2010-02-11

揺れる心



昨日の陶芸では、お皿2枚の削りを終えた。大体同じぐらいの大きさで、一つのほうは前回削っているときにひびが入ってしまったので、その部分を切り取り、ちょっと蓮の葉のような形になった。これもちょっと味があってよかった。焼きあがって使うのが楽しみ。絵付けはどうしようかな・・・・

そして、まだ時間があったので、サラダやパスタや果物が入れられる、ちょっと大き目の器を、お皿と同じ志野Aの土で作った。



作る前の自分のイメージでは、ちょっときりっとした円錐形だったが、いざ作ってみるとどうしても丸みが出てしまった。まあ、いいかと思い片付けを始めたら、Y先生が通りかかったので、最初どういう形にしたかったか話した。「ちょっとこうしてみたら。」と指導してもらったら、



もうちょっと、自分がイメージしていたものに近づいた。そして、また片づけをしながら、できた器を見ていると、「やっぱり、もうちょっと丸みも欲しいかな?」と、また手直し。



最終的に、この形に落ち着いた。さて、削るとどんな形になっていくだろう。

以前、寅さんを見ていたときに、陶芸の巨匠が出てくるシリーズがあった。たしかその巨匠のセリフで、「自分が何を作ろうかと思うのではなく、何を作らさせていただけるのだろうかという心が大切。」というようなものがあった気がする。あれっ、他の巨匠の言葉だったかな?Y先生から聞いた言葉だったかな?

私は、まだまだ何を作ってやろうの心で、謙遜さが足りないようだ。心も揺れる・・・・

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