2008-07-25

江見での時間 2



2日目の朝も、寝坊してゆっくり起き、ブランチといえばかっこよいが、朝食と昼食を一緒に食べ、前夜の残りのしめ鯖も食べきった。

その後は、4時半の電車に乗って帰るまで、自由時間となった。まず、主人は読書をするということで、私は浜辺に散歩に出た。

砂浜を歩いている時、ある聖書のことばを思い出した。

「あなたの御計らいは 
  わたしにとっていかに貴いことか。
 神よ、いかにそれは数多いことか。
 数えようとしても、砂の粒よりも多く
 その果てを極めたと思っても
  わたしはなお、あなたの中にいる。」-詩編139編

すごいほどに、人は神によって思われている。砂を見るとほんとにそのすごさを感じる。なんと安心なことだろう。



ちょうど、引き潮になっていたので、磯遊びができた。久々にイソギンチャクに触ってみたり、カニをつついてみたり、貝を拾ったり。小さい頃、堂ヶ島でも、潮が満ちてくるまで、存分に磯遊びを楽しんだ感覚がよみがえった。



海の水はとっても澄んでいて、気持ちよい水温だった。



1時間ほど太陽の下で、潮風をうけながら、ぷらぷらした。

部屋に戻り、今度は主人がジョギングをしに浜辺に出た。私は窓から主人の走る姿に目をやりながら、荷物の整理や部屋の片づけをした。

という感じで、ほんとに時間の流れるままに、思い思いの時間を過ごせた、24時間だった。でも24時間以上の時間を過ごした気がする。

自然の中にいると、自分がありのままで受け入れられていることを確認でき、もう一度自分をリセットできる感じがするねというのが、二人の感想だった。人間たまには、自然の中でぼーっとする事が、大切だと思う。

ところで、持って行ったMy竿だが、今回は波の音のアルファー波にすっかりやられてしまい、向こうに見えた小港の岸壁までは、たどりつけづ、登場する機会がなかった。2泊だったらたどり着けたかもしれない。とにかく、次回のチャンスまで釣りはおあずけ・・・・

主人のほうは、もって行ったギターをちゃんと弾いていた。波の音にギターがまたよくあった。主人もすっかり、リフレッシュされ、夏休みまでまた元気に仕事ができそうだ。一番先の岩までたどり着けたのが、本人にとって今回の旅の一番の思い出だったそうな。

おしまい

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