2008-08-01

濃茶


昨日はお茶のお稽古があった。先週と今週、陶芸教室がなかったので、2回続けてやれば、なんとか忘れずに所作ができるだろうと、お稽古を受けてみた。

今まで薄茶(うすちゃ)と呼ばれる、喫茶店でも飲めるような薄い抹茶の所作を教わって、薄茶をいただいてきたのだが、昨日は初めて濃茶(こいちゃ)のお点前をいただいた。一般的に知られる、「結構なお点前で・・・」というのは、この濃茶の作法からきているとのこと。濃茶の作法は薄茶のとは違った。

字のごとく、濃茶は濃いお茶で、お茶を点てるといわず、お茶を練るというそう。薄茶より倍位の抹茶を使い、とろーんとした感じのものを同じ茶碗で皆でいただく。キリスト教の聖餐式に似ている。「千利休とその妻たち」にも書かれていたが、利休さんの後妻がキリシタンになり、キリシタンの集まりに行って、聖餐式を見た時、その所作を茶に取り入れたと。2月にお茶会に初めて行った時、聖餐式に参加しているみたいに感じたのは、まんざらではなかった。

濃茶をいただいた後、いつもやっている薄茶のお点前をしたが、先週やったにも関わらず、ほとんど覚えられていなかった・・・・ポイント、ポイントは覚えていても、まだうまいようにつながらない。でも、きっといつか点と点がつながり、線になってくるのだろう。

夜、自分で家にあるものを道具に見立てて、復習してみた。そして、YouTubeで所作のちゃんと写っている動画を見つけた。来週のお稽古まで、イメージトレーニング!あれっ?月に一回のお稽古だったはずなのに、来週は3週連続になる。お茶にもはまりつつあるのか、一時のブームなのだろうか・・・・・

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