2009-05-14

ドキドキ



今日は、成田空港へNYからのゲストを迎えに行った。行きは成田エクスプレスに乗り、今日の旅の友は「BLACK TEA」と「松林図屏風 萩耿介著(日本経済新聞出版社)」の本。この本の帯には、「絢爛豪華な狩野派全盛の世に、独自の静かなる絵で対抗した巨匠・長谷川等伯の到達点。筆を取るのは己を浄化し、救うため―絵師の真とは」

日本画の絵師の話しで、難しい本かと思いきや、なかなか面白い。宗易(千利休)や切支丹も出てくる。帰りの電車の中でも夢中で読んでしまった。



空港に着くと、やはりマスクをした人が目に付いた。なんだか自分にも移りそうな感じがして、恐怖感に苛まれる。でも冷静に見てみると、全体の5%ぐらいの人しか、マスクをしていなかった。マスコミの報道の仕方で、とらえ方が違うのだと思う。事実は目で確かめないといけない。でも、検疫は厳しいらしく、やはり出てくるのにいつもの倍の時間が掛かった。出てきた人が携帯電話で話しているのが聞こえた、「いやぁ、無事出てこられましたよ。」

私がお迎えに上がった一家も、無事出てきてくれた。会えるまでは、ちょっとドキドキした。




成田からは、リムジンバスに乗った。夕方になってしまったので、渋滞が怖かったが、さほどひどくなく、 これまた感謝。レインボーブリッジから東京を見るのがいつも好きだ。NYのマンハッタンと似通っている感じがする。



今回迎えに行ったゲストは、5月13日~24日まで、南青山の新生堂ギャラリー
でやっている、マコト・フジムラさん(NY在住の日本画アーティスト)の個展のオープニング・パーティーのために、マコトさんとコラボレーション・パフォーマンスするために、NYから駆けつけてくれた、女性のパーカッショニストのスージー・イバラ(Suisie Ibarra)さんと、そのご主人と1歳9ヶ月の息子さん(前回スージーにNYで会った時は、この息子さんは彼女のお腹の中にいた)明日が本番なので、空港から出て来れなかったら大変なことになっていた。

今回は、招待客オンリーのオープニング・パーティーなのが残念。日本画のパフォーマンスとパーカッションのコラボレーション。なかなかおもしろそう。

新生堂ギャラリー: http://www.shinseido.com/
マコト フジムラ: http://makotofujimura.com/
スージー・イバラ: http://susieibarra.com/

そういえば・・・・昨日の夜中、今年初めて蚊に刺された。早すぎる・・・・

2 件のコメント:

なか さんのコメント...

巨匠・長谷川等伯の到達点,,

今度読んで見たいです、政治にも係わって居たのでしょうか?、面白そうですね~~

「松林図屏風」は数年前に見てきました、講義もその前に聞きに行ってきましたが殆ど忘れています。(^^。

インフルエンザ、、大変ですね~~

JOY さんのコメント...

昨晩やっと読み終えました!

面白かったですよ。

明日は、出光美術館で長谷川等伯の作品を見に行けたらなぁ~と思っています。

今回のインフルエンザ、毎回のごとく報道によって、国民に恐怖を植えつけられた気がしました。

沈静化の方向ですね。