2008-01-16

削り

今日は先週手びねりで作った、黄瀬戸の深鉢の削りの作業。

出来上がりは、後ろにある黄色の作品のようになる。

今回の粘土は削りやすい粘土だった。冬で乾燥することを考慮して、水分を多くして、先生は保存してくださったようだ。

3時間、ひたすら削りの作業をした。でも、いろいろおしゃべりしながら楽しく削っていった。先生が「ゆず一家」産地の馬路村に行って来た話しで盛り上がった。でも・・・・

もう少しで穴があきそうなくらい削りすぎてしまった。

「粘土は補修がきくからいいんですよ。」

っと、先生が補強してくださって、なんとか大丈夫になった。

粘土は人のように感じる事がある。聖書のイザヤ書にも

◆◆しかし、主よ、あなたは我らの父。

   わたしたちは粘土、あなたは陶工

   わたしたちは皆、あなたの御手のわざ。◆◆

という言葉がある。

私達もかたち創られ、削りだされ、補強され、素晴らしい作品となっていくのだろう。

おもしろいのは、粘土に十分水分がある時に、素直にどんな形にもなる。人にも心の潤いのある時には、フレキシブル(順応性)がある。

これは、クラスメートの作品。作品はその人の人柄を映し出す感じがする。この作品のように、彼女は優しい感じの人だ。

来週は絵付けの作業がいくつか待っている・・・・・

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