窓を開けると、ふわ~んと、キンモクセイの香りが部屋の中に入ってくる。道を歩いていても、甘い香りが漂ってくる。
キンモクセイの香りがすると、小学校6年生の時を思い出す。その頃の愛読マンガ誌は「りぼん」。睦A子さんや、太刀掛秀子さんのマンガが特に好きだった。
そんな純愛マンガに影響を受けて、キンモクセイが咲いた時に、小さな小瓶にキンモクセイの小さなかわいい花を入れ、その中に「好きです」というメモを入れ、片思いの同級生にあげた。その時は、自分では、とってもセンチメンタルでロマンチックな気分になった。
大人になってから、あることに気が付いた!
「あの小瓶の中のキンモクセイの花は、すぐ腐ってしまったのではなかっただろうか・・・・」
おそらく、花はすぐ茶色に変わり、花に埋もれたメッセージは、汚くなったことだろう。
だから、その片思いは実らぬ恋で終わってしまった・・・・
キンモクセイの香りがすると、私の心の中には、まるで純愛もののマンガの主人公気分で、小瓶に入れたキンモクセイの可愛い花と香りを送った少女を思い出す。
この話し、旦那に話したっけかな?
1 件のコメント:
してないよ。
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