2008-09-08

直球


金曜の夜これから帰るからというメールが入り、一週間の疲れも溜まっているようだったので、久しぶりに「『いふり湯』に行く?」と、誘ってみた。すぐ返信がなかったので、「夕飯付きで!」と書いたら、「そうだね。行こうか。」と返ってきた。

夕飯の準備をし始めていたので、一品だけ仕上げ、必要なものがあったのでスーパーに寄ってから、駅で主人をお出迎えした。

ちょうど翻訳の仕事のお金が入ったので、「今晩は私がおごるよ!」と言って、何が食べたいか聞いてみた。ラーメンが食べたいということで、ちょっと歩くが、主人の好きなラーメン屋さんまで行った。主人いわく、そこは横浜の家系のラーメン屋だそうで、豚骨ベースに煮干のスープに太麺だった。メニューも4種類ぐらいしかない、頑固親父系のちょっと古めのお店だった。

主人はねぎチャーシューを、私はちょっと暑かったので、つけ麺を食べた。テーブルの脇にコロコロコミックが置いてあり、主人も小学生の頃読んだらしく、主人が子供の頃大好きだった「ドラえもん」もまだ入っていたので、二人で読んだ。

読み終わった頃、閉店時間の9時半になったので、ラーメン屋を後にして、「いふり湯」に向かった。向かう途中、「あー、美味しかった!」と主人が満足そうだった。そして、いつもは主人が銭湯代を払うのだが、今晩は私のおごりにした。ゆっくりとお湯につかることにし、10時45分に待ち合わせにした。

2ヶ月ぶりの「いふり湯」だったが、銭湯代が420円から450円に値上がりしていた。ここにも値上がりがやってきてしまった。

いつも来ているおばあさんに、2ヶ月前もその晩もお会いしなかったので、番台のおじさんに聞いてみたら、最近は暗いとあぶないので、明るいうちに入りに来ているそうだ。お元気そうでよかった。でも、もう会えないと思うと、ちょっと淋しい。お客さんもいなかったので、ゆっくり黒湯につかった。

お湯から出て、ジュースを飲み、レトロなマッサージチェアで肩をほぐしてから、銭湯を出た。

帰り道、主人は「今日のラーメンは美味しかった。銭湯もおごってもらっちゃったし、疲れていたからいいドアイデアだったよ。今日は愛を感じた。」っと。お褒めの言葉をいただいた。ちょっと照れくさいけど、直球の言葉は嬉しいものだ。

昨日になっても、「あのラーメンは美味しかった」と言っていた・・・・

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