2009-12-25

クリスマスおめでとう!




「この方は、初めに神とともにおられた。
    すべてのものは、この方によって造られた。

 造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。
    この方にいのちがあった。

 このいのちは人の光であった。
 
 光はやみの中に輝いている。
 
 やみはこれに打ち勝たなかった。」 
                       ヨハネの福音書1章から


暗闇を照らす事のできるものは、ただ光だけ。光りだけが、暗闇を打ち砕く唯一のもの。

世の中の色々な暗いニュース、その根本である人の中にある闇、自分の心の中にもある小さな、あるいは大きなどうにもできない暗。

その暗を打ち砕くために、神であられるのに、人となってお生まれになった、

Jesus Christ、イエス・キリスト。

メリーCHRISTmas!

心あたたまるクリスマスの日を!

2009-12-24

2009 粘土収め


先週の土曜日に、今年の粘土収めをした。

9月から制作を始めた、急須と漬物入れ。ふ~、やっと終わった~!

この日は、なんとか今年中に作成を終わらせ、年明けからは新しいものを作りたいと、かなり集中して最後の削りや部品をくっつけたりした。時間は押してしまったが、やり終えることができて感謝!でも、翌日には、腰の筋肉痛がきた。

最後にT先生とY先生に、今年も楽しく陶芸ができたことを感謝。Y先生が7ヶ月もいなかったなど考えられないような、あたりまえの光景だった。嬉しい。

今年も楽しく、たまには苦闘しながら、また色々な作品を作り、使うことができた。来年も楽しみ。作りたいと思うものも、いくつかある。

今年もお世話になりました!

今日はクリスマスイヴ。夜には、イヴ礼拝とキャンドルライティングがある・・・・

2009-12-17

武蔵野ツアー第二弾



女優のMちゃんに誘われ、火曜日の夜にあるクリエーター達の集まりに、生まれ育った西武池袋線のひばりが丘へ行くことになった。その晩は横浜には帰りつかないだろうと見越して、Mちゃんがお泊りに誘ってくれた。主人も「いいよ!」と快諾してくれた。

せっかく西武線近辺に行くなら、帰りに親友のHちゃんが引っ越した、小手指に寄ってお茶でもしようと連絡したら、Hちゃんから「泊まれる?」という返事。さすがに、主婦なので2晩泊まり歩くのはどうかと迷いつつ、でも主人にお伺いを立てたら、「いいよ!泊まっておいで。でも、何か食べるものは作っていってね。」と。

ということで、今年第二弾の武蔵野ツアー決行。

火曜日の夜のクリエーター達の集まりは、ひばりが丘駅集合だった。ひばりが丘の改札の手前で、見慣れた着物姿のご婦人が前を歩いていた。昔ご近所で同級生の友達のいる、Mさんのおばさんだった。思わず昔と同じように、「Mさんのおばさん!」と声を掛けたら、2,3秒後にまさかっと思う感じで振り向かれ、びっくりしていた。ひばりが丘から離れて、20年近くになる。2年前に結婚して横浜に移ったことを告げると。「まあ、よかったわね~、うちのHはまだ結婚もせずに家にいるのよ~。」っと。「同じ学年の人たちで、独身でばりばりがんばっている人、結構いますよ~。」と、慰めにもならない答えをしてしまった。そんな私も、長いこと独身を楽しんだのに。別れ際に、「また、いつでも遊びにいらっしゃいよ~。」と嬉しい一言をいただいた。

集まりへの場所は、事前に知らされていなかったので、集合してから皆で移動した。私の住んでいた北口を降り、なつかしのひばりが丘商店街を通った。商店街の看板には「ヒバリーヒルズ」と書かれている。昭和30年代の後半、ひばりが丘という駅が作られた時に、アメリカの「ビバリーヒルズ」をもじって、つけられたという、ひばりが丘の住人の伝説がある。

また、この地に「ひばり」が多く生息していたからという説もある。ほんとかどうかわからないが「すかいらーく(英語でひばり)」の一号店は、ひばりが丘の近辺でできたということを聞いたこともある。

