2008-10-09

タイトル


昨日の陶芸教室では、先週の続きで、ご飯茶碗の削り。


久々に高台付きのものを作ったので、高台の作り方を忘れていた。


かんなの先を持って、少しづつざっくりと削り、肩を落としていくと、茶碗の丸みが高台の下にできた。

教室後、夕方通訳の仕事で、日本画の作家さんのアトリエに行った。その作家さんは私立の中・高校の美術の先生でもあるので、美術の教室がアトリエだった。作品は、アルミニウム版に顔料を塗った抽象的なもので、タイトルはお花の名前のラテン語表記にしてあった。

どの様に絵のタイトルをつけるかという質問に、「僕の場合、絵を書き終わった後で、それを1週間ほど毎日眺め、絵の印象から名前を着けていくんです。花の名前にすると、見る人にとって見るとっかかりになるかなと思って。」と答えてくださった。

描き終わってから、自分の絵を1週間眺めるって、なんか素敵な時間な気がした。ペースが速い昨今、じっとみつめるということを忘れて、ついつい流されてしまう。

このブログのタイトルも、大抵書き終わった後につける。勿論一週間も掛からないが・・・・

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