。萩焼きにぶどう酒の色が映えるはず。さっそく来週使うと言うということで、明日発送する。気に入ってもらえればいいな。

そういえば、「コ梅」ちゃんも焼きあがっていたが、疲れてたせいか写真に撮り忘れた。思った以上に可愛く焼きあがっていた。来週お披露目予定。

お茶会‐未知への挑戦



先週の木曜、土曜に、稽古に通っている、お茶の教室でお茶会があった。

木曜日は、一応リハーサル日だったが、初めてお会いする方々にお茶を点てた。

月2回の稽古では、なかなか所作の流れを覚えられず、やはり一瞬頭が真っ白になり、ごまかしもきかず、先生にお聞きしたりして、お点前を進められた。

リハーサル後、もう一度復習をかねて、稽古をしていただき、土曜日に望んだ。

土曜日は、主人と友達といつもお稽古をしているMさんと先生達と、慣れている人達へのお点前だった。ちょっと気が緩んでいたのと、出掛けにYouTubeで丁度今やっている所作のビデオを見つけ、復習のために見ていたら出る時間が遅くなり、教室に着いたらもう皆さんお揃いだった。

バタバタとお点前が始まってしまい、早足で来たせいもあり汗がたらたら出てきて、ちょっとあせった。ビデオ復習のかいがあり、最初の出だしはよかったが、やはり同じところで、頭が真っ白になり、先生にお聞きした。

一杯目を点て終わったところで汗もひいてくれ、無事5名分のお茶を点てる事ができた。所作はともかく、茶筅を振る時は、美味しく点つように、思いを込めて点ててみた。美味しくいただいて頂けたよう。場も和んだようだった。

たまの緊張感も、刺激になってよかった。自分でも意外と楽しめた。先生いわく、所作はともかく、美味しいお茶をお出しする事が大切だと。でも、所作の美しさもすてがたい。また、ばたばた始めないように、時間に余裕を持って始めないといけない。そのほうが、もっともっと楽しめたはず。

この緊張感は、実はまだ続く。今月末の大お茶会では、着物を着て点てることになっている。未知への挑戦はまだ続く・・・・