まあ、とりあえず私は自称「ヒバリーヒルズのお嬢様」ということにしている。ひばりが丘には、名の知れた演出家や作曲や落語家が結構住んでいる。

商店街は、昔ながらの店が残っていて、八百屋のおばさんや、金物屋のおじさんも変わっていなく、なんだかほっとした。また、大好きだった、ラーメン屋さんの「大番」も、友達と一緒に命名したサンリオショップの「いちごハウス」も健在で嬉しかった。

そして、まさかこの小さな路地は曲がらないだろうと、私の家があった方向に曲がるローカルな路地を曲がって、ビックリ!まさか自分の家の後に建てられた家に住んでいるのではと、ちょっとドキドキした。昔、子供の頃遊んだ路地や、近所の家の間も通った。多くの家は建替えされていたにも関わらず、まだ同じ表札が掛かっている所が多かった。あの頃の皆はどうしているのだろう・・・・それにしても、日本の家屋は、20~30年たつと建替えられてしまうものだ。

そんな所を通り過ぎ、自分の家だった方向へ行く曲がり角は曲がらず、もう少し奥に行ったところにその家があった。自分の記憶が確かなら、その家は、以前「スクールメイツ」という、歌謡曲のアイドルの後ろでスコート姿で踊っていた踊り子さん達の、合宿所であった所だと思う。昔は、中が見たくて、門の所からのぞき見した記憶がある。今は、ロスでプロデューサーの仕事をしている、日本育ちのアメリカ人の日本の家になっていて、その話をしてあげたら、昔も今もアーティストに関係ある家なんだねと、おっしゃった。

集まりは、やはり11時過ぎに終わり、Mちゃんの家に泊めてもらうことにして本当によかった。次の朝はゆっくりさせてもらい、昼はMちゃんの家の隣にある、北海道の食を食べさせてくださる、小料理屋さんのランチで、とろけるほどに柔らかな炭火焼の豚肉に、美味しいタレがからまった「豚丼」をご馳走になりながら、おしゃべりした。

そして、次なる目的地である、小手指に向かった。小手指はひばりが丘を出た後に、しばらく住んでいた街。ここには、大好きな大きな西友のスーパーがある。Hちゃんの家に荷物を置いて、しばらく西友をブラブラした。西武線沿線には西友が多くある。昔から使い慣れていて、西友のない地域に行っても、どこかの帰り道に西友があると、そこで買い物をすることがある。特に、衣服はちゃんと探せば手頃な値段で良いものをゲットすることができる。「それ素敵~、どこで買ったの~?」「西友だよ!」っと言って、驚かれることを楽しんでいた。横浜でも、ちょと電車に乗れば、気に入った西友があり、定期的に買い物に行ってしまう。

その晩は、Hちゃんのお手製の韓国料理を元同僚のKちゃんも加わり、昔の思い出話しで盛り上がりながらいただいた。Kちゃんの帰宅後、お風呂をいただいたりしてから、11時過ぎからビデオを見た。昔ルームメートとして一緒に住んでいた頃は、毎週休みの前日になると、Hちゃんがビデオを2本借りてきて、夜の11時ごろから2本立てでよく見ていた。さすがに、今は2本立てでは見れないし、またビデオもレンタルではなく、光ケーブルでテレビで直接選んで見れる。時代は変わった。もうレンタルビデオとも言わなくなっているが、やっぱり「ビデオ観る?」っていう言葉が出てきてしまう。

ビデオを観る前に、主人に電話をした。きっと、私がいると思いっきりできないネットをやり放題で、満喫した夜を過ごしていると思いきや、「つまんないよ~」と、意外なコメント。そんな私も、出かける朝は主人と2日おしゃべりできないと、ちょっと淋しいな~と思ったりした。まあ、いったん出てしまうと、独身のように楽しんでしまうのだが・・・・主人の心境は、主人のブログの方で。

今日は、夕方に個人の英会話のレッスンを教える予定だったので、昼前には小手指を後にした。

そして、いつものこの絵にお出迎えされた・・・・・



ただいま!

