
先週の2週間、毎年恒例になりつつある、三鷹での聖書のコースの通訳、っといっても今年はアメリカ人の宣教師さんが日本語で授業をするので、日本語の補佐をした。
三鷹に行く機会があると、三鷹に住んでいる高校の親友のMの所へも、遊びに行かせてもらう。今回は、もうすぐ高校卒業の娘さんのIちゃんと、横浜にも遊びに来てくれた3年生のKくんが玄関でお出迎えしてくれた。久々に会う二人だが、私のことを「おかちょ」と、高校からMに呼ばれているあだ名で呼んでくれるので、親しみがわく。
Iちゃんと話していると、Mと過ごした高校時代に一瞬引き込まれるような感じがした。きっと声や話し方、また仕草が似ていて、手先の器用なところも似ているからだろう。DNAが受け継がれている。こうやって、世代が移っていく。子供のいない私にとっては、とっても不思議で嬉しい感覚だった。
4月からの大学生活の楽しみなところと、不安な所をとっても素直に話してくれた。私達もこんなだったのかねぇと思い返してみる。自分が高校生だった頃は、もう世界の大部分を知っているかのような大人に思っていたが、社会にでて今振り返ると、高校の時なんか本当に狭い世界でまだまだ子供だったなぁと思う。
また、あの時Mのお母さんが、本当に大人に見えたが、自分達が同じ年代になると、まだまだ自分はひよこに見える。あの時、Mのお母さんがしてくれたことや言ってくれたことで、励まされたり、慰められたりした。今の自分は、若い世代にちゃんと何かを渡せていけているだろうか。
渡すには、まず自分で持っているものがなければ渡せない。知っていると思うのではなく、いくつになっても教えられやすい心を持って教わり、良いものを渡していければいいなぁ。
この三鷹に通う中で、重宝したのが三谷幸喜さんの本。読んでいると、あっという間に目的地に着いてしまうくらい、おもしろく気軽に読める本。困るのは、本を読みながら可笑しくて「くすっ」と一人笑いしてしまうこと。
Mも三谷さんの本を読んでいるそう。そして、今やっている三谷さんの作・演出のミュージカルにも興味があるようだったので、誘ってみた。オークションでチケットを探してみたら、運よく定価でチケットをゲットできた。バレンタインデーの午後、主人も快く出してくれて主婦二人で観劇し食事をすることになった。今度は主婦トークを楽しもう。
(フェルトのマトリョーシカは、器用なMの作品。いただいた手作りの梅干も負美味しかった!)
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