2015-01-31

Derek and the Dominos

昨日、陶芸教室の先生のY先生とT先生と、新丸子にある「Bar Derek and the Dominos」に行った。
聞いたときに行ってみたいお店だったのと、「メタ認知」という言語学習にも関係のある研究をしていらっしゃる方の、お話も聞けるということで、興味そそられる分野でもあり、行くことにした。
 
Barとかは、ワインバーに数えられるぐらいしか行ったことがなかったが、以前NYに行ったとき、ブルックリンの友達の所に泊まらせてもらった時に、彼女の家の近くにBarがあって、夜、特にウィークエンドの夜には、沢山人が入っていて、楽しそうに会話している姿を見て、Barってどんなところだろうと、興味はあった。この新丸子のお店は、ロックとバーボンのお店と聞いて、果たしてどんなロックが流れているのだろうと思って入った。


 
入ると、雰囲気のある素敵店内の左側に、沢山のLP盤や音楽のDVDがびっしり並んでいた。さっそくかかっていたのは、エリック・クラプトン。なるほどね~。しばらく先生達と昔やっていた「ベストヒットUSA」という、小林克也さんの音楽番組で盛り上がっていたら、突然ホイットニー・ヒューストンのアルバムからの「The Greatest Love of All」がかかり、ロックのお店のLPの中に、こんなアルバムがあるとは~と驚いてしまった。よく棚を見てみると、JDサウザーの懐かしいアルバの端っこが、ちょこっと見えた。その後は、昔大好きで、LPも持っていた、ロビー・デュプリの「Still Away」までかかった。私の胸は懐かしさのあまりにキュンキュンしてしまった。マスターは、その日のお客さんの様子を見て、曲を選曲されるそう。私にはどんぴしゃだった。
 
「リクエストもできるのよ」とY先生が教えてくれて、まさかこれはないだろうなと思って、これも大好きでLPを持っていた、ダン・フォーゲルバーグの「Leader of the Band」をリクエストしてみたら、あった!このマスターのすごいところは、棚のどこに何があるか把握して、どんどん曲が出てくる出てくる。ドゥービー・ブラザース、ジェームス・テイラー、ボズ・スキャッグス・・・・・そして、ボビー・コールドウェルのアルバムの端が見えたので、「Take Me Back to Then」をリクエスト。ボビーのコンサートに高3ぐらいの時に行った時は、花束をコンサート中に渡したのよと、思わずポロリとY先生に昔話を。私にこんな音楽好きだった一面があったとは知らなかったと。自分でも、最近遠ざかっていたけど、昔は色々な曲を聞いていたんだなあと。あんなことも、こんなこともあったよなと、埋もれていた記憶が甦ってきた。懐かしい古い友人に再会したような感覚だった。しばらく店内にはロックではなく、AORが流れ続けた。でも、ちゃんとマスターは上手に、ロックに戻しておられた。
 
 

途中、仕事帰りの主人もジョインし、その後今日のメインだった、「メタ認知」の研究者の女性が到着し、主人とT先生が熱心に話しを聞いていた。私は、予習までしていたメタ認知そっちのけで、すっかり次から次にかかる音楽に夢中になり、音楽の話で盛り上がってしまった。驚くことに、マスターがロックに興味を持ったきっかけが、「ベイシティー・ローラーズ(BCR)」だと話してくれた。私も中学の頃大大大好きで、コンサートには母が作ってくれた、タータンギアを友達と着て、観にいったマニアの端くれものだ。そして、「まさかBCRはありませんよね?」と言ったら、「あるよっ」と言わんばかりに、サっと、懐かしのアルバムが出てきた。Wow!こんなロックのお店で、BCRをリクエストしてしまい、満席状態の他のお客さんに恐縮しつつも、マスターの「何にします?」の一言で、とりあえず手堅く「二人だけのデートを」っと。
 
あっという間に、終電の時間に!時間の経つのが早く感じられるほど、いごこちがよく、軽食も美味しく、すっかりもてなされてしまった。初バーボンもソーダ割りでトライ。美味しくいただく方法も伝授して頂いた。帰りはお茶の師匠でもある帰る方面が一緒のT先生と主人と3人で、利休と秀吉の関係やお茶について話しながらの楽しい帰宅となった。
 
書いているうち、あれもこれも書き残しておきたいことが出てきたが、とりあずこの辺で。今日はマニアックな話題でスミマセン・・・・
 
ロック好きもそうでなくても、ぜひお奨めのお店です!ぜひぜひ!主人と私も絶対また行きます。

Bar Derek and the Dominos
〒211-0001神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町818

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