2009-12-10

歌舞伎座さよなら公演



今日は、今週初め友達から、チケットに急遽空きが出たという誘いを受け、ディスカウントプライスで銀座の歌舞伎座へ歌舞伎の昼の部を見に行った。

歌舞伎座が老朽化のため、取り壊しされるということで、その前に幕見席でもよいから一度行っておきたいなと思っていたところだったので、懐具合と一晩相談して、またとない一等席で歌舞伎を見ることにした。

以前、幕見席で天井に近い席から見たことがあったが、下準備もなく見に行ったため、話しの内容はわからないは、遠すぎて動きが見えないわで、あまり楽しむことができなかった。



なので、今回は行く前に、ネットで下準備してみた。歌舞伎は、昔大衆演芸として親しまれ、お弁当を食べながら観劇していたそうで、今もその名残で、席で飲食できる。幕間の30分程の間に食べるのに、歌舞伎座の小屋の外には、色々な種類のお弁当が売られていた。私達も、それを購入して、小屋に入った。

中に入ってから、幕が上がるまでの30分間、お土産屋さんが並んでいるところがあるので、そこを見て歌舞伎座限定の皮の厚い最中を主人のお土産に買った。そうこうしながら、あっという間に30分が経ち、いよいよ歌舞伎の舞台。













今回は、「操り三番叟(あやつりさんばそう)」、「新版歌祭文 野崎村(のざきむら)」、「新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん )」、そして宮藤官九郎作・演出の「大江戸りびんぐでっど」の4本立て。古典から現代風なものまで豊富だった。「大江戸・・・」は、現代風刺が入り過ぎていて、あまり楽しめる内容ではなかったのが残念。夜の部の野田秀樹の「鼠小僧」のほうが面白そう。


舞は身のこなしが軽く、リズム感があって、惹き付けられた。邦楽も爽快だった。唄の意味がわかればもっと面白いものだろう。

(歌舞伎座館内は、上演中以外は撮影OKでした)
操り三番叟は以前どこかで見たと思ったら、小さい頃見たお正月の芸能人かくし芸大会の演目で、観たことがあった。今は、歌舞伎役者さんも、色々なテレビ番組に出ているので、中村勘三郎さんや、市川染五郎さん、中村獅童さんなど、何となくかけ離れた存在でない気がした。



また、今回はイヤホンガイドというものをレンタルして、それで解説を聞きながら観たので、とっても面白かった。また、女形の人が本当の女性に見えてくるのは、以前、一回だけ宝塚を見に行った時に、男役の人がだんだんと男に見えてくる感覚と一緒だった。とても不思議な世界だ。大した芸だと思う。
終演後、一緒にご一緒させていただいた、お二人と銀ブラをした。
お二人は、着付けの教室でお友達になったそうで、今回は着物を着て歌舞伎を見てみたいという企画だったらしい。歌舞伎小屋でも、着物で見に来ていらっしゃる方が多かった。私は、先月初めて自分だけで、着物の着付けをして、お茶のお稽古に行ったが、まだ銀座まで無事行って、帰ってこれるか自身がなかったので、スカートで行かせていただいた。



cafeで一服してから、それぞれ帰宅の途に着いた。
歌舞伎は、思った以上に面白かった。また機会があれば、見に行きたい。はまらないように気をつけないと・・・・・

あと一息



急須の作成も、ようやく注ぎ口を取り付けるまでに来た。注ぎ口と本体が接触するように注ぎ口を削っていたが、なんとかくっついたので、OKが出た。

注ぎ口を取り付ける前に、ポンスという道具を使って、茶こしの部分の穴を開けていく。本体にあまり圧力をかけないように、ポンスをネジのようにクルクル回して、穴を開けた。

