2008-01-23

絵付けと釉掛け

今日は、陶芸教室の日。

先週削りをした、深鉢の絵付け、そして、すでに素焼きされた、たたら作りの織部焼きの絵付けと釉掛け(ゆうがけ)、そして、ロクロで作ったコーヒマグ&ソーサの釉掛け。

上の写真は、織部焼きの絵付け。鉛筆で下書きし、絵や模様を着けていく。絵柄を着けていくと、下書きしたものと、実際は違う模様になってしまうこともある。実際に描いてみることによって、全体のバランスが見えたり、インスピレーションが湧いてくる。焼くとえんじの線は茶色、白色は白色になる。

マグカップ&ソーサーに、焼くときに釉薬がかかって欲しくないところに、はすい剤を塗っておく。特に高台(こうだい―底の部分)に付いていると、焼くときに釉薬が溶けてくっついて取れなくなり大変なことになってしまうので、塗っておく。

絵付けした織部焼きを釉薬に浸す。これは焼くと透明になり、下の絵柄が見える。

グレーの部分は焼くと織部焼きの緑色になる。焼き上がるとどうなるか楽しみ!

コーヒーマグ&ソーサーは青磁の釉薬に浸した。先がとがってガシっとつかめるはさみでつかんで、3つ数えながら浸した。そして、余分な釉薬を落とし、乾くまでこのまま2~3分程待つ。この時、素焼きされた焼き物に釉薬が染み込んでいく、“ぷつぷつ”っという音が微かに聞こえ、焼き物が生きているような感じがする。

焼き上がりは青みのかかった色になる。今回は貫入(かんにゅう―ひびの模様)が入るらしい。

今日は、自分なりに絵付けを楽しめた。先週からどんな絵柄にしようと思いながら、下絵なども描いてみて、果たしてどうなるのかちょっとドキドキしながら望んだが、一旦描き始めると、「こういう線の方がいいや!」と変わっていった。それが楽しかった。

今日自分達が、すでに中級レベルのことをやっていることを初めて知った。初級だとばかり思っていた・・・・私のレベルは、まだまだお子ちゃまだが、でも、世界でたった一つの作品を作っている!

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