2007-10-17

無作為の美

今日の陶芸教室も、楽しかった。今日は、志野焼きの抹茶茶碗を作った。

志野焼きは、先生が泊りがけで4日かけて焼くそうだ。その作り方も、おもしろい。

「無作為なゆがみ」が、必要なのだ。そう言われて、大雑把な性格の私は、

「楽勝!」

っと、思ったが、やっていくと実に難しい。作っていくなか、

「作為が見られないように。」

といわれると、余計力が入ってしまう。感性のみせどころであるが、逆に感性のなさに気づかされた。一緒のレッスンを取っている60代ぐらいのご婦人のお茶碗には、素敵なゆがみが出ていた。私はまだまだ人としての深みが足りないなと思った。

ゆがみ・わび・さびは日本の文化そのもの。無作為の美というのだろうか。でも、そこに秩序があるから、美しさが伝わる。これって思いやりに通じるのかなとふと思った。

帰りに、夕焼けがきれいに見えた。これこそ、神様の造られた無作為の美!

所で、スーパーカップのりんご味、もちろん買ってきた。少しゆがんだハートの形があった。これも無作為に作られたのだろうか?もう一個食べてみないと、まだわからない・・・・・(笑)

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