2008-10-13

いい香り


最近はまっているのが、「焼きおにぎり」。
 
おにぎりを握って、油をひいたフライパンに乗せ、ご飯の部分に醤油をたらし、色づくまで焼き、裏返して同じように焼き色がつくまで焼く。
 
これは、なつかしい祖母の味。
 
小学生低学年のある日、祖母が家に泊まりに来て、母が何かの用でいなかったので、学校から帰ってきた時に、おやつ代わりに焼きおにぎりを出してくれた。祖母のものは、もっと油っこくて、醤油とその当時、食べると頭が良くなると言われていた「味の素」を振りかけて焼いてくれたと思う。油と醤油と「味の素」が白飯になんともうまく絡まり、おまけに醤油のこげた香ばしい匂いに、小さいながら食欲をそそられた。
 
それ以来、私の作る「焼きおにぎり」は、味の素はふりかけはしないが、この方法。最近は10穀米で作っていて、油も加減しているので、祖母の作ったものよりあっさりしているが、油と醤油のからんだ味に惹かれて、一日一回食べている。
 

 
金木犀が、今年も甘~い香りを漂わせてくれている。気温もいい感じなので、窓を開けている事が多く、部屋の中にまで漂っていて、嬉しいかぎり。去年、刈り込まれてしまった、前の家の見事だった金木犀も、規模縮小ではあるが、 それでもしっかりと香りを漂わせている。

 
焼きおにぎりも金木犀も、どっちもなつかしい香り・・・・・

1 件のコメント:

Willie Yanaka さんのコメント...

今日の記事は、焼きおにぎりの話から、金木犀の話に自然につながっていていいね。