なかなか良い感じ。そして、いつものように、接着する面にキズをいれ、どべで接着した。



中から見るとこんな感じ。



全体を見るとこんな感じ。ちょっと下すぎたかも・・・・まあ、仕方がない。蓋と取っ手がつけば、また違った感じに見えるかもしれない。



蓋もこんな感じで出来上がった。



後は、取ってをつける所を取り付けて完成。あともう少し。

来週で今年の粘土収めになる。急須と漬物入れの作成をなんとか今年中に完成させたい。

2009-12-08

成長



週末は毎年恒例の、甥っ子ちゃんの6歳のバースデーのお祝いとクリスマスを兼ねて、兄家族と義姉のお母様と夕食を共にした。

当初は、大人達の喜ぶ西麻布の中華料理店を予約していたそうだが、甥っ子ちゃんが「僕の誕生日なんだから、僕の好きなレストランでいいでしょう!」と、急遽下北沢の甥っ子ちゃんの大好きなイタリアンのお店になった。今年は、良いか悪いかは別として、自己主張がきちんとできるようになった。

去年も料理をお皿に取り分けてくれたりしたが、子供だから真っ先に自分の物だけ沢山盛って、すぐに食べ始めてしまい、お父さんとお母さんに怒られていた。今年も一皿目は、甥っ子ちゃんの大好物の生ハムがやってきて、去年と同じように自分の皿にたくさん乗せた。「ちゃんと、おじさんとおばさんに最初に分けてから、Mのをとるんでしょう!」と言われると、2皿目からはちゃんと、私達の皿に取り分けてから、自分のに乗せるようになった。

大人が話していると、違うトピックで会話に入ってくることはあるが、でも去年は一方通行な話しが、今年は、”会話”を楽しむことができた。

きっと、親にとっては毎日色々注意しながら、「まったくもう~」という感じだろうが、一年ぶりに会うと、ちゃんと躾してきた成果が見れたり、甥っ子ちゃんの成長のしるしが垣間見れたり、おばちゃんにとっては嬉しい限り。

甥っ子ちゃんは、今動物にはまっていて、質問すると生息地から好みの食べ物、特徴まで詳しく話してくれた。「やぶ犬」という、私の知らない犬のことも話してくれた。プレゼントには、動物図鑑とどうぶつかるたをあげたら、とっても喜んでくれて、動物図鑑を見始めたら、急におとなしく熱心に食い入って読んでいた。そういえば、去年もバースデーカードも渡したが、カードには目もくれずにプレゼントを開け始めたが、今年はカードをまず開けて、ひらがなで書いたカードのメッセージを声を出して読んで、喜んでくれた。ここにも成長が・・・・

いよいよ今度の4月から、ぴかぴかの一年生になる。キリスト教の精神を大切にのびのび教育されている学校に入ることができ、おじおばにとっては嬉しい限り。また来年はどんな成長があるのか、今から楽しみ。



義姉のお母様から、嬉しいクリスマス・プレゼントをいただいた。代沢にあるパティスリー シェかつ乃の卵ロール。しかもチョコレトート味も!主人とさっそくいただいたが、卵の味がしっかりでもほんのり、そしてフワフワ、クリームもマッチしていて、あとをひく味。消費期限は気にせずに、じっくり堪能させていただいた。

お腹周りは成長しないことを願いつつ・・・・

2009-12-03

アドヴェント




今週の日曜日から、アドヴェント(待降節)に入った。いつも、「アドヴェント」と聞くと、「救い主が生まれた日を”待つ”」という受身のイメージがあったが、アドヴェントの語源には、「来る」という意味があることを今年初めて知った。「救い主が”来る”!」

今週の陶芸には、待っていた人が来た!4月に辞められたY先生が、また陶芸教室に戻って来られた!11月の時点で、戻ってくる話しを聞いて、実現するのは来年かなと祈って待っていたが、こんなに早く実現するとは思っていなかった。本当に嬉しいサプライズになった。

急須の作成は、コツコツと進められている。同時進行のキャンディーでもいれられる物入れの削りも、急須の注ぎ口の作業の合間にやった。こちらも、なかなかできないなぁと思いつつやっていたが、Y先生が、「漬物とか入れてもいいかもしれませんねぇ~」とおっしゃってくださった一言で、「そうかっ!」と、またヴィジョンが与えられ、焼き上がりが楽しみになってきた。

12月に入って、突然ポインセチアが兄夫婦から届いたり、色々な方からりんごをいただいたり、カタログギフトが届いたり、ガリガリくんアイスの当たりが出たりと、色々なものがもうすでにやって来た。嬉しいかぎり。





