2009-03-17

着物で初稽古



今日は、お茶のお稽古があった。大お茶会に備えて、着物を着ての初のお稽古日になった。

先生のお友達の方が、着物や帯を貸してくださり、着付けも教えてくださった。いくつかの着物から、それぞれに似合う色と柄の着物を選び、それに合わせて、帯や、帯揚げ、帯締めを選んだ。なかなか、コーディネートが面白かった。

遠い昔に、4ヶ月程着付け教室に通って、お太鼓結びや、ふくらすずめ、浴衣の着方を学んだが、あまり着る機会もなく、どうやって着るかは、記憶の奥深いところに眠ってしまっていた。が、少しずつ着ていくと、そういえばこんな手の動きしたな~と思い出してきた。一時間ほど掛けて、助けをかりながら、何とか着物が着れた。

今朝、出掛けに主人から、着物を着たら写真を撮って欲しいと言われていたので、皆でしばらく写真撮影になった。

やはり、着物を着て、帯を締めると背筋がシャンとする。歩き方も、そぞろ歩きになり、階段を登るのも最初躊躇した。

お茶のお点前をするのも、ちょっといつもと違う感覚なので、せっかく自主練したにもかかわらず、ついつい忘れてしまった。そして、しまい点前は、この2回やっていなかったので、今回ちゃんと覚えておかないとならなかった。最後に先生が、私達が今日はいつもより、上手にお点前ができたと言ってくださった。きっと着物を着ているだけで、上手に見えたからだろう。

無事、お稽古も終わり、せっかくなので着物を着て、家まで帰ることになった。別に悪いことをしているわけでもないのに、最初なんか気恥ずかしい感じがしたが、歩いているうちにだんだん慣れてきた。

そして、家に着いたら、鍵がないことに気づいた。教室に鍵の入ったジャケットを置いてきてしまったのだ。仕方なくもう一度、急な坂を下り、また別の坂を登って教室までもどった。おかげで、歩き方の練習になった。

主人にメールをして、早く帰ってこれれば、着物を来て待ってることを伝えたら、何とかがんばってみるという返事が返ってきた。着物のまま、最近お手伝いをしている仕事の残りがあったので、PCに向かった。また、せっかくなので、おさらいがてら、お点前の練習もしばらくした。

だいぶ経って、主人からやはり早く帰るのは難しいので、着物は脱いでいいよと連絡が入った。「OK」と言ったものの、一生懸命働いている主人のために、もうしばらく着て、帰ってきた時に、喜ばそうと思った。

あと、一時間ほどで帰ってくると連絡が入った。今は、着物を脱いだ時の開放感が楽しみだ!



2 件のコメント:

Willie Yanaka さんのコメント...

すてきだったよ!待っていてくれてありがとうね。

JOY さんのコメント...

どういたしまして!最後は忍耐勝負だったけど、喜んでもらえたので、着て待っててよかった(*^^*)