
今朝は、連休に草取りをしたゴミ袋の残りの6袋を主人と一緒に捨てに行った。いっぺんに12袋出したら迷惑になると思い2回に分けた。
主人はごみ出し後、そのまま自転車に乗って、出勤した。私は見送った後、家に戻り、仕事の前に家事を片付けてしまおうと、家に戻った。すると、なんと玄関が開かない!!!
「うわっ、どうしよう、入れない!」
主人がいつもの習慣で、玄関の鍵を閉めてしまい、私もそれにまったく気がついていなかった。鍵は持ってでなかったし、携帯もない。おまけにすっぴんだ!どうしようかと、たたずんでもいられないので、アパートの脇の階段の手の届く位置にある窓に手を伸ばして見ると、なんと鍵が掛かっていなかった!でも、そこに這い上がる事はできないし、階段に梯子を置くことも不可能だ。一瞬、どうしたらいいかわからなかったが、何かの拍子で主人が思い出して戻ってきてくれるように、神様に祈りつつ、主人の行った道をしばらく歩いた。主人の携帯に電話を掛けられればいいのだが、すっかり携帯のメモリーに頼り切っていて、掛けたくても番号がわからない。
最悪友達の家に行って、鍵開けの業者に電話をさせてもらおうかとも考えたが、なぜかまた自分の家に向かって歩き始めた。
「もしお隣の人に梯子を借りれたら何とかなるかも知れない・・・・。」
そんなことを考えながら、角を曲がったら、ちょうど隣の家のおじさんが、玄関の前にいた。そして梯子もちょうど玄関脇にあった。さっそく事情を説明したら、快く梯子を貸して下さった。
梯子を持って、いざ自分の家に行くと、やはりどうやっても、梯子から直接窓に入る方法ない。あきらめかけたが、ある知恵が与えられた。でも、これにはちょっと危険な事をしないとならなかった・・・・
小さい頃はかなりおてんばで、小学校2、3年生の頃、近所の男の子と一緒に、ブロック塀伝いに近所の家の屋根に登った経験もあった。もちろん、屋根に上がった後に近所のおばさんに見つかり、怒られあきれられた。また家を2階建てに増築した時、大工さんの作業を見るのが好きで、よく梯子に登って2階に上がっていた。
そんな経験を持っていたので、梯子を階段の一番上の端に据え置き、開いてる窓の脇にある、別の窓の格子に足を掛け、開いてる窓に移ることにしてみた。作戦成功!近所の人が見ていたら、なんとすごい奥さんだろうと思われてしまう光景だっただろう。まあ、昔おてんばだったことが、こんな時に役に立つとは思いもよらなかった。無駄なお金も払わなくって済んだし・・・・
梯子を貸してくださったおじさんも、「良かったね!」と。
午後に、玄関を出たときに、ちょうど別の隣の家の、高校生の男の子が、ベランダで洗濯物を干していた。軽く挨拶したが、いつにも増してその男の子が、ニコニコしていた。もしや私の武勇伝、カーテン越しに見られてたかな?