世界中が、色々と変化している中で、「2012年」というこの世が終わるという映画も上映されているが、2000年前にこの世に人の形をとってやって来られたメシア(救い主)は、人の罪の身代わりとなって十字架で死なれ、3日目によみがえり、40日後に天に昇られ、そしてまた、この世に戻って来られると、聖書に書かれている。その日がいつ来るかは断言されていないが、来る前にどういう状況になるかは書かれている。来られたときに、ビックリしないように、心構えをしているようにというアドバイスも書かれている。

来ることを待ちわびるクリスマス時期にしたい。次は何が来るかな~・・・・ でも、自分も「来る」側にもならないと!

2009-11-18

楽しくやろう!



先週の陶芸は、家のガス釜の交換があったため、夜の部に行った。この日は、急須の注ぎ口と、蓋の取っ手を作った。紐を積み上げていき、大きな口をきゅっきゅっと指でつめて先端を細くしていく。



とりあえず、こんな形に出来上がった。本当は、もう少し低く作っても良いのだが、以前課題で急須を作った時に、注ぎ口を丸みのある本体に合わせながら削っていく時に、うまく側面に着かづ、削りすぎてかなり短い注ぎ口になってしまったという、トラウマがあるので、意識的に長くした。

今日は、昨日の雨にうって変わり、気持ちの良い日になったが、陶芸教室への道のりはちょっと重く、いつもより遅く到着した。なぜなら、苦手意識のある、注ぎ口の削りが待っていたから。自分の中で「難しい作業」と思っているので、できればやりたくないという思いと、でも、やらなければ終わらないという、葛藤が頭の中でうごめいていた。

教室に着いて、注ぎ口には手をつけずに、もう一個同時進行で作っている、物入れの削りに掛かった。が、すかさずT先生が「Joyさん、注ぎ口やっちゃいましょう!」と、見つかってしまった。とりあえず、先生からどこを削ったらいいかを教えて頂き、恐る恐る削り始めた。

丸みのある本体に合わせながら、隙間なくピタッと着くように削る作業。やり始めると、以前作った時とは違う感覚で、「どの面がどこに接着するからここを削ればいいんだ」ということが、頭の中でなんとなくわかってきた。そうするとだんだん楽しくなってきて、自信を持ちながら削ることができた。



手で持って削っていると、土がどんどん乾いてきて固くなっていく。固くなると削っている最中にひびが入ったり、割れやすくなる。今日は、それに気をつけながら小さなかんなで削った。



そして、削りかすはかなり細かく、土のよう。粘土はやはり土なんだと思わされた。



そしてここまでやって、今日はタイムアップ。全体のバランスが悪いので、もう少し短くしていく。次回が楽しみになった!そして、なんとか完成できそうという希望が出てきた。

人間、やはり希望やビジョンがないと、心がなえてしまったり、ネガティブ思考になってしまう。聖書にも「幻(ビジョン)のない民、みな滅びる」という言葉がある。人間にとって必要なものだ。



今日は違うテーブルで作業をしていた、Mさんの食籠(じきろう)の大作も、こんな素敵な形になってきた。コツコツコツコツと、削りだしている。これに蓋が付く。教室の皆も、完成を楽しみにしている。

そういえば、先週の陶芸教室に、この間、経堂のショップに遊びに行った、3月まで陶芸教室の先生をしてくださっていたY先生が、サプライズで遊びに来てくださった!こんな光景が、教室でまた見られることを心に描きながら、急須の完成に向けて、楽しくがんばろうっと!

2009-11-06

金継ぎ



今週の陶芸で、T先生から金継ぎの仕方を教わった。以前作ったお皿が焼き上がった時に、2mmぐらいの割れ目ができてしまった。割れ目やひびが入っても、金継ぎをすれば、かえってちょっと金が入って、格が上がる雰囲気になる。

まず、シリコン樹脂のようなものを、指で練ってから、割れ目に入れ込んでいく。T先生がこの樹脂のようなものは”おやじ臭"みたいのがするとおっしゃったが、ウ~ン何ともいえない匂いがした。でも、そんな匂いにかまっている暇はなく、早く作業をしないとすぐかたくなってしまう。指で均すように埋め、埋まったら引っかき棒で凹凸になった部分を平らにする。



次に、にかわのようなものを細い筆で埋めた上に塗り、少し乾かしてから、金粉をその上にのせ、指ですり込むように均す。もちろん使った金粉は本物ではない。



出来上がり!

