2010-07-14

久々に・・・




ブログにアップしてきませんでしたが、陶芸地道にやってました。


上は、先週から作り始めた、抹茶茶碗3つ。黒楽を作りたかったが、教室に黒楽の釉薬の良いのがなかったので、赤1号の土で、黒マットを掛けて、楽茶碗風に作ることにした。




今日は、一個目の削り。お茶の先生でもあるT先生に教えてもらったり、本の写真を見たり、見本の抹茶茶碗を見ながら削ってみた。先週の成型の仕方は、玉作りと言って、丸く玉にした粘土の真ん中に親指で、ぐいっと穴を開けてから、指で伸ばしていく技法。縁の部分を無作為に作る事ができ、良い景色ができた。また、表面もいい感じに指跡が残っていたり、ひびが入ったりしていたので、その良さを残すために、削りは高台になる底の部分と、中を削ることになった。今日の時点で、表面を見せるために、釉薬を透明釉に変更するかもしれない。




底は、お茶を点てる時に必要になる、指が入るスペースが必要。陶芸教室の初級クラスにいたとき、志野焼きで抹茶茶碗を作ったことがあるが、その時はお茶のお稽古をしていなかったので、抹茶茶碗がどういうものかわからずに作っていた。今は、何となくどういう形が使い勝手が良いのかわかるようになって、楽しい。



また、抹茶茶碗を作る時は、皆量りで重さを量りながら作っていく。大体400gが良い重さだそう。今日は650gぐらいからの重さを500gまでに削る事ができたので、あと100gほど削る必要がある。量的にはこのくらい。果たしてあとこのぐらい削れるのか、ちょっと心配。でも楽しみ。3個削り終わるのに、どのくらい日数が掛かるだろう?



これは、黒土に確か白マットを掛けた、漬物入れ小鉢と、箸置き、この箸置きは思った以上に気に入った。釉薬を掛けるときに指跡を残したら、そら豆のようになった。下は、どなたかの作品で蚊取り線香入れ。ああ、夏が来る・・・・



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