2008-02-06

ろくろ―水引き

今日の陶芸教室は、初・中級クラス最後の課題作品で、ろくろで背の高いカップの作成。ろくろは手に水をつけて作ることから水引きとも言われる。

ろくろで作るとき、まず粘土の荒練りをし、粘土の固さを均一にしていく。そして、その後にするのが、上の写真の菊練り。これで粘土の空気を抜いていく。空気が入っていると、焼くときに割れてしまう事があるそうだ。これはなかなか難しく、これは先生のお手本。私がやると、こんなきれいな形にはならない。

菊練りが終わると、きれいにまとめとて、ろくろに乗せる。

そして、土殺しという、ろくろを回しながら土を中心に固めていく作業をする。これは、まだ私達にはできないので、先生がしてくださった。

その後、手と粘土にドベと言って粘土が水を吸ってべっとりしたものを塗りながら、形を作り出して行く。今日の目標は、上に高く伸ばすこと。最初は湯のみぐらの高さにしかならなかったが、先生からコツを教えていただきながら、だんだんと背が高くなってきた。

最終的に6個作る事が出来た。この中から4個だけ選んで、来週削りの作業をする。ろくろで背を高くするのは難しかった。でも、自分の手の中で、力の加減と手の形によって、形が変わってくるのがおもしろかった。終わってから椅子から立つと、背中がだいぶ痛かった。

一番右の最後の作品は、それを物語ってか、ちょっと傾きが・・・・

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