2008-04-15

NYCの旅 その4


Debbyの家に泊まっている間、Debbyが婚約者のDanと故郷のミネソタへ帰った。それと入れ違いに、ロシアからオペラの歌の勉強と留学のための部屋探しにNYCに来た、Debbyの知り合いのKsenia(クサーニャ)が、泊まりに来た。

19歳の彼女は、 NYCの音楽大学のオペラのソプラノ科の受験を数ヶ月前にしたそうだ。そして、3000人受験した中の26名の合格者の中の一人に入った。たいしたものだ!

そして、今回は9月から始まる学校に備えて、アパート探しと、歌のレッスンのためにNYCに来たそうだ。

19歳のロシア人の娘と、数日間共同生活はどうなるだろうかと、いささか緊張したが、彼女はとっても大人で、自分のビジョンをはっきり持ち、国の情勢などもちゃんと把握していて、おしゃべりもはずみ、楽しかった。

また、彼女のお母さんと私の年齢の差が、あまりないことに二人で驚いた。


また、ロシアのチョコレートを食べてみてねとくれたり、ボルシチが好きだと言ったら、手紙と一緒に、ボルシチのレシピを書いて渡してくれたりした。私もお返しに、日本のチョコレートと日本食が好きだということで、インスタント味噌汁を渡した。

細やかな心遣いは、日本人と共通したものを感じた。

手紙の中に、「You are great neighbour & very interesting woman!(woman who looks like a girl) -とってもいいお隣さんで、おもしろい人でした!(少女に見える女性)」と書いてあり、嬉しいやら、ちょっと複雑な気持ちだった。

もともと、幼顔のつくりで、背も小さいので、日本にいても外国にいても、絶対年相応には見られず、たまに、なめられてしまうこともある。でも、Kseniaが言いたかったことは、少女のような純粋な心をもった女性と解釈しておこう。

彼女が将来、オペラ歌手として成功して、日本公演に来た時、また会おうねと言って、別れた。

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