2008-07-16

ろくろの制作



今日の陶芸教室では、引き続きろくろで制作をし、蕎麦猪口を作った。土は前回と同じ、五斗蒔土。

ろくろを回す前に、土を荒もみしてから菊練りをし、それをまとめてろくろの上に乗せる。そして土ごろしをしながら、芯を出し、作品を水引きしていく。

今日は、菊練りをもう一度教わった。先生に何回か手本を見せてもらい、まねてやってみたが、どうもうまくいかない。同じ台で削りの作業をしていた友達が、正面の角度からどうやったら先生と同じになるかアドバイスをしてくれたが、結局今日の成果は上の通り。

本当は↓の通りになる。まだまだ、修行をしないと・・・・



そして、ろくろの上に乗せ、思いっきりたたきながら土をろくろに密着させ、ろくろを回しながら土ごろしという作業をしていく。

今日は、初めて土ごろしを教わった。今日のポイントは脇を絞め、手の甲を使って土を上に逃してあげる、というのだが、頭でわかっても、なかなか土は思うように動いてくれない。

何回か自分で土ごろしをして芯を出したものは、やっぱり芯がぶれていた。
先生にも何回か土ごろしをしてもらって、ろくろを回して、いくつか蕎麦猪口を作っていった。



一番左は先生のもの。さすが。自分では6~7個作ってみたが、途中でぐにゃっとなってしまったりして、結局4個が使えそうな形になった。

最初はなんとか形を作らなきゃと思ったが、そうするとうまくいかない。先月主人と「男はつらいよ―寅次郎あじさいの恋」をDVDで見た。寅さんが陶芸家の人と知り合いになるシリーズだったので、そこで出てきた陶芸家の人がこんな感じの事を言っていたのを思い出した。「陶芸は物を作るんじゃなく、作らせてもらうんだ。」

私も自分なりに、土に対して謙遜になってやってみたら、ほんとうにスーッと土が動き、なかなか自分でも納得いく形になってくれた。

ろくろの制作は奥が深そうだ。友達はイメージトレーニングが大切だと言って、YouTubeに投稿されている、ろくろの制作のビデオを見てきたと言っていた。

イメトレは、どんな時にも大切だ。私も、さっそくやってみようと思い、YouTubeを見にいったら、たくさんの様々な陶芸に関する投稿があって、実におもしろかった。

今日は、教室のあと、友達を我が家に招いて、お疲れ様のみたらし団子とくず桜をいただき、しばし陶芸談話やたわいのないおしゃべりを楽しんだ。

8月まで教室はないので、それまでYouTubeでイメトレだ!

2 件のコメント:

なか さんのコメント...

旅も、贈り物も羨ましいですね~~

又、陶芸もロクロですか、、私は随分前に数回して、焼いた物は無いです、、!(^^);

菊練りは先生のですか、綺麗で細かい練ですね、私のはもっと荒く適当で、これが菊練りかと言われそうですが、硬くなった土は練り直さないともったいないので、、仕方なくです、、

JOY さんのコメント...

はい、菊練りの細かいほうは、先生のものです。私は、まだまだうまくできませんね。

YouTubeで、菊練りの動画が見れるので、今は、イメージトレーニングをしています。私の場合は、肩と腕の力をちゃんと使わずに、まだ手首だけで練っている状態なのかなと、気づいている最中です。

でも、イメトレだけでなく、自宅にも土を買ってひたすら練るしかないかもしれませんね。菊練り3年といわれているそうです。