陶芸教室では、今T先生がお一人で教えておられるので、1Fで粘土制作している方々と、2Fで金継ぎ作業している私と行ったり来たりになった。先生がいない間は、一人での作業だった。今までとは違う感じ。



陶芸教室後、夜から久々のNYの画廊のオーナーの通訳の仕事で、広尾の「割烹 久田」に向かった。通訳をやっていて、たまにこのような美味しい料理屋さんでの通訳になる。通訳しながらだが、ちゃんと食べさせていただけるので、感謝だ。人がしゃべっている間に、聞きながら食べるので素早く味わわないといけない。それも慣れてきた。美味しいものの時こそ、素早く味わっても、ちゃんと伝わって、後に残る。


「久田」さんのお料理も、美味しかった。料理長さんが目の前で作ってそれを出してくださる。食材が体にスーっと自然に入ってくる感じがした。特に、最後のメインで出てきた、メンチカツは絶品だった!メンチカツがこんなに軽くなれるなんて思えるほど、スーッと体になじむ感じ。「日本料理屋でメンチカツが出てきてビックリしたでしょう。でもメンチカツも日本食なんですよ。」と。

最後に、料理長の久田雅隆さんが言った言葉が印象に残った。HPに同じ言葉が載っていたので、そちらを紹介する:

「食べ物は私たちの体を創っていきます。人はその人が食べた物の如くなる、とも言われます。私たちが日頃食べている食べ物、飲み物から血液が創られ、細胞が創られていきます。人はその人が食べた物の如くなっていくのです。 食べ物に手を抜くとしっぺ返しが大きいです。体と心に良い料理を作ることをいつも心掛けています。」

一緒にいた、世界中をまわっているベネズエラ人で、日本やアメリカでレストランを経営しているAさんが話してくれた:

「日本食は世界の料理の中で、総合的に見て一番良い料理だと思うんだけど、それを一番理解していないのは、日本人かもしれない。だから僕はそれを日本の人達に気づいて欲しい。」

Aさんは、今度「久田」さんで行われる料理教室に出席するそう。

2009-11-02

教会の鐘



昨日は、年に2回の教会の大掃除の日。きれいにして、暖房機なども出して、冬を迎えクリスマスを迎える。

数日前、「破れている襖の張替えをしたいなー」と、今年のG.W.に赤ちゃんが生まれたMちゃんの一言を聞いて、「できるかもー」っと、つい一度も襖の張替えの経験ないのに声に出てしまった。教会には色々な得意分野を持っている人達がいるので、きっと一緒にやってもらえる人もいるだろうという予想も心に、引き受けた。

ネットで襖の張替えの仕方を調べたり、家にあった大きな刷毛を見つけたり、それなりの準備をして望んだ。

やり始めると、やはりこういうDIYが好きな人が自然と集まった。一人は中1のCくん、そしてそのお父さんである牧師のS先生。Mちゃんの旦那さんも。古い襖の紙を破り、枠をきれいにする時は、Kファミリー。特に、紙を破る時に一番喜んでやってくれたのが、Kファミリーの幼稚園生のHちゃん。私も子供の頃、年末の大掃除で障子の張替えをする時、障子紙を破るのに一番張り切った。

襖紙はMちゃんが用意してくれて、水で貼り付けるタイプのもの。皆で協力しながらなかなかうまく貼れた。

貼る行程で、紙を乾かす時間が必要で、その間に色々な話しをした。今の教会に来てから1年ちょっとなので、まだまだこの教会の歴史については知らない事がたくさんある。教会は、1957年に建てられたもので、老朽化しているところもあるが、私達夫婦は気に入っている。そして、話の中で、教会の屋根裏に鐘が着いている事を聞いた。



以前は、礼拝の前にこの鐘を鳴らしていたそう。時代と共に、鐘を鳴らすと近所迷惑になるということで、今は使われなくなってしまったそう。錆びてしまって、音も良くないらしい。残念。これも磨けば、どうにかなるのだろうか?

