2008-02-13

ろくろ―削り

今日の陶芸教室では、先週ろくろで作った背の高いカップの削りの作業。

「かんな」とよばれる道具で削っていく。先生が削る時は、見る見るうちに削れてしまうのだが、私達は2個削るのに3時間もかかってしまった。

ろくろを回しながら削るので、作品が動かないように粘土で三箇所ほど、土どめをするのだが、3時間近くの作業をしていくと、その土どめ自体が、乾燥して取れてしまい、遠心力で作品がすっ飛んでしまった。

傷のついた作品を、先生がまた修復してくださった。なんとか2個は削ることが出来た。

先生が、『土どめが固くなったら、新しいのあげるのでこれからは教えて下さいね』とおっしゃってくださった。先生の手をなるべくわずらわせないようにと思っていたが、物を作るときには協力したり、協力を受けることも大切だと思わされた。

削りの作業をしていると、集中しているせいか、静かになる。それでも前よりは余裕がでてきているのか、別の作業をしている人たちのおしゃべりに耳を傾け一緒に笑ってしまうこともあった。

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