2009-08-12

海のそば




先週、東海道線の国府津(こうづ)に住んでいる、友達の家に遊びに行った。Mちゃん家族は、今年ここに移り住んだ。以前、お茶のお稽古にも体験見学しに来てくれたので、お茶の道具と和菓子を持って、遊びに行った。






途中、大船駅で乗換えで、ちょうどお昼時間と重なったので、憧れの立ち食いそば屋でお昼を取った。と言っても、今の立ち食いそば屋は、大体椅子がある。女性客でも使いやすくなった。券売機の前で、何にしようか迷ったが、暑さもあったのでせいろ蕎麦にした。





食べ終わった頃に、ちょうど東海道線が来てくれた。東海道線は、大船を過ぎると、海が近くなってくる感じがする。国府津駅に降り立った途端、ぷ~んと磯の香りがした。そして、改札から出ると、建物の間から海が見えた。もちろん、電車からも海は見えていたが、駅から海が見えたら、なんか感動した。




Mちゃんが、駅まで車で迎えに来てくれ、まず彼女の家でしばらくおしゃべりをした。彼女の部屋の窓からは、海が見える。何とも羨ましい光景だ。でも、彼女の悩みは、海と家の間に高速道路が通っていて、絶え間なく車の音が聞こえること。それがなかったら、パーフェクトな光景だ。




しばらくおしゃべりしてから、海へ散歩することになった。家の前のこのトンネルを抜けると、1分以内で海に行ける。羨ましいロケーションだ。


この海岸は、すぐ深くなっているということで、遊泳禁止。小さな漁船がすぐそこに来ているので、その深さがうかがえる。釣り人も出ていた。ここでは、タコやきすなど色々な魚が釣れるらしい。


そして、ここは石がたくさんあって、目に付いたものを片手いっぱいに拾った。さすが海にある石は、波でいい感じに丸みがでたものが揃っていた。

この日は、曇りだったので、長く海岸で散歩しながら、おしゃべりできた。Mちゃんいわく、ピーカンだったら、こんなに長くいれなかったとのこと。

海に出ていた時は、波の音で、車の音は全く聞こえなかった。自然の力はすごい。せめて、家の後ろに高速が走っていたら、Mちゃんの悩みはなかったかもしれない。そんなMちゃんも、耳栓と耳あてを利用しながら、音が気にならなくなってきたと。人間の適応能力もすごい。

家に戻り、持ってきたお茶道具と和菓子で、Mちゃんのお母様を交えてお茶を点てた。リビングは2Fにあるので、ここもいい眺め。でも、住んでる人達にとっては、いい眺めですまされない時もあるそう。波が強くなると、波が防波堤にぶち当たった時に、家が振動するそう。そして、もし大きな津波が来たら、一発でアウトだろうと。遊びに行った後に、地震と台風があったので、ちょっと心配になったが、無事だった。


今度は、主人も連れて、釣りに来てねと。国府津は釣り人にとっては、釣りスポットだそうだ。それに、良いサイズのショッピングモールもあって、生活しやすいそう。例のごとく、主人は「国府津に住んでもいいかもね~。通勤圏内だし。」っと。電車は絶対に座れる。う~ん、悪くはないかも・・・・

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