襖を取り付けると、「ずっと気になっていた襖がきれいになって嬉しい♪」という感想もいただけた。


襖貼りは、最低3人いるとちょうどよい事がわかった。

2009-10-28

謎?



今日は横浜駅に繰り出した。横浜に住んで3年目。だいぶ何がどこにあるのかわかってきて、今日は目的地に着くまで、人混みを通らずに行くルートを新たに発見できた。

行きつけの店も多くなってきた。その一つに、ほとんどの商品が¥105で売っている、かわいいチェーン店の雑貨屋さんがある。主人がQBハウスで散髪している間に、時間つぶしをしていた時に見つけた雑貨屋さん。百均とは違って、本当にこれが¥105っと思える商品があり、また自分で工夫して色々作るイマジネーションがわくお店。横浜に一人で行く時は、ちょくちょく寄っていた。

でも、9月の終わりに行った時、10月の後半には閉店してしまうという貼紙があり、とっても残念に思った。今日、次は何のお店になっているだろうと見に行ってみたら、まだやっていた。今月末まで閉店セールをやってるのかと思ったら、そんなこともなさそうだ。新着商品と題して、クリスマスの小物が並んでいた。そして、以前見た「閉店します」の貼紙がなかった。よかった~。でもなんで存続することになったんだろう?めずらしいことだし、嬉しい事だが、謎・・・



この秋から、クリスピークリームの箱を持っている人を横浜駅でも多く見かけるようになって、きっと店舗ができたのだろうと思っていた。そして、今日やっと場所がわかった。この箱とロゴが私は好き。韓国で食べた時、フワフワとろけるようなドーナッツだったので、今日も食べてみようと購入した。家に帰って、さっそくその「オリジナル・グレーズド」を食べてみたが、韓国で食べたときのような、フワフワとろける感がなかった。このドーナツになぜ皆、1時間とか行列して買っていたのだろう?ちょっと謎。

主人が戻ってきたら、「チーズケーキ」と「オールベリーズ」を食べてみようと思うが、行列の謎が解けるかな?



これは、最近家の近くの駅のホームの販売機で売り始めた、永谷園から出ている「生姜チャイ」。ジンジャラーには嬉しい一缶。そんなに甘くなく、生姜の味がしっかり楽しめて、体がホカホカした。この冬お世話になると思う。

2009-10-26

工房 昨今



今日は、陶芸とお茶でご一緒のMさんと、3月まで陶芸教室の先生だったY先生の勤める、経堂にある工房とショップ「工房 昨今」(http://www.furyuseikatsu.com/)に遊びに行った。

小田急線経堂駅北口から道一本入った所にあるとっても素敵なショップ。



素敵な陶器や磁器、小物が置いてあった。

お店の奥には工房があり、作られた作品が、




お店からも見える所にある、電気窯で焼かれている。




今日は、台風のせいもあって、お客さんもいなくて、ちょうど窯で焼いている時だったので先生も忙しくなく、3人で四方山話に花を咲かせた。

この工房・ショップは、多摩美を出られたアーティストの方が始められたもので、ショップの家具などとっても素敵なものが多かった。この店の壁は土壁になっていて、トイレも土壁になっていて、とっても落ち着く。



お昼に入った、イタリアンのお店のトイレの壁も土壁になっていて、経堂では土壁が良く使われるのかと、思わず思ってしまった。まあ、ただの偶然だろうが。



最後に、素敵な器と出遭ったので購入して、Y先生のいる工房を出た。帰り道がてら、近くの「すずらん通り」を通り、「甘ぼう」という名の知れた和菓子屋さんで鯛焼きを作っていたので2匹買った。ちょうどよい甘さの餡子で、家に着いて夕食準備前のおやつとしていただいた。

夕食には、さっそく購入した器に納豆を入れて食べた。特売で買ったおかめ納豆が、より美味しく感じられた。良い器は食べ物も美味しくする。

Y先生、Mさん楽しい時